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【馮 威(フェン・ウェイ)】



●【ダメージに関する変更点】

・前掃腿(横移動中にRK)クリーンヒット時のダメージが15→10に減少

・疾火蓮弾(LPRPRP)のダメージが5、10、12→5、8、10に減少

 フェンの技の中で、ダメージに関する変更点は二つ。前掃腿と疾火蓮弾のダメージが下 がっている。疾火蓮弾は確定反撃用の技なので今まで通り使っていくことになるが、前掃 腿に関しては別。ガード時の硬直が大幅に増加しているので、ローリスク・ハイリターン な技ではなくなった。下段攻撃として使っていくよりは、相手の攻撃を横移動で避けたと きに出していく使い方を重視していこう。


●【硬直に関する変更点】

・撲面掌(4LP)のフェン側の硬直が増加

・倒震脚(相手ダウン中に2RK)のフェン側の硬直が増加

・前掃腿(横移動中にRK)ガード時、フェン側にひるみモーションが追加

・交牙落襲(1LP+RPRP)のフェン側の硬直が増加

・旋風地背脚(【LKRK】LK)1発目のガード側の硬直が軽減

・返し技(4LP+LK or RP+RK)成立後のフェン側の硬直が増加

・掌把 or トウ脚しゃがみヒット後のやられ側の硬直が軽減

 硬直に関する変更点は非常に多い。まず、撲面掌がガードされると、10フレーム不利に なってしまった。しかも、『5.1』ではカウンターヒットさせても相手が後転受け身を取 れるようになったので、リスクとリターンがかみ合わない技になったといえる。

撲面掌は確定する場面で使っていこう。デビルジンの羅刹門2発止め(46RPLP)をガード した際にオート横移動で硬直をキャンセルした後などが代表例だ。

 倒震脚と交牙落襲はフェン側の硬直が伸び、この技で空中の相手をたたき付けた後に確 定する追い打ちが無くなった。これにより、コンボは今までと違ったものを使っていく必 要性が出てきたぞ。

交牙落襲後のしゃがみ中LKが確定しなくなった。しかし、ここで起き上がろうとする相手 にはしゃがみ中RKがヒットする。

 相手の左パンチによる攻撃を返し技で取ったとき、旧バージョンでは倒震脚が確定した が、『5.1』ではフェン側の硬直が伸びており、確定する追い打ちは無くなった。しか し、返し技返しされないという利点はそのまま残っているので、相手のパンチ技を読んだ ときには積極的に使っていってもいいだろう。

 掌把 or トウ脚がしゃがみヒットした際に相手は尻もち状態となるが、そのときの有利 フレームが減少した。とはいっても、簡単に相手を浮かせられる程度に有利な状況なの で、そこまで気にするほどの変更点ではない。


●【その他の性能が変わっている技】

・跌釵(1LK)カウンターヒット時にダウンを奪えなくなった

 跌釵はカウンターヒット時にダウンを奪わなくなったので、しゃがみステータスを活か して上段攻撃に合わせる出し方はほとんど必要無くなったといえる。純粋にガードを揺さ ぶるための下段攻撃として使い、ヒット後の攻めで相手を切り崩していこう。フェンはほ かにも蒼蛇落襲(2RP)や落襲把(しゃがんだ状態から3LP)といった優秀な下段攻撃を 持っているので、これらを今までよりも多めに使っていくといい。

蒼蛇落襲と落襲把の二つは性能の変更が無い。どちらもカウンターヒット時に倒震脚で追 い打ちできる上、ガードされても大した反撃は受けないので強力だ。しゃがみステータス が付いているのも強みの一つ。

・飛天脚(7or8or9RK)を8RKで出した場合、ヒット時の相手の浮きが低くなった

 8RK入力による飛天脚は、ヒット時にコンボが入らなくなってしまったので、使う必要 はほとんど無くなった。飛天脚を出すなら必ず9RK入力で出すようにしよう。


●【変更点を含めた基本戦術】

 フェンは『5.1』にバージョンが変わり、闘い方を大きく変える必要が出てきたキャラ だ。まず、前掃腿をガードされたときのスキが非常に大きくなったので、横移動から側テ キ腿と前掃腿による二択を仕掛けにくくなった。とはいっても、側テキ腿の方はガードさ れても反撃を受けないので、こちらを多用しておけば前掃腿をガードされる確率は低いだ ろう。

 また、撲面掌は硬直が増えた上にカウンターヒット時に相手が後転受け身を取れるよう になったので、使う必要性はほとんどなくなってしまった。もともと、フェンには返し技 や前掃腿、拐肘(LP+RP)、虎撲掌(66_LP+RP)、剛掃腿(1RK)、単鞭(46LP)など、 避け性能やさばき性能を持った技が多い。撲面掌に頼ること無く、こういった技を状況に よって使い分けることができるかどうかプレイヤースキルが問われるところである。

 立ち回りに関しては、前掃腿による積極的な二択を仕掛けにくくなった分、やや防御的 なスタイルに重きを置くのが良いのではないだろうか。相手の攻撃をスカしての嶽寸靠 (4LP+RP)を常に狙って相手にプレッシャーを与え、スキを見て跌釵や掌把からの連係 でダメージを与えていきたい。


●【基本コンボ】

1. 飛天脚(9RK)→掌把(3LP)×2→右脚爪蹴破(6RKLK)→跌釵(1LK)  ダメージ:55

2. 側テキ腿(3LK)→立ちLP→入環嶽寸把2発止め(6RPLP)→交牙落襲(1LP+RPRP)  ダメージ:53

3. 前掃腿(横移動中にRK)クリーンヒット→掌把(3LP)→入環嶽寸把2発止め(6RPLP) →嶽寸靠(4LP+RP)  ダメージ:50

 交牙落襲→シットスピンキック(しゃがみ状態でLK)や、倒震脚→跌釵が確定しなくなったので、今までとは違 うコンボを決める機会が多くなった。

 3のコンボは、嶽寸靠を先行入力で出そうとすると入環嶽寸把の3発目が出てしまうので 注意。それでもコンボは決まるが、嶽寸靠を決めた場合よりもダメージが落ちてしまう。 また、このコンボは軸と相手キャラによっては掌把を2発に増やすことが可能。前掃腿を 左横移動から出して当てた場合に決めやすいぞ。


●【壁コンボ】

・壁やられ・中→疾火蓮弾~背向け(LPRPRP4_)→振り向きローキック(背向け中に2RK)  ダメージ:19

 壁コンボのシステムが変更になっただけでなく、疾火蓮弾自体のダメージが下がってい るので、疾火蓮弾→振り向きローキックのコンボはあまりダメージを与えることができな い。しかし、壁やられ・中から簡単に狙えるコンボであり、その後の状況にも優れている ので、まだまだ使っていくことになる。

 ただし、相手キャラがロジャーの場合は、振り向きローキックが空振りしてしまうので 注意。この場合は振り向きローキックではなく、焚把(背向け中にLK)を出そう。左横転 受け身以外の選択肢では回避不能となる。

 なお、振り向きローキックの後は落襲把(しゃがみ状態で3LP)を出すのが有効。ダウ ン状態を維持する相手にもヒットする上、左右どちらの横転受け身に対しても空振りしに くい。中段攻撃の選択肢と合わせて二択にしていこう。


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(2005年9月20日)

[Reported by 鉄拳攻略チーム]



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