価格：未定

登場キャラクタイラスト

　株式会社ナムコは、ニンテンドーDS用クイズゲーム「このクイズ野郎!!(仮)」を発売する。発売日、価格は未定。

　ナムコとクイズゲームと言えばピンとこない方もいるかもしれないが、アーケード用として発売されたタイトルを含むとその数は多く、歴史も深い。「爆裂クイズ 魔Q大冒険」、「青春クイズ カラフルハイスクール」、「子育てクイズ マイエンジェル」シリーズ、「ダービークイズ・マイドリームホース」など、数多くの名作・珍作を発売してきたが、特徴としてはクイズ+育成ストーリーというスタイルが多いと言えるだろう。

　そして、今回発表されたのがニンテンドーDS用本格派クイズゲーム「このクイズ野郎!!(仮)」。本作はストーリーを重視したクイズゲームで、舞台設定、登場キャラクタなどがナムコテイストらしくユニークな設定となっている。クイズの種類も豊富で○×クイズや四択クイズ、マッチ棒クイズ、記憶力を要するクイズなど7,000以上のクイズを収録。知識だけでなく、ひらめきや計算力、記憶力までもが問われる内容である。

　収録されているモードは、キャラクタを選択し、全世界最強クイズ王座決定ウルトラトーナメントの優勝を目指す「シングルモード」、ダウンロードプレイ形式による2～8人までの1カートリッジ対戦を楽しむことができる「通信プレイモード」、ゲーム中に登場したミニゲームをプレイできたり、これまでの成績や記録を観覧することができる「オマケモード」の3つ。

　「シングルモード」で選択するキャラクタには選択肢が減る、解答時間が増えるといった特殊能力がそれぞれに用意されている。4択クイズをはじめとして多種多様な形式のクイズを答えていくことでストーリーが進行し、草木が生茂るジャングルを舞台にピラニアが生息する河でクイズを行なう「ジャングルステージ」、断崖絶壁から飛び降りで解答権を手にする「孤島ステージ」、火口に向かってチキンレースを戦う「火山ステージ」など、世界各地を舞台としたステージが登場する。

　「通信プレイモード」で対戦できるモードは、次々に出題されるクイズに答えて獲得できる点数を競い合う「早押しクイズ」と参加者全員で何問のクイズを解答できるかにチャレンジする「協力プレイ」の2種類。「早押しクイズ」で好成績を残したプレーヤーと「協力プレイ」でハイスコアをだしたプレーヤーは、オマケモードの“殿堂”に名前を残すことができる。

【スクリーンショット】
出題される問題の答えを4つの選択肢から解答を選ぶ、四択クイズ。タッチペンを使って解答を選択する		出題される問題の答えが「○」か「×」で答える、○×クイズ。タッチペンを使いキャラクタを「○」か「×」の場所に移動させて解答する

マッチ棒をタッチペンで移動、回転させて上画面に表示される条件を満たすとクリアとなる「マッチ棒クイズ」。マッチ棒の先をタッチすれば回転させることができる		下画面に並んで表示されるカードを覚え、それらのカードが裏返った後に上画面に表示されたカードと同じ絵柄のカードをタッチペンで選択して当てる「カード記憶クイズ」
上画面にある一枚の絵が下画面に何分割かになって表示されている。その一辺をタッチペンを使って移動させ、上画面と同じ絵を作る「ジグソーパズルゲーム」		左右に表示される絵や文字と、同じ内容のものどうしの点を線でつなげるクイズ	一定時間以内に決まった問題数を正解しなければならない「即計算クイズ」
表示される複数の金貨袋の中に偽の金貨が入った袋が混ざっている。 袋を天秤測りに乗せて測定し、1個だけ重さの違う金貨袋を見つけよう	左右もしくは上下の対称で表示される球の配置を、同じものもしくは線対称なものに配置しよう	上がりになるために必要な牌をタッチペンで指定して当てるクイズ	上画面の表示される条件にあった麻雀牌をタッチペンで指定して切るクイズ

【ミニゲーム】
タッチペンで砂をかきわけ、中に埋もれている自分のお宝を発見しよう	丸太の底をタッチペンでこすって素早く回転させ、川を先に渡れたほうが勝利	トロッコの左右交互に現れる「PUSH」を素早くタッチしてトロッコをより早く出口に向かわせる
障害物を避けてライバルよりも早く、多くのコインを集めよう。シングルモードでは一定枚数集めれば、クイズの回答権を得られる	走っているトロッコをタッチペンでタッチして、ブレーキをかけてトロッコを止める。ただし勝利するには、火口ギリギリで止まらないとダメだ	自分と自分の味方であるキャラの両方をタッチペンで操作して、 氷の深い割れ目を避けながら、割れ目に落ちないよう逃げ回ろう

【プロローグ】

ついに開幕した全世界最強クイズ王座決定ウルトラトーナメント!!　東京・国立(こくりつ)クイズ競技場には、真のクイズ世界一と優勝賞金100億円を目指して、世界中から20万人ものクイズ選手が集結した!!　日本のクイズ王、アジアナンバー1、ヨーロッパ女流チャンピオン、IQ200でIT長者の天才少年など、そうそうたる顔ぶれ。中でも、ひときわ注目を集めるのは、前年度、中学クイズ全国優勝に輝いた日本期待のホープで、「プリンス」と呼ばれる、ラ・メール高校1年、若ノ宮 未知流(わかのみや みちる)であった。彼の登場を観客は大歓声で迎える。 　そんなプリンス・若ノ宮を見て闘志を燃やす無名の高校生がいた。久井豆東(くいずひがし)高校1年、解道 究児(かいどう きゅうじ)である!!　究児は、前年の中学クイズ県大会で若ノ宮と死闘を演じ、試合には敗れたものの、内容では決して負けていなかった。そして今度こそは絶対に若ノ宮に勝ってやると意気込み、子分のチョロピンと、幼なじみで「マヤッペ」と呼ばれる、サンフラワー女子高校1年、小森 マヤ(こもり まや)の2人とともに、クイズに挑むのであった。 　そして大歓声の中、始まったクイズトーナメント1次予選。だが、その歓声は1問目が終了した途端、悲鳴に変わった。恐ろしいワナが仕掛けられた大会。大会の裏で暗躍する悪の存在。果たして、究児たちは大会を無事に勝ち抜くことができるのだろうか。そして、究児と若ノ宮の勝負の行方は。優勝は誰の手に!! 【デモシーン】

■ 『熱血クイズバカ』 解道研児

　本名：解道 研児(かいどう きゅうじ)　久井豆東(くいずひがし)高校1年生
　必殺技：稲妻撃ち(ひらめきによるパワーを指先に集め、解答ボタンを叩く)

　久井豆第二中学出身。

　昨年、同中学のクイズ部主将として部を率いて中学クイズ大会に出場し、中学県大会決勝まで勝ち進むが、ライバルのラ・メール中等部に敗退。人に縛られることなく、我が道を行くタイプ。それに加えて熱血漢で、クイズのこととなるとすぐ熱くなる。

　何やら訳ありの血筋で、悪の集団から常に狙われているようだが……。

■ 『シッカリ委員長』 マヤッペ

　本名：小森 マヤ(こもり まや)　サンフラワー女子高校1年生
　必殺技：回し蹴り(回し蹴りで解答ボタンを押す)

　久井豆第二中学出身で、究児の幼なじみ。

　昨年、同中学の女子クイズ部主将として中学クイズ大会に出場。女子の部で全国大会まで勝ち進むが、2回戦で敗退。気が強く、活発で常に究児にライバル心を燃やす。細かいことに口うるさいのが玉に傷。

　賞金目当てで全世界最強クイズ王座決定ウルトラトーナメントに参加。

■ 『空回り名人』 チョロピン

　本名：不明　久井豆西(くいずにし)高校1年
　必殺技：頭突き(頭突きで解答ボタンを押す)

　久井豆第二中学出身で、究児の子分。

　昨年まで、同中学のクイズ部レギュラーだった。背がとても小さいが、俊敏さと情報通という長所で短所をカバー(のつもり)。気合いだけが空回りするタイプで抜けていることも多く、失敗が多い。

　究児への忠誠心が異常に強く「アニキ」と呼んで慕っている。「～でやんス」が口癖。

【その他の登場人物】
プリンス	ミスター	ヒンコン	パラソル
プティ	クリエモン	カルパッチョ	メロン
司会者	レポーター

(C) NAMCO LTD., ALL RIGHTS RESERVED.
※画面は開発中のものです。

□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□ナムコチャンネルのページ
http://www.namco-ch.net/

(2005年9月2日)

[Reported by 志賀康紀]

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