タイトー、「ラングリッサー」シリーズ、PS2に初登場
PS2「ラングリッサーIII」を9月29日に発売
9月29日 発売
価格:6,090円
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メインビジュアル |
株式会社タイトーは、プレイステーション 2用ファンタジーシミュレーション「ラングリッサーIII」を9月29日に発売する。価格は6,090円。
これまでに発売されてきた「ラングリッサー」シリーズはPSへ移植されてきたが、「ラングリッサーIII」の移植はまだ行なわれていなかった。そして、「ラングリッサーIII」はシリーズ初となるPS2への移植が決定した。グラフィックの美しさはもちろん、戦闘シーンの3D化など、さまざまな変更点を加えてシリーズ最高の出来栄えとなっている。
「ラングリッサーIII」を象る特徴的なゲームシステムは、奥深いゲーム性を作りだしている。部隊を率いる楽しさがあり、指揮官の存在を色濃く表現している「指揮官システム」、キャラクタのレベルアップによって可能となる「クラスチェンジシステム」、プレイ結果によってエンディングが変化する「マルチエンディング」、そして、「ラングリッサー」シリーズを語る上で欠かせない重要なシステム「ヒロインセレクト」を搭載。
ヒロインセレクトとは、主人公であるディハルトがティアリス、リファニー、ソフィア、ルナの4人のヒロインの中から1人に告白をするというもの。ヒロイン達は、シナリオの前後に行なわれるイベントなどで、発生する質問や戦いのやり方、行動によって心情が変化していく。この心情の変化はシナリオの進展にも大きな影響を与えることもあるという。
そして、PS2への移植にあたり新システム「オートシナリオプレイ」を追加。これは、クリアしたシナリオをオートで再生・観覧できるというシステム。プレイしていた時には気がつかなかった、キャラクタの一挙一動をゆっくり観覧することができる。また、シナリオをクリアする毎に、本作のキャラクタデザインを担当している、うるし原智志氏が書いたグラフィックが一枚ずつもらえ、ストックすることが可能。追加されたグラフィックスはいつでも観覧することができる。
【スクリーンショット】 |
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現在の勢力図、進軍ルートなどが一目でわかる、大陸図表示画面 |
ユニット移動画面 |
大軍同士が戦う迫力のある戦闘シーン |
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戦闘の前後には会話イベントが発生する |
キャラクタのステータス画面 |
うるし原智志氏のイラストを鑑賞することが可能 |
【ストーリー】
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ここは、豊かなる国ラーカス王国を中心としてリグリア帝国、バーラル王国などが存在する大地。
主人公ディハルト=クラウスは、騎士の修行のため親元を離れ、王都ラーカリア上空に浮かぶ浮遊城の城主ウィリアム侯爵家に仕えていた。そんなある日、北のリグリア帝国が、突如ラーカス王国に攻め込んできた。折りしもそれは、ディハルトの騎士叙勲式の日であった。
いったい何が起ころうとしているのか……
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【舞台となる各国&登場人物紹介】
【ラーカス王国】
大地の恵みと、交易によって大陸随一の豊かさを持つ国。光の女神ルシリスの恩恵を受けており、この地に魔物は侵入することはできない。主人公ディハルト=クラウスはこの国に住んでいる。
【登場人物】 |
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本作の主人公、ディハルト=クラウス。ウィリアム侯爵家に騎士見習いとして修行していた。責任感が強く、つねに希望をすてない少年で、物語をとおして立派な騎士に成長してゆく。バーラル王家のウィルダー王、フレア姫とは旧知の仲である |
ウィリアム侯爵の娘、ティアリス。主人公を実の兄のように慕っている。魔法使いの才能があり、明るく、少々子供っぽい少女。父を失った悲しみを背負っている |
辺境の領主、レイモンド子爵。ルインの父親で主人公の叔父。侵略されたラーカス王国を取り戻すため兵を興す |
レイモンド子爵の息子で、主人公の従兄弟であるルイン。控えめだが、正義感の強い少年 |
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ピエールとともに、王都を脱出してきた貴族の娘、リファニー。きまじめで頭もよく、魔法にも精通した、おっとりした性格 |
トーランド男爵の娘、ルナ。幼いころから軍師としての教育を受けて育ち、剣術の腕前もかなりのもので、主人公の副官のような存在。自分の感情よりは、全体の流れを優先してしまう性格 |
光の大神殿の大司教ファーベルの娘でありルシリス・ゲートの番人、ソフィア。巫女としての力はかなりのもので、ゲートを解放させる能力を持っているが、表だって自分から行動できるタイプではない |
若くして天才魔導師と呼ばれる、ジェシカ。豊富な知識を持っており、主人公たちにさまざまな助言を与える。ルシリス・ゲートの番人として四方のゲートをたばねる |
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主人公の先輩で、同じくウィリアム卿につかえる国内でも有名な騎士、ジェリオール(右)。ジェリオールの婚約者レイラ(左)。ジェリオールの生存を信じ、女ながらにみずから伝令役をかってでる |
ソフィアの父親で、司教である賢者ファーベル。ルシリス・ゲートの1つを守護していたが、帝国により捕らえられてしまう |
騎士見習いピエール。王都ラーカシアから人々を連れて逃げて来た所を、主人公に助けられ仲間になる。まだ子供っぽさが抜けきらない、お調子者 |
東方の倭国の侍で二刀流の使い手である、霧風。現在、レイモンド卿の片腕として活躍している |
【バーラル王国】
ラーカスとは同盟を結んでおり、心優しきウェルダ-王が治めている国。バーラル王家と主人公ディハルトの家とは旧知の間柄である。
【登場人物】 |
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常に陣頭に立ち、軍を指揮している。剣の腕前も男勝りなことから、天性の運動神経に加え、かなりの努力家である。主人公と再会し、次第にひかれてゆくが、敵味方という立場が彼女を苦しめていく |
もともと傭兵を営んでいたが、バーラル王ウィルダーにその能力を評価され、将軍の地位をあずかったディオス将軍。曲がったことが嫌いな正義漢である |
【リグリア帝国】
大陸の北側に位置する広大な領土を持つ国々。だが、そのほとんどは永久凍土におおわれ、作物さえ育たないという過酷な環境である。帝国は増える人口を維持するため、豊かなラーカス王国への侵略を決意した。
【登場人物】 |
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王位継承権は第2位で、大公の爵位を持つ、アルテミューラー元始師。また、占領軍総司令官であり、有能な司令官を多くかかえている。知略だけではなく、比類なき剣の腕前をもち、部下の信頼はすこぶる厚い |
帝国軍四将軍の一人、ファーナ将軍。アルテミュラーの副官的な存在。物語進行と共に、彼に淡い恋心をいだいている |
帝国軍四将軍の一人エマーリンク将軍。きまじめな性格の青年で、アルテミュラーに忠誠を誓っている |
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筋骨隆々のたくましい、ボルツ将軍。四将軍の一人だが、それほど重厚さは感じられない。自分の部下を「仲間」としてあつかい、危険な場面では部下よりも自分が矢面に立つ性格 |
帝国軍四将軍の一人で、飛空艇団を率いるガイエル将軍。勝つためには、卑劣な手段でも平気でもちいる。自分よりも若く実戦経験の少ないアルテミュラーに不満をもつ野心家 |
リグリア帝国の第1王子、パウル第1王子。各地で手柄をたて、人望も厚いアルテミュラーに嫉妬している陰険な男である |
【ヴェルゼリア】
魔物のみが住む闇の国。その国の主、ボーゼルは最終的に人間を滅ぼし、魔物の世界を作り上げる事を野望としている。
【登場人物】 |
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ヴェルゼリア三魔将の一人、変幻のフェラキア。変身能力を持ち、戦いを楽しむ高飛車でいやらしい性格 |
魔族の世界を作り上げるために、人間同士を争わせ、さまざまな手段を使って自らの出番を待っているボーゼル。魔剣アルハザードに認められその力を使いこなす事ができる唯一の存在である |
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ヴェルゼリア三魔将の一人、蟲使いラグ。蟲を使って、人を操る能力を持つ |
ヴェルゼリア三魔将の一人、死人使いグロブ。死者を操る能力を持つ、残忍な性格の持ち主 |
(C)TAITO CORP.2004
(C)NCS / X-nauts うるし原智志
※画像は開発中のものです。
□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp
(2005年7月22日)
[Reported by 志賀康紀]
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