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【Steve Fox(スティーブ・フォックス)】



●【ダメージに関する変更点】

・バリアントコンビネーション(ウェービング・レフト中にLPLP)1発目のダメージが 20→15に減少

・ダックインレフトフック(6RPLP)のダメージが15、15→10、13に減少

・スピットファイアコンビネーション(フリッカー構え中にLPLPLPRP)のダメージ が12、12、12、27→12、9、9、25に減少

・フラッシングスクリュー(ウェービング・ライト中にRP)のダメージが27→22に減少

 旧バージョンで空中コンボや壁コンボに用いていた、ダックインレフトフックとスピッ トファイアコンビネーションのダメージが減少。驚異的だったコンボダメージは落ちてし まった。

 ウェービングから出していけるバリアントコンビネーションとフラッシングスクリュー もダメージが減少。旧バージョンではバリアントコンビネーションはヒット時LKをホー ルドすることでデンプシーロールに派生し、その後のエンドレスロールで一気に体力を奪 い去ることができた。しかし、デンプシーロールへの移行自体が不可能になり、2発目 ヒット時はダウンを奪うように変更されている。

ウェービングから出すバリアントコンビネーションは、LKをホールドして出しても相手が吹き飛んでしまう。


●【硬直に関する変更点】

・ブリティッシュエッジコンボ(LPRPLPRP)の硬直が増加

・ライトアッパー(3RP)の硬直が増加

・イレイザーブロー(666RP)の硬直が増加

・クイックフック(4LP)のやられ側の硬直が減少

・ホーカー・テンペストコンビネーション(フリッカー構え中にLP6LP)の硬直が増加

・ニーボルトブロウ(2LP)の硬直が増加

・ソニックファング(3LP+RP)ヒット時の硬直が増加

 旧バージョンのスティーブの強さを支えていた技の数々が変更されている。

 ライトアッパーは硬直が増えただけでなく、ノーマルヒット時の浮かせ性能が消失。カ ウンターヒット時のみコンボを決められるようになった。これにより、確定反撃、置き 技、スカし反撃として使う意味はほとんど無くなり、気軽に出せなくなってしまった。

 イレイザーブロウとソニックファングは、硬直が増加したことによってカッテイング フック(1RP)などによる追撃が不可能になっている。ソニックファングだけは壁が近い 場合に再度ソニックファングやダーティスマッシュ(1LKRP)で追撃できるが、旧バー ジョンのようにダックインレフトフックでは拾えないので注意。

イレイザーブロヒット後のカッティングフックは起き上がってガードされてしまうため、中段攻撃を混ぜた起き攻めを展開していこう。

 クイックフックは相手側の硬直が減少。連続ヒットしていたクイックフックプレッ シャー(4LPRP)はガードされてしまう。また、フリッカー構えに移行した場合にブリ ストルランサー(フリッカー構え中に4RP)などが連続ヒットしたが、これも不可能に なった。

 ホーカーテンペストコンビネーションは、2発目をガードされると不利になった。2発目 をしゃがみ状態の相手にヒットさせたときの有利も減少しており、アッパーストレート( 3LPRP)やクイックフックによる追撃は決まらない。追撃する場合には、初段の発生 が早いワンツー(LPRP)やライトニングコンビネーション(LPLPRP)を使っていく ようにしよう。


●【その他の性能が変わっている技】

・シーイーグルフック(ダッキング中に6RP)ガード時にしゃがみで硬直をキャンセルさ れてしまったのが不可能に。ダッキングへ移行可能な技からのシーイーグルフックのレス ポンスが向上

 シーイーグルフックの変更は唯一といっていい強化点。旧バージョンではガード時しゃ がみで硬直をキャンセルされて反撃を受けるほどだったが、その心配は無くなった。ガー ドさせればスティーブ側が有利になるため、積極的に使っていきたいところだが、上段攻 撃であることに注意。ダッキングへ移行可能な技からスムーズに出せるようになったの で、レフトアッパーやライトアッパーなどから派生するなどしてうまく使っていきたい。

・ブリテッシュエッジコンボ、クイックブリテッシュエッジコンボ(RPLPRP)の硬直 をキャンセルして投げに移行可能になった

 ブリティッシュエッジコンボからの投げはバレていない相手には非常に有効。ジャブの発生が遅い相手には割り込まれず、しゃがみステータス以外の技には一方的に打ち勝て る。ただし、ブリティッシュエッジコンボは4発目ガード時にジャブクラスの反撃が確定 してしまうほか、相手側にシットジャブを出されると投げに移行した場合もそうでない場 合にも負けてしまうことを覚えておきたい。

・ワンツースリー(LPRPLP)、ライトストレートレフトフック(RPLP)からクイッ クターンへの移行が不可能に。

 これも戦術に大きく影響する変更点の一つだろう。クイックターンからのターンパンチ (クイックターン中にRP)はジャブの発生が遅いキャラには割り込まれなかったため、 ワンツースリーから強引に攻めを展開できたが、『5.1』ではその戦法は不可能になっ た。幸いスピットファイアコンビネーション3発目までからならば、従来通りクイック ターンに移行できる。空中コンボに困ることは無いのでご安心を。

・立ち途中RPの浮かせ性能が削除

 相手の下段攻撃をガードしたときの反撃や、二択を迫る際の中段攻撃として活躍した立 ち途中RPも、大きく弱体化してしまった。ノーマルヒットはもとより、カウンターヒッ トでも相手の状態が立ち・しゃがみに関わらず浮かせられなくなってしまった。使用する 場面はほとんど無いといっても過言ではないだろう。

立ち途中RPは、相手が立ち状態であれしゃがみ状態であれ浮かない。旧バージョンの癖で下段をガードしたときの反撃に使わないように注意しよう。


●【変更点を含めた基本戦術】

 まずは確定反撃を見直すことが重要。ライトアッパーは当てた場合のリターンが無く なっているため、確定していた場面ではダブルライトアッパー(3RPRP)を使用するよ うにしたい。ダブルライトアッパーは立ち状態の相手に当てた場合でも浮かすことが可能 だ。ただし、相手との距離が離れていた場合はジャブなどで拾うことが困難な事が多 い。相手が遠い場合はソニックファングで拾うなど、距離確認が重要になるぞ。

 下段攻撃をガードした場合は、硬直差に応じて反撃技を使い分けることが重要。立ち途 中RPの浮かせ性能が無くなったため、ほとんどの場面でイーグルクロウ(立ち途中に LPRP)で代用することになる。カズヤの奈落払い1発目(6☆23_RK)などの硬直が 大きい技をガードした場合は、スカイハイ(9RP)で反撃したい。ただ、ロウのドラゴン テイル(1RK)、ニーナのレッグスイープ(しゃがみ状態で3RK)ガード後など、非常に 硬直が大きくてもスカイハイが空振りしてしまうときもある。上記のような場合には、 シーホークアッパー(ダッキング中にRP)を使用するようにしよう。


●【基本コンボ】

1. ダブルライトアッパー(3RPRP)→ジャブ→ダックインレフトフック~フリッ カー構え(6RPLP4)→スピットファイアコンビネーション1発止め(フリッカー構え中 にLP)→クイックターン(LK+RK)→ターンパンチ(クイックターン中にRP)  ダメージ:52

2. スカイハイ(9RP)→クイックブリティッシュエッジコンボ2発止め~フリッカー構え (RPLP4)→スピットファイアコンビネーション1発止め(フリッカー構え中にLP)→ ダックインレフトフック~フリッカー構え(6RPLP4)→スピットファイアコンビネー ション1発止め(フリッカー構え中にLP)→クイックターン(LK+RK)→ターンパンチ( クイックターン中にRP)  ダメージ:72

3. シーホークアッパー(ダッキング中にRP)→シーイーグルフック(ダッキング中に 6RP)→ダックインレフトフック(6RPLP)→ダックインレフトフック~フリッカー 構え(6RPLP4)→スピットファイアコンビネーション1発止め(フリッカー構え中に LP)→クイックターン(LK+RK)→ターンパンチ(クイックターン中にRP)  ダメージ:78

 1は確定反撃や下段さばき成功時に使っていくコンボ。相手との距離やさばいた方向次 第では、ジャブで拾えなくなる場合があるので注意。その場合はダブルライトアッパー の後にソニックファングやプラスワン(相手ダウン中に2LP+RP)で追撃しよう。

 2はスカイハイからの大ダメージコンボ。難度が高いと感じる場合は、クイックブリ テッシュエッジコンボ後のスピットファイアコンビネーションを省くと安定する。

 3は高難度だが非常にダメージの大きいコンボ。シーイーグルフックをタイミングよく 出さないと相手の裏に回ってしまったり、シーホークアッパーに化けてしまうので注意。 シーイーグルフックさえうまく決めれば、その後は最速で技をつないでいくだけだ。


●【壁コンボ】

1. 壁やられ・中 or 強→スピットファイアコンビネーション(フリッカー構え中に LPLPLPRP)  ダメージ:37

2. 壁やられ・中 or 強→ダックインレフトフック~フリッカー構え(6RPLP4)→ チョッピングライト(フリッカー構え中にRP)  ダメージ:35

 両者共に旧バージョンから変わらずに使用できるコンボ。技のダメージの低下とダウン 状態の相手へのシステム変更に伴い、両コンボともにダメージが大きく低下している。ス ピットファイアコンビネーションで締めた場合には、右側に横転受け身を取る相手にター ンカッティングフックを背後からヒットさせられるぞ。


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(2005年9月20日)

[Reported by 鉄拳攻略チーム]



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