SCEI、日米欧のソフトウェア制作部門を統括する 「SCEワールドワイド・スタジオ」を新設
9月14日 発表
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントは、日米欧の3地域のソフトウェア部門を統括する新組織「SCEワールドワイド・スタジオ(SCE WWS)」を9月1日付けで新設したと発表した。
これまで同社は、全世界を対象にしたソフトウェアを提供していたものの、開発は基本的に日米欧の3地域で独立したスタイルで進めていた。SCE WWSは、各地域の特色を生かしたソフトウェア制作を推進するとともに、人的交流や融合、再配置などを、より効果的に進めていくことを目指す。
SCE WWEのプレジデントには、Sony Computer Entertainment Europeのエグゼクティブ バイスプレジデントを務めるフィル・ハリソン氏が就任する。ハリソン氏は、「SCEグループのソフトウェア制作部門が保有する創造力と才能を結集することにより、コンピュータエンタテインメントの世界を劇的に変えていきたいと思っています。最高のメンバーとともに新たな挑戦ができることを誇りに思います」と意気込みを語っている。
同社の社長兼グループCEOの久夛良木健氏は、「SCEはこれからの10年に向けてソフトウェア制作ビジネスを一層強化し、PSPおよびプレイステーション 3をはじめとする新たなプラットフォームに向けて魅力的なコンテンツを制作してまいります。ハリソンのリーダーシップによりさらに強力なコンテンツが生み出されることを確信しています」とコメントしている。
□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
http://www.scei.co.jp/
□ニュースリリース (PDF形式)
http://www.scei.co.jp/corporate/release/pdf/050914a.pdf
(2005年9月14日)
[Reported by 石田賀津男]
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