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会場:TIME24タイムプラザ
「BIGLAN socket1」は、LANパーティーには珍しく、これをメインで遊びましょうというメインゲームが設定されているのが特徴のひとつ。今回のメインゲームは「バトルフィールド2」で、会場に専用サーバーが用意され、LAN環境で対戦が楽しめるようになっている。もっとも、参加者達は、そんな事情はお構いなしで、LANパーティー御用達の「Counter-Strike」を初め、「World War II Online」、「Grand Theft Auto」、「DOOM II」などなど好みのゲームをプレイしていた。 12時参加組がPCの設置を終えた14時からは、BIGLAN実行委員会のスタッフから、スタッフやスポンサーの紹介、初日のスケジュールなどがアナウンスされた。発起人のひとりであるKINTA氏は「3日間一緒に楽しみましょう」と挨拶。KINTA氏だけでなく、すべてのスタッフは会場にPCを持ち込んでおり、参加者と一緒に存分にゲームを楽しむ方針。運営は各スタッフが持ち回りで担当する仕組みになっているのがおもしろい。主催者と一般参加者が分け隔てなく横並びでワイワイゲームを楽しめるのがLANパーティーの醍醐味だ。 会場は、通常は会議室として利用されるようなシンプルな部屋が使われており、2人がけのビジネスデスクが数列に渡ってズラリと並べられ、その上にIBMの17インチモニタが置かれていた。照明を落とすと、一気にネットカフェ風のサイバーかつアダルトな感じになる。 参加者は、持ち込んだPCでゲームを楽しんだり、スポンサーのブースを覗いたり、あるいはデコレートされたPCを数人で品評したりなど、LANパーティーの楽しみを満喫していた。その一方で、開始4時間で観戦者はゼロという数字が示すように、ゲームコミュニティ外の一見さんには、まだまだ敷居が高いかなという印象がある。
KINTA氏は、今回の開催をきっかけにコミュニティの輪を広げ、行く末は1,000人、2,000人規模まで育てたいと将来の展望を語ってくれたが、どのようにして新規参加者を獲得していけるかが今後の課題になるだろう。
□BIGLAN実行委員会のホームページ (2005年8月19日) [Reported by 中村聖司]
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