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【隔週連載第3回】ユーザーの視点から感じたノーラスの姿をレポート

エバークエスト II 連載
~ノーラス“見・遊・触・楽”記~


Good都市「ケイノス」とEvil都市「フリーポート」
両都市で発生するクエストを存分に楽しむ


 前回では、Good、Evil共にそれぞれのホームタウン「ケイノス」と「フリーポート」で市民権を獲得するまでの道のりを紹介した。その中では「ケイノスの正義のカタチ」と「フリーポートの自由のカタチ」の意味を垣間見ることができた。

 今回は「ケイノス」と「フリーポート」のテイストを、それぞれの都市に住むNPCとクエストを軸にして探っていこうと思う。両編ともにクラス選択のクエストまでを紹介している。クエストのバックグラウンドにまで踏み込んでいるのでボリュームたっぷりになってしまったが、現役プレーヤーも、未経験者もぜひ楽しんでほしい。


『冒険記第3回~Good編~』 クエストで装備を整え、クラス選択にチャレンジ!

 前回では、ケイノスでの住居を確保、害獣を退治してケイノスのために働き、最後には薄暗い地下墓地の一角で裏切り者たちを処罰するというケイノスという街の暗部に触れつつ市民権を獲得した。

 今回はGoodの中心、象徴とも言うべき都市「ケイノス」の中枢である市内を巡りつつ、そこに住んでいるNPCたち、そして彼らを始め様々なポイントから取得できる仕事「クエスト」を紹介しつつ、より深くケイノスという街を見つめていこう。

 住居を確保し、市民として自由にケイノスの市内を歩けるようになった私。ここからは冒険者としてケイノスのために、そして自分のために歩み始めることになる。とはいえ、まだ装備している武器や防具は「ないよりはまし」という程度のものばかりであり、肝心の所持金もほとんどの場合は心もとない額しか持っていないだろう。とにもかくにも仕事、つまり「クエスト」をしていき、その報酬で装備を整え、経験値を得てレベルを上げていくのが最善だろう。

特定の場所や土地を訪れると、光と音と共にアドベンチャーレベルの経験値を得ることができる
 クエストジャーナルを開いてみると、「ケイノスの新市民へ」というクエストが追加されている。このクエストはケイノス内外の名所とも言える場所を確認していこうというものだ。このクエストに限った話ではないのだが、特定の名所、つまり名前がつけられているような土地にたどり着くと、冒険者としての技量である「アドベンチャーレベル」の経験値を得ることができる。知識として場所を覚えたということと、冒険者としての経験が増えたということに対する報酬なのだろう。まずは「ケイノスの新市民へ」に記されている都市内の場所を巡りつつ、NPCから仕事をもらっていくことにしよう。

 一言でNPCと話してクエストをもらうと言ってみたものの、ケイノス内で取得できるクエストだけでもかなりの量がある。具体的に言うとこの時点(レベル6程度)で取得できるものだけでゆうに50個は超えるだろう。ひとつひとつをじっくりとこなしていくのももちろんよいのだが、今回私は、とりあえず片っ端からクエストを受けてまわり、20や30ほどのクエストがジャーナルに溜まってきたら一気に終わらせていくという方法を取ってみた。一人のNPCが複数のクエスト完了への対象者になっていることがあるのが大きな理由だ。

EverQuestII Playersにはキャラクタ情報をはじめギルドサーチやアイテムデータベースも用意されている
 ここで少し閑話休題して、EQ2にはどれほどのクエストがあるのか? というのを少し考えてみよう。現状の結論としては「どれほどのクエストが現時点で用意されているのかはわからない」という答えとなってしまう。最大の理由は把握できる程度の量ではないというものであり、いまだ全容が解明されていないというものだ。Station.comにあるEverQuestII Playersではプレーヤーキャラクタやギルドの情報が閲覧できるのだが、ここで世界中のEQ2プレーヤーの中で最も多くクエストを完了している人を見てみたところ1,630という完了数を確認できた(2005年7月上旬時点の数字)。少なくとも現時点で1,000以上のクエストが存在するということだ。

 こちらの冒険に話を戻そう。ケイノスという街は、市内区の4エリアに加え、市外区の6エリアで構成されている都市だ。ちなみに市外区のあとにカッコで記載しているのは、そのエリアを拠点としている種族となっている。

ケイノス市内区
 ・北ケイノス
 ・南ケイノス
 ・ケイノス港
 ・エルダーグローブ
ケイノス市外区
 ・ボーブルシャー(ノーム、ハーフリング)
 ・キャッスルヴュー・ハムレット(フロッグロック、ハイエルフ)
 ・グレイストーンヤード (バーバリアン、ドワーフ)
 ・ネトルヴィル・ハヴェル (ヒューマン、ケラ)
 ・スタークレスト・コミューン(エルダイト、ヒューマン)
 ・ウィローウッド(ハーフエルフ、ウッドエルフ)

 上記のエリアを歩き回りNPCと次々に話して行く。各エリアにはそれぞれに30人程度、多いエリアでは4、50人程度のNPCが存在していて、その中から大体、3人に1人はなにかしらのクエストを所持しているという感触だ。クエストの内容は本当に千差万別。いくつかのクエストを紹介しよう。

のんびりと釣りをしているケラは、魚のために違法行為もいとわない!?
さっぱり魚が釣れないとぼやくケラは、ケイノス港の桟橋に魚がいるか見てきて欲しいという。魚がたくさんいたことを伝えると、市民権は無いが地下道から忍び込んで釣りをしてくるという

門の様子を見てくるぐらいは朝飯のジャムジャムパイ前だ!
あるガードからはエリア境の門の様子を見てきて欲しいと頼まれる。さして特徴のあるクエストではないのだが、返事にある「朝飯のジャムジャムパイ前だ」は筆者のお気に入りだ

複数のクエストに関わるNPCも多数存在する
左の写真でエリクサーを届けて欲しいと頼まれているが、届け先のNPCもまた別のクエストを抱えている。慣れてきたら複数を同時に受けて区切りのいいところで一気に進めるのが楽でいいだろう

双子(?)の姉妹踊り子の伝達役
日々踊り子の仕事に精を出していて連絡が滞りがちな姉妹の手紙を届けるというもの。他のクエストもそうだが、NPCはみなそれぞれ街で生活している様が見えている

銀行の行列には困っている人がたくさんいる
ある街の銀行を覗いて見るとNPCの行列が。これはみな銀行窓口の順番待ちだそうだ。話しかけてみるとみなそれぞれにやらなければならない事があるものの、行列から離れる事もできない様子

 この時点でのレベルに適したクエストを受けているということもあり、どれも簡単なお使いのような物が多い。内容はどれものんびりとした暮らしの中で生まれる悩みとも言えるような穏やかな困りごとだ。上では紹介していないが「コンサートの出演依頼」を言付けるという伝言クエストある。ケイノスという街に住む人々はとても文化的で精神的に豊かな生活を営んでいることが伺い知れる。

 クエストを完了していくと、報酬の中にはお金だけでなく、装備品や食料、時には家具といったものももらえるだろう。ここで装備品や食料の名前の色について記していこう。敵のモンスターの名前が自分よりレベルの低い場合は灰色、緑色、水色に、自分と同程度で白色、自分より上のものがオレンジ色、赤色となっているのだが、この名前の色で自分に適しているかどうかがわかるというシステムは、装備品の武器や防具、そして食料、さらに呪文やコンバットアーツにも同じように存在しているのだ。

 例えば、自分が今装備しているナイフの名前が緑色になっていたとする。それは自分のキャラクタのレベルにしては心もとない装備品である、ということを示しているのだ。これは防具なども同様。逆にオレンジ色の場合は今のレベルでは本来の性能を引き出しきれないというもの、赤色は装備できない装備品ということになるのだ。

 次に食事。名前の色による判断はモンスターや装備品と同様で、白い名前の食料品が適したものということになる。食料を食べている状態ではヒットポイントの自然回復量が上昇する。適した食事の場合はより回復量が増すのだ。飲み物の場合は呪文やコンバットアーツを使用するときに消費するパワーの自然回復量が上昇するのである。適したものであれば回復量が上昇するのも同様である。

装備品の名前色に気を配ろう。同調する前も要確認
左の写真では装備している武器の名前の色がオレンジ色になっている。もう少し技量がないと性能を最大に発揮できない状態だ。さらに写真には「装備品が同調化されていません!」と出ているが、同調とは自分専用の物にすることで性能をフルに発揮させること。同調した装備品は他プレーヤーへトレードできなくなるのでよく考えよう。

クエストの報酬は家具や装備品など様々
写真左では、お金のほかに部屋に設置できるベンチをもらっている。特に序盤はお金を節約してクエスト報酬品を貯めたほうが良いだろう。また、右写真では報酬品を選択している。だが全てアイテム名が赤で表示されているため、少なくともこの時点ではどれも装備できない。

呪文やコンバットアーツの名前の色にも同様に気を配ろう。写真ではコンバットアーツ「タフネス」が灰色になっている。非常に物足りない効果しか発揮されないということだ。書物を買ってグレードアップしよう
 呪文やコンバットアーツもほぼ同様に自分にとって適していない色で呪文名やアーツ名が表示されている場合は、街中にあるスクライブと記されている本屋で呪文やアーツの書を購入して自分のステータスに見合った威力のものにするのがよい。呪文名やアーツ名の後ろには「(初級1)」といったように級が記されているはずだ。級を上げていくことで威力が高まるのである。ただし、より級を上位のものした呪文やアーツは威力が上がるものの、消費するパワーも上がってしまう。闇雲にあげると戦闘時にすぐパワー不足になってしまいがちになることも考えられるので気をつけよう。ちなみに呪文やアーツの書は生産でも作成できる。中級以上のものは生産品をマーケットで購入するか自分で生産、もしくはモンスターからのドロップで手に入れていこう。

 さて、街中を行き来するだけで完了できるクエストがあらかた片付いてきたら、次は指定されたモンスターを狩りに行くタイプのクエストをこなしに行く。レベル10未満のこの時点では市外に隣接している「オークミストフォレスト」、「ピートボグ」、「フォレスト・ルーインズ」といったエリア、さらにマリナーズベルで移動できる小規模なダンジョン「ザ・ケイブ」、さらに市内・市外を問わずケイノスの地下に広がっている地下道「ダウンビロウ」といったあたりだ。片っ端から受けていたクエストのおかげで、どのエリアでも適当に敵を倒してみると、なにかしらのクエストの対象であることが多かった。

 この「クエストを受けておいて敵を倒した時にクエストジャーナルが反応したらクエストを進める」というスタイルは私のお気に入りの方法である。受けているクエストは多くの場合、その時のレベルに見合ったものなので対象となるモンスターにも自然と遭遇しやすい。何気なく敵を倒した時に「カチン!」というジャーナルがアップデートされた音が聞こえたならば、どのクエストの対象なのかを確認して、気が向けばクエストを進める、という具合である。

宝箱が出現!
クエスト対象の敵を倒していたところ宝箱が出現!
中から現れたのは新たなクエストの入り口
宝箱の中にあったのは妙な取っ手のついた鍵だった。これを調べるとクエストが発生! 人物以外にもクエストは様々なきっかけから始まるのだ

 こうしてクエストを完了したり、対象のモンスターを倒したりしていると自然にレベルは8・9といったあたりになるだろう。お次はホールマークと呼ばれる重要なクエストのひとつ「クラス選択」である。これまで私はさまざまなクラスの源とも言えるアーキタイプのひとつ「ファイター」として冒険していたが、より専門的な能力を得られるクラスを選択する段階になったのだ。

 ケイノスでファイターから派生するクラスを教授してくれるのはドワーフのMaster-at-Arms Dagorelだ。ファイターから派生するクラスは、頑丈な防具と武器で戦う「ウォーリアー」、近接戦闘(メレー)で戦う「ブロウラー」、鎧に身を包み神の力を借りて戦う「クルセイダー」の3つ。Dagorelはこの3つについてまずは理解していけという。選択はその後でも遅くはないということだろう。

 ウォーリアーについて学ぶためにザ・ケイブに大量発生しているアイススパイダーを退治してこいという。ウォーリアーはこれまでに慣れ親しんできたファイターのスタイルに近いこともあり、さして特別なことでもないようだ。アイススパイダーはザ・ケイブの入り口近くに文字通り大量に発生している。レベル的にもかなり格下の敵なので軽く片付けることができるはずだ。

クラス選択開始
クラス選択クエストはレベルが8、9になると自動的に発生する。終えるまではレベル10以上にはなれない
「ウォーリアー」を学ぶ
頑丈な防具と武器で戦う「ウォーリアー」の戦いを学ぶため、アイススパイダーを退治。ウォーリアーはファイターの基本スタイルに近いクラスだ

 続いては近接戦闘を得意とするブロウラーについてだ。Dagorelから紹介されたスタークレスト・コミューンにいるLuvie、そしてグレイストーン・ヤードにいるHargenの2人から格闘のコツを教わりに行くこととなった。

格闘のコツを教えてくれる女性Luvie
 まずはスタークレスト・コミューンにいるLuvieである。ガードにLuvieの居場所を尋ねて彼女の元にたどり着く。早速話しかけてみると、彼女は木の枝を見て、まるで人生が枝わかれしていくかのようだとなんとも感慨深い瞑想に浸っているところだった。この人が本当に格闘術に長けたブロウラーなのだろうか? と思いつつ、Dagorelから紹介されたことを伝える。

 すると彼女はすぐさま話を理解し、私に殴りかかってこいというのである。Luvieがこちらのパンチを避ける様子をよく見てコツをつかめということなのだ。では早速と殴りかかってみる。まずは顔面を狙ってパンチ! ヒラリとかわされて宙を舞う私のパンチ。続いては胸を狙ってパンチ! またしても避けられる。Luvieは「遅すぎる、もう一度。」とまだまだ余裕の指導である。さらにお腹を狙ってパンチ! まだ当たらない。わき腹を狙ってパンチ! ようやくLuvieに軽くだがヒット! 彼女は最後のパンチに合格点をくれた。確かにウォーリアーやクルセイダーのように重い鎧に身を包むわけではないブロウラーだが、これだけ攻撃を避けることができるのならば、充分にグループの最前線で活躍できるだろう。

「ブロウラー」の回避力を学ぶ
殴りかかってもヒラリヒラリとパンチを避けるLuvie。「ブロウラー」は実際、格下か同等程度の敵の攻撃ならばほとんど食らわずに避けてしまうのだ。避けるタイプの盾なのである

続いて格闘のコツを教わる屈強の男Hargen
 格闘のコツを教えてくれる2人目はグレイストーン・ヤードにいるHargenだ。瞑想にふけっていたLuvieとはうって変わり、Hargenは隆々とした肉体を生かしてつるはしを振るっていた。Luvie同様にDagorelから紹介されたことを告げると彼もまたすぐに話を理解し、荒っぽい稽古をしてやるとだけ説明し、思いっきり殴りかかってこいという。

 まずは鼻を殴る! Luvieはひらりとかわしたが、Hargenはそのパンチをもろに受け止めた! 全く余裕のようで「いいぞ、その調子だ! 」等と言っている。ならばと、こちらはあばらにジャブ! それを食らってもまだ余裕の見えるHargen、ジャブに続いてはアッパーカット! まだHargenは「もうおしまいか? 」と余裕を見せている。ならば単発ではなくコンビネーションのワン・ツーパンチだ! と、その時! Hargenはうおおおっと突如反撃したきた! Hargenの一撃をまともにもらい、たまらずよろめく私。Hargenは謝りながら「これでよくわかったろう、ブロウラーは体のあらゆる場所を使うんだ」と話してくれた。体こそが防具であり、拳で語り合うというところだろうか。確かに荒っぽい稽古だったが、ブロウラーというクラスがわかった気がする。

「ブロウラー」の真髄を学ぶ
Luvieとは打って変わって、こちらのパンチを余裕で受けるHargen。何度もパンチしているとカチンときたのか、最後にはうおおおっと叫びながら反撃してくる。とにもかくにも肉体こそが武器であり防具なのがブロウラーなのだろう

 Dagorelの元に戻ると、彼はHargenにやられたタンコブを笑いながら、3つ目の「クルセイダー」について学ぶため、まずクルセイダーの力の源について教えてくれた。クルセイダーと呼ばれる者は自分の信念を力の源としているという。このケイノスの街にいるガードはみなケイノスを信じており、ケイノスのために戦っている。それこそが彼らの力なのだという。その意思の強さを実感するために3人のガードと話してくるよう彼らの居場所と名前をDagorelは私のジャーナルに書いてくれた。

 ケイノス市内の治安を守る彼らと話し、激励の言葉を贈る。彼らは3人ともそれぞれ自分のガードという仕事に誇りを持っているばかりか、強く強くケイノスという街が正しいことを信じていた。その平和を守るためには命も投げ出すというのだ。この意思の強さと信心深さがクルセイダーに備わる神の力の源なのだろう。だが、私には彼らが信じている物もケイノスという閉じられた世界にある幻想のように思えた。彼らの信じているケイノス=絶対的な正義という図式はあまりにも芝居がかった物のように感じてしまうのだ。

街を巡回しているガードから「クルセイダー」の信念を学ぶ
クルセイダーの力の源である「信念」の力を学ぶため、街中のガードと話をし、激励する。Dagorelに紹介されたガードは3人とも、自分のガードという仕事に誇りを持ち、ケイノスを心から信じていた

最後のステップに進めるか力を図るためにノールを退治。これができないようだと次のステップに臨むには早いだろう
 Dagorelは続いてアントニカでダークポゥと呼ばれるノールを倒してくるよう告げた。アントニカはこれまでに足を運んだエリアとは異なり、外の世界へと広大に広がっている大きなエリアだ。対象のノールたちはケイノスの北門を抜けて出たすぐのところにいる。少しアントニカの先に行くともっと違う種類のノールたちもいるが、レベルが高い上にグループを組んでいるものが多いので注意しよう。

 ほどなくノールを退治してDagorelの元に戻った私は、彼に選択を迫られた。ここまでに学んだ3つのクラス。この中からどの道に進むのかというものだ。私はしばらく悩んだ後にあえて「クルセイダー」を選んだ。話をしたガードたちのように強くケイノスの正義を信じる心を持てるようになるかもしれないと考えてのことだ。クルセイダーとして修練を積むと、その先には善と正義に身を捧げている気高い戦士「パラディン」の道が続いている。私はパラディンを目指すためにもクルセイダーになるとDagorelに告げた。

クラスの最終選択。ここで選んだクラスによって後に選択するサブクラスが決定される。よく考えて選ぼう
 Dagorelは再度私に確認をとった後、自分の命すらもケイノス市民に捧げられるという証明をするため、ケイノス市民をさらっているゴロツキどもを探し出して市民を救出してこいと、私に最後の試練を課した。

 ケイノス港にあるというゴロツキどもの隠れ家は、普段入ることのできない建物に存在する。市民権獲得の最終段階で訪れたような、特殊なエリアへの入り口なのである。そのため最初に探すときには少し苦労するかもしれないが丹念に探してみよう。

 ゴロツキどもが市民をさらっているという貯蔵庫に進入すると、中にはゴロツキどもと思われる姿が見える。そこまで大きな建物ではないので見つからないよう進むのも難しい。ゴロツキたちのレベルは8、1対1の状況にすれば苦労はないはずだ。入り口付近にいた見張りらしき者を倒すと、正面には壁、壁の右手には階段、左手には部屋がいくつかある。まずは左手の部屋に市民が捕まっていないかを確認しようと歩を進める。すると部屋の物陰にいたゴロツキが飛び出してきたではないか! 見る間に3人ほどに囲まれてしまいあっさり返り討ち。

市民をさらうならず者たちの隠れ家に潜入!
中にいるならず者たちのレベルは自分と同程度。少しずつ「挑発」のアーツでおびき寄せ、できる限り1体1で戦うようにしよう

建物の影に隠れている敵に注意しよう
隠れ家の中は壁などの遮蔽物が多く、うかつに突っ込んで行くと写真のように囲まれて死亡してしまうことも……

 これはグループでダンジョンを探索するような時にも重要になるのだが、ファイター系のクラスと言えば、グループの前線で先頭を進むことが多い。その時に物陰に隠れしまって見えない敵がいるかもしれないという警戒心を持って進むことが重要なのだ。というところを踏まえて、もう一度再チャレンジ。

 壁の左手に続く部屋に近づかないように進み、角度を変えて中にいるゴロツキを確認する。視線に入ったら挑発のアーツで一人ひとりをおびき出して各個撃破! 今度は順調だ。1階で残るは隅の部屋のみ。だがここでまたもやアクシデントが! なんと隅の部屋にいたのは親玉なのか、レベル15の敵が待ち受けていたのだ。こちらのレベルは9、まったく歯が立たずにまたしても死亡。なんということだ。あの隅の部屋にいる親玉と思われる敵とはまともにやりあってはいけないようだ。

押さない、駆けない、勝てない敵には手を出さない
グループを組んでのダンジョン探索などが特にそうだが、見えないところにいる敵を警戒するのは重要なプレーヤースキルだ。初めての場所ならば慎重に慎重を重ねるぐらいで丁度いいだろう。また、戦力を測り、勝ち目のない敵には手を出さないことも同じように重要だ

 貯蔵庫に3度目の進入なのだが、そもそもここに進入している目的はさらわれたという市民の救出だ。ゴロツキどもを根絶やしにするのが目的でもない。2度目の進入で見る限り1階にはいなかったようなので、入り口にいるゴロツキを片付け今度は2階への階段を上がる。階段を上がるとまっすぐに伸びた通路の先にはさらわれた市民らしき人影が! しかし人影の前には見張りらしき人影も見える。1人ならばなんとでもなる。そう思っていた矢先、突如右側から攻撃を食らった。階段を登りきった右側にゴロツキが1人潜んでいたのだ。通路に走り出していたら2人のゴロツキを同時に相手することとなっていただろう。

さらわれた市民を発見!
階段を上がってみると通路の先に市民らしき人影を発見! しかし…
視界の外から襲われる
市民らしき人影を発見して浮かれていると、突如右から攻撃された。視界の隙をついた右手の壁にならず者がいたのだ

クラス選択を完了! これでレベルが10以上になれば晴れてクルセイダーになれるのだ
 市民の前に立ちはだかっていたゴロツキを倒したとき、「ギャリーン! 」という音と共に画面に「ならず者たちを倒して、人質を救った。」という表示が出現。無事にさらわれた市民を救出したことで、私はクルセイダーになる資格を正式に得て、クラス選択を完了したのだった。

 私はケイノスの正義のために働くという部分には疑問を抱きながらも、自分の信じる道を進むという点には同調できるため「クルセイダー」を選択した。これからはクルセイダーとしてケイノスの外に広がる「アントニカ」、そしてアントニカに存在するダンジョンに足を踏み入れることとなるのだ。


 『冒険記第3回~Evil編~』 フリーポートのクエストはどれも刺激120%!

 フリーポートに着くやいなや、待ち受けていた民生官に「あんたはこれからフリーポートの所有物となるんだ」と言われ、あてがわれた下宿屋では嫌味と愚痴にまみれた大家と話し、銀行の口座を作りに行くと怪しげな質問をされた。市民権を得るために申請所へ足を運んでみると、フリーポートを裏切ろうとしている者たちを「覇王様が望むように」処罰することを求められた。

 かくして私はフリーポートの市内を歩く権利である「市民権」を獲得したのだが、さすがの私もここまででフリーポートという街がどのような街なのかはわかったつもりだ。フリーポートに住むということは、つまり覇王様のために存在するということであり、ゆえに住人は「フリーポートの所有物」なのである。ひいては「覇王様の所有物」と言っても差し支えはないだろう。フリーポートで暮らす上で大事なのは「覇王様に逆らわないこと」、「騙されないこと」、そして「生きのびる事」だろう。

 私はこれまでの体験で上記のようにフリーポートという街を解釈したのだが、そこに住む住人、NPCたちはどのように暮らしているのだろうかと気になるところだろう。今回はフリーポート内を歩き回り、仕事、つまりクエストを進めていこう。

 と、その前に。これは前回でもお伝えしたが、フリーポートという街はとても薄暗く汚い。汚いのはある意味味のある世界として実は私的には好きなのだが(綺麗な街並みより何かリアルを感じるのだ)、暗いのはとても良くない。昼間であればそれなりには明るいものの、夜の暗さはどうにかせねばならぬ。というわけで、冒険を始める前に「たいまつ」を購入した。たいまつを装備していれば自分の周りが明るく照らされるのだ。

たいまつで周囲を照らそう
左はたいまつを入手前で今まさにたいまつを買おうというところである。右は購入したたいまつを装備したところ。だいぶ光源処理が変わったのが見て取れるだろう

 灯りを確保できたところで、早速街を歩き回ってみよう。ちなみにフリーポートは、市内区が4エリア、市外区が6エリアで構成されている都市だ。市外区のあとにカッコで記載しているのは、そのエリアを拠点としている種族だ。

フリーポート市内区
 ・北フリーポート
 ・東フリーポート
 ・西フリーポート
 ・南フリーポート
フリーポート市外区
 ・ベガーズコート(ヒューマン、ハーフエルフ)
 ・ビッグベンド(オーガ、トロル)
 ・ロングシャドウ・アレイ(ダークエルフ)
 ・スケイルヤード(バーバリアン、イクサー)
 ・ストーンステア・バイウェイ(エルダイト、ケラ)
 ・テンプル・ストリート(ノーム、ラトンガ)

 上記の市外区にある種族を見てもらうとわかるが、フリーポートには亜人種が非常に多い。彼らの中には、言葉が不自由な者もいる。上記の中だとビッグベンドにいるオーガやトロルたちは、ギリギリ意思の疎通が取れるといった有り様である。だがそれだけに普通ではありえない面白さというものもあるのである。

 それでは早速仕事がないか話しかけてみよう。「おーい、そこの武器商さん。なにか仕事はないかね。」声をかけてみると武器商は「冒険の道具を探しているのかね。なんでもここで揃うぞ」と自信ありげな返答である。そこで私は「こんなにたくさんの品をどうやって手に入れた?」と聞いてみると、「商売の秘訣をお前に教えると思うか? 失せろ、商売の邪魔だ」と返してくる有り様である。ここはひとつ褒めておだてる事にした私は「あなたのような素晴らしい武器商にぜひなりたい」とめげずに食い下がる。するとやっと武器商は気を良くしてメイスを集めてくるという仕事をくれた。

 上記のようなやり取りはフリーポートではさして珍しいものではない。むしろまだまだ優しい口調なほうなのである。仕事を求めて住人と話しても、すんなりとはクエストをくれない場合が多いのだ。上記の武器商との会話も選択を誤ると会話は途端に終了してしまう。もっとタチの悪いものはまだまだある。

 街中で立っている女性に話しかけてみる。すると「わらわのような高貴なる血筋のものが低俗な者の相手をしなければならぬとは不愉快だこと」などと言うではないか。なぜか偉そうな人物だが、私はこんな市外区の街中に高貴な血筋の人がいないことを知っている。この人は一体なんなのだろうか。とりあえず話を続けてみると驚くことに彼女は自分のことをアントニア・ベイルだなどと言い出すではないか。アントニア・ベイルといえばケイノスを統治する女王の名前である。しかも我らが覇王ルーカン様を夫だなどと言っている。どうやら彼女には私たちとは違う世界が見えているようだ。そんな彼女からも仕事はもらえるのである。

自らをアントニア・ベイルだと名乗る女性
よりにもよってフリーポートの街中で、ケイノスの女王アントニア・ベイルを名乗る女性だ。しかもどうやら冗談の類ではなく本気のようである

 お次はトロルの商人に話しかけてみよう。彼は店に掲げる看板が欲しいようだ。看板を書いてくれる人を探してトロルのSkaggaからの注文で看板を頼む。文句を言いながらも看板ができあがった。看板の代金を要求されるものの、「支払いはSkaggaがあなたを食べないことだと言っていた」と伝えて私は立ち去った。

脅迫も支払いのひとつとして成立する
あるトロルが看板を欲しがっているというクエスト。看板の代金はトロルが看板の作成者を食べないことだと言う。こうなると泣き寝入りするしかないのがフリーポートである

 そもそもこの街には様々な種族がそれぞれのエリアに住んでいるのだが、歩き回ってみると、どの種族も他の種族のことを嫌っている。同種族であっても騙し騙されの毎日なのだから、他の種族と手を取り合っている場合ではないのだろう。

互いを嫌いあっている住人たち
市外区にはそれぞれ異なる種族が住んでいるが、何処に行っても他種族を忌み嫌っている住人がいる。平和という言葉がとても似合わない都市なのだ

 他にもいくつかのクエストを紹介しよう。どれもこれもフリーポートのテイストに満ち溢れているクエストばかりだ。

仕事だから老人からも家賃を取り立てる
下宿屋を営んでいるらしき人物から家賃の取りたての仕事を入手。取りたてに行ってみると昔を振り返るばかりの老人だった。だがそこはEvilなのでしっかり徴収する

こんな街にも恋愛の話はあるようだが…。
ある酒場ではケラが恋に悩んでいる。相手に好きだ、とも言い出せない彼のかわりに相手の彼女と話してみると……

脅しには脅しで対抗せよ
怪我したくなかったらさっさと向こうへ行きな! と威勢のいいNPCに、脅し返す。これで仕事の話に会話が進むのである

盗みも策略もなんでもありだ
どうにかしてあるノームの武器を取ってきて欲しいというクエスト。古典的な手段で注意をそらして武器をGET! この武器はどうやらある策略に用いられるそうだ

マッドサイエンティストと思いきや……
心を操る装置を発明したという男から、装置に必要となる脳を集めてきて欲しいと頼まれるクエスト。装置が完成したならば世界征服も可能なのでは? と助言してみると、その答えは…。

メイジの進む道を示してくれる秘術師 Arcanist Sonius
 順調(?)かどうかは定かではないがクエストを完了していくとお礼や報酬としてお金や装備品、時には食べ物や家具などをもらうことができるだろう。そしてレベルも8、9といったあたりに推移していくはずである。そこでジャーナルに出現するのが「クラス選択」というクエストである。Good編の主人公のアーキタイプがファイターだったのに対し、こちらEvilの主人公はメイジだ。フリーポートでメイジから派生するクラスを訓練してくれるのは北フリーポートにいるArcanist Soniusだ。メイジから派生するクラスは、攻撃呪文と敵の魔術を弱める呪文を得意とする「ソーサラー」、魔力を使って敵を惑わし仲間の優位を保つ「エンチャンター」、強力なモンスターを呼び出して従える「サモナー」の3つである。

 Soniusは、まずソーサラーの技能を学ぶ一環として、まずは媒介用のスライムを手に入れて来いと言う。スライムはフリーポートの地下にあるシーブズウェイという下水道にいるということだ。スライムは打撃に強く魔法に弱いという特性がある生き物である。そのため、比較的楽に媒介用のスライムを集めることができるだろう。だが、シーブズウェイには巨大なナメクジや、はぐれラトンガといった敵も徘徊している。この時点で奥に進むのは止めておくのが得策だ。

「ソーサラー」の訓練として媒介用のスライムを集める
魔術をより深く学ぶため、媒介用のスライムを集めて来いと指示された。スライムは打撃に強いのだが魔法に弱いので格好の獲物である

お次は「エンチャンター」の訓練としてインクの値下げ交渉に。
 さて、スライムを持ち帰ると、お次はエンチャンターのように巧みに相手を惑わす訓練として、今朝インクの値上げを告知したお店へ行き、Soniusには値上げを適用せずに適正価格でインクを販売するよう交渉してこいということだ。なんとなく訓練と称してうまいこと使われているだけの気もするのだが、とりあえず問題の店に向かってみよう。

 問題のインクを値上げした店に入り、店主にSoniusがインクの値上がりを憂いていることを伝える。すると、店主は家族7人を養っていくのに必死なのだから、インクひとビン10ゴールドの価格は譲れないという。ここからがエンチャンターのように相手を惑わす訓練である。まずは値段を半分にして倍の量を買ってもらえばいいのでは? と提案してみる。さすがにこれは簡単すぎたのか、儲けが半分になることにあっさり気づかれてしまった。

 続いて、値段を1/4にして、8倍の量を買うのはどうかと提案する。店主は少し考えた後、やはり損をするのに変わりないことに気づいてしまった。ならばと、値段を1/10にして20倍の量を買ってもらえばいいとさらに提案する。店主はだんだんとわからなくなってきたようで、「やっぱりこちらが損をすることにならないかね?」と言葉の語尾が疑問形になってきた。ここで一押し、「契約を交わせばいい、量を売ればそれだけ利益も増える」と押し込んだ。すると店主は「なーるほど、そいつは巧いやり方だ。……ならばいっそ、値段を1/20にして、40本買わせよう! 大儲けだ!」と大喜びしだした。これがエンチャンターが使う惑わしの術なのだろうか。どうにもこの店主だけにしか通用がしなさそうな予感もするところだ。とにもかくにも店主は10ゴールドに値上げしたインクを5シルバーで40本も売ってくれる契約をしてくれた。ちなみにこの契約は未来永劫なのだそうだ。

値段交渉開始!
インクを値上げした店の店主に値下げの交渉を開始。インクひとビン10ゴールドの販売価格をどのようにして下げるかが腕の見せ所だ

最終的にインクの価格は1/20に。そして店主は大喜び
巧く会話を進めて行くと、最終的に10ゴールドだったインクは5シルバーに。それでいて店主は大儲けできると大喜びである

 Soniusにインクの価格を伝えると大変喜んでもらえた。いよいよ最後はサモナーの訓練である。話によるとSoniusの元の教え子が独学でモンスターを召還したらしく、Soniusはその教え子が誰なのかを突き止めたいらしい。どんなモンスターが召還されたのかを目撃者に聞いて回り特定できれば教え子が誰かわかるということだ。Soniusは彼女の免状も無しに独学でモンスターを召還した罪をその教え子の命で償ってもらうつもりということだ。

「サモナー」の訓練としてSoniusの元教え子が召還したモンスターを探る
3人の目撃者から話を聞いたところ、革、槍、ヘビというキーワードを得ることができた。これがどんなモンスター、もしくは動物かわかるだろうか?

3つのクラスの訓練を終え、いよいよ最終選択
 教え子が召還したモンスターが判明しサモナーの訓練を終えた私は、いよいよSoniusに選択を迫られた。3つのクラスのうちどの道に進むのかという選択である。私はしばし悩んだ後、ソーサラーを選択した。強大な魔法の力で敵を破壊し尽くす、最もスタンダードなスタイルだ。私がソーサラーを選んだことを告げると、Soniusは最終試験として眼の前の建物にある闘技場で彼女の弟子と決闘をしてこいという。勝った方にソーサラーの称号を与えるということだ。

 エレベーターを操作し、地下の闘技場に進む。中に入ると天井が高い場所に出た。こちらから見て逆側の隅に人影が見える。慎重に近づいていき、魔法をかける。相手ももちろんメイジのようで魔法で応戦してくる。すると、突如横からラトンガが2人、武器を振り上げて私に襲い掛かってきたではないか。どうやら決闘の相手であるT'Lysは助っ人を頼んでいたようだ。なんとも卑怯ではあるが勝った方が正しいのがフリーポートだろう。私はまずT'Lysを集中的に攻撃して彼を倒したあと、ラトンガたちを個別に撃破した。

闘技場でソーサラーの称号をかけて決闘
Soniusの弟子であるDasicarT'Lysと決闘する。T'Lysは1対1の決闘だというのにラトンガを2人助っ人に潜ませている。T'Lysからの魔法のダメージが最も大きいのでT'Lysから順番に片付けていこう。

秘術師Soniusに決闘で勝利したことを伝えるとついにソーサラーに!
 これは後の冒険にも言えることだが、基本的に魔法の攻撃は威力が高い。そのため敵グループの中に魔法タイプのものがいた場合、まず率先して狙うべきなのは魔法タイプなのである。こちらが魔法を使う敵をまず狙うのと同様に、メイジタイプのクラスのキャラクタが全力で攻撃をするとダメージによるヘイトが高まり、敵から集中して攻撃されることとなるのでその点にも注意しよう。

 かくして闘技場での決闘に勝利した私はその旨をSoniusに伝えた。すると「ギャリーン!」という音と共にリングとソーサリー・ローブ、そしてなぜかおいしい食事も頂くことができた。これで私はレベル10に到達した時点からソーサラーとして新たな道を歩むこととなる。


 今回の冒険記は、ケイノスとフリーポートそれぞれに住むHPCと彼らから受けれるクエストを軸にGoodとEvilの姿を見て頂いた。ケイノスのクエストが穏やかな生活の中にある悩みであったのに対し、フリーポートのそれは殺伐とした生きるか死ぬかのやりとりである。フリーポート側は心中穏やかではないかもしれないが、刺激的なやりとりが好みの人にはぜひオススメしたいところだ。次回は、Goodはアントニカ、Evilはコモンランドに冒険の足を広げ、ダンジョンを紹介しつつグループでのプレイ模様を紹介していこうと思う。Goodはクルセイダー視点の、Evilはソーサラー視点のものとなる。それでは次回またお会いしましょう。

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(2005年7月27日)

[Reported by 山村智美/Pomm]



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