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【エウレカセブン TR1:NEW WAVE】
価格:7,140円
第2部においては、9月29日の発売が予定されているプレイステーション 2用ソフト「エウレカセブン TR1:NEW WAVE」のプレゼンテーションが行なわれた。「エウレカセブン TR1:NEW WAVE」はテレビアニメーションよりも過去を舞台にしている。このため、アニメーションの主人公、レントンとエウレカは登場しない。しかし、重要な役所となるホランドはゲームでも重要な役として登場する。 ゲームの主人公は、18歳のサムナ・スタージョン。塔州連邦軍の部隊であるソーヤ隊に所属するLFOライダー。名門の出身で育ちがイイ。つまり、アニメーションとは逆に塔州連邦軍の視点から物語が語られることとなる。シリーズ構成を担当する佐藤大氏によれば、「アニメーションもゲームも男の子が恋に落ちた瞬間から物語は始まる」と語っていた。 イベントでは実機によるデモプレイが披露された。このゲームの特徴的な点は、シームレスにゲームが展開する点(同社ではこれをヴァリアブルアクションと命名)。巨大なLFOが戦闘を繰り返している場面で、主人公は生身のままリフボードに乗り移動しながらLFOに近づいていき搭乗する。このキャラアクションのときの巨大なLFOとの対比がなかなか迫力があって面白い。そして搭乗すると、そのままLFO同士の対戦となる。様々な場面が想定されるが、1対多の戦闘場面も発生する。 アクションシーンのカメラワークもなかなか迫力があり、デモプレイを見た上ではアクションシーンの迫力も期待できる。とにかく画面の切り替えが発生せずに、とぎれなくアクションを楽しめる点がいい。ちなみにキャラアクションシーンでは自分の足で走ることも可能だが、体力ゲージが設定されているようで、デモプレイでは走ると疲れてヘトヘトになり肩で息をするシーンも見られた。 ゲームのポーズ画面などもテレビアニメの画面構成を意識したデザインとなっており、ファンならば楽しめる工夫がされている。何より、テレビアニメのストーリーと密接につながっているため、こちらも注目せずにはいられないだろう。逆にゲームファンにとってはアクションゲームとしてアピールするだろう。逆にここを入り口にテレビアニメにはまるという手もある。
同作品は、9月中旬に開催される東京ゲームショウ2005で出展される予定で、そこでは自由に遊べるようになるという。制作を担当しているベックの徳島ディレクターは「ラストスパートで作っているので、楽しみにしてください」とコメントし、締めくくった。 (C)2005 BONES/Project EUREKA・MBS (C)BANDAI 2005 ※パッケージ・画面等は開発中のものです。
□「交響詩篇エウレカセブン」のホームページ (2005年7月27日) [Reported by 船津稔]
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