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株式会社ケイブは、オンラインゲーム配信を主業務とする新会社ケイブ・オンライン・エンターテイメントを7月15日付けで設立する。代表取締役社長は、ケイブ代表取締役社長高野健一氏が兼務し、副社長に元アトラス取締役の横山秀幸氏が就任。出資比率はケイブが95%を占め、横山氏と韓国実業家の金鍾来氏が2.5%ずつとなっている。 今回の発表は、主に投資家向けの内容が中心となっており、会社の設立と3つのタイトルの存在を明らかにするに止め、サービス開始時期やコンテンツの内容など、具体的な事業展開については明らかにしていない。 ケイブ・オンライン・エンターテイメントは、会社設立にあたり、3つのオンラインゲームを事業の柱として掲げており、いずれも他社の協業となっているところが大きな特徴となっている。 MMORPGジャンルでは、今年1月30日のクローズドβテストの終了を持って、運営が長期中断状態にあったアトラスの「真・女神転生オンライン IMAGINE」を共同開発し、近い将来、正式サービスを展開していく方針。ケイブ・オンライン・エンターテイメントの取締役に「真・女神転生オンライン IMAGINE」プロデューサーの横山氏が就任していることからもわかるように、同社の開発メンバーは、元アトラスの開発スタッフが中心となっている。新たな出資を得て、プロジェクトを再始動させるといった形のようだ。 ケイブと業務提携関係にあるタミヤとは、タミヤの全コンテンツをオンライン上で楽しめる「タミヤ・スーパーオンライン(仮)」を共同開発する。こちらはゲームジャンルすら不明のオンラインタイトルだが、リリースによれば“世代を超えた幅広いファンが集うコミュニティの場を提供”としており、ミニ四駆やラジコンなどタミヤの主力製品を軸にしたエンターテインメント性の高いコミュニティツールになりそうだ。
3つめの「オンライン・タンク・バトル(仮)」は、「GetAmped」の韓国配信等で知られるWINDYSOFTとの共同開発タイトル。ドレスアップしたタンクを操って最大8人でライバル達を蹴散らしていくという単純明快なカジュアルオンラインゲーム。3タイトルの中では比較的リリース時期が早そうなタイトルだ。
□ケイブのホームページ (2005年7月13日) [Reported by 中村聖司]
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