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「ゲームボーイミクロ」発売は落ち着いた気配でスタート
「ファミコンバージョン」が人気ながら他色も好調

9月13日 発売

価格:12,000円

ビックカメラ新宿西口店では、11,800円(10%ポイント還元)で販売
 任天堂株式会社は、携帯ゲーム機「ゲームボーイミクロ(GBM)」を9月13日に発売した。

 発売日当日の新宿の家電量販店では、早朝販売などを行なう店もなく、通常どおりの時間に営業を開始。9時30分開店のヨドバシカメラ新宿西口ゲーム・ホビー館では、開店直後に20~30人が店内で列を作ったが、特に混乱もなく、淡々とした雰囲気で販売された。

 10時開店のビックカメラ新宿西口店でも、開店前にやや人が集まり始めたものの、行列ができるほどではなかった。店内では約30人ほどがレジを待つ列を作ったが、30分とかからずに列は解消。しかしその後も全てのレジが空くことはなく、爆発的ではないにせよ売れてはいるという様子だった。

 購入者を見ていると、平日ということもあってか、20代から30代のいわゆる「ファミコン世代」の男性が多く、そのほとんどが「ファミコンバージョン」を購入していた。女性も比較的多く見かけたが、こちらは大抵がブルーやパープルなどのカラーモデルを購入しており、ユーザー層によって全く異なる志向が見られた。

 ソフトを同時に購入する人も多く、テレビコマーシャルの効果もあってか、同日発売の「ファミコンミニ スーパーマリオブラザーズ(再販版)」や「Dr.MARIO & パネルでポン」がよく売れていた。また、これらのソフトだけを購入していく人もちらほらと見られた。このほか、店頭で「PLAY-YAN micro」を買おうとする人もいたが、こちらは通販専売となっており、店頭では販売されていないので注意していただきたい。

 ビックカメラ新宿西口店の担当者は、「入荷数は『ファミコンバージョン』が最多だが、他の色も相当数用意している。すぐに売り切れることはないと思うが、入荷数の約半分は予約分で出ている。翌日まで残っているかどうかはわからない」と話している。また同店ではGBMに触れる体験コーナーが用意されているので、興味がある方は一度お試しいただきたい。

開店直前のビックカメラ新宿西口店の様子。行列ができるほどの人は集まっていない 5階のゲーム売り場では、開店直後から約30人ほどがレジを待つ行列を作った 売れ筋はやはり「ファミコンバージョン」。ソフトやアクセサリ類を合わせて購入する人も多かった
ゲーム売り場入口に用意された専用コーナーには、レジの行列がなくなった後も人だかりができていた。注目度の高さをうかがわせる 店内には実際にGBMに触れる体験コーナーを設置。じっくり眺めて質感などを確かめたいという人はまずこちらへ


□任天堂のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/
□「ゲームボーイミクロ」のページ
http://www.nintendo.co.jp/micro/
□関連情報
【8月23日】任天堂、「クラブニンテンドー」のポイント景品に
ゲームボーイミクロ用「ファミコンIIコンバージョン」フェイスプレートを追加
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050823/gbm2.htm
【8月22日】任天堂、「ゲームボーイ ミクロ」
「ファミコンバージョン」のデザインを公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050822/gbm.htm
【8月18日】任天堂、「ゲームボーイ ミクロ」
9月13日に12,000円で発売
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050818/gbm.htm

(2005年9月13日)

[Reported by 石田賀津男]



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