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場所:東京・九段会館
イベントは「昼の部」と「夜の部」の2回開催され、「昼の部」に登場したのは、斉藤一役の三木眞一郎氏、山南敬介役の小西克幸氏、藤堂平助役の松野太紀氏、近藤勇役の森田成一氏、永倉新八役の森久保祥太郎氏の5人。夜の部は、三木氏に代わって才谷梅太郎役の櫻井孝宏氏が出演した。 開演の合図とともに会場が暗転すると、音楽に合わせて、新選組の装束に身を包んだ小西氏、森久保氏、森田氏が客席から登場し、会場中がいきなりヒートアップ。3人が順番に軽妙なアクションを決めるたびに、割れんばかりの大歓声が沸き起こっていた。 そして最初のステージはその3人による「寸劇 華の入隊試験」。客席の観客を入隊志願者として試験するという設定で始まったが、そんな話しはどこへやら。森田氏(近藤局長)が、土方歳三や沖田総司の人気を妬み、彼らの魅力を真似て、土方の“渋い”セリフを演じるも、すでに定着してしまった笑われキャラが災いしてか客席からも笑われ、沖田の“若さ”を真似ると「それじゃただのバカです(笑)」と突っ込まれるといった具合に、3人の“サムライコント”が繰り広げられた。 その後、森田氏が「愛しさの中で」を熱唱。この曲は愛をテーマにしたバラード調ということもあって、観客もじっと聴き入っており、歌い終わると満場の拍手と歓声に包まれた。 5人勢揃いして始まった「朗読劇 新選組 史上最大の危機!?」では、近藤局長が江戸に奥さんがいるにもかかわらず、京都で女性に片っ端から声をかけていて、苦情がたくさん寄せられ解散の危機!? そこで他のメンバーが局長の浮気を止めるべく、アイディアを出し合うというオリジナルストーリーを披露。 トークは松野氏が司会を務め、タイトルの「新選組 恋華の胸騒ぎ」からわかるように某番組に似た形式で進行。テーマ1「比較的簡単に男のプライドを満たす方法」では、森田氏が「電車でふぁいと!」と答え、満員電車で手すりにつかまって踏ん張ったときの頼られてる感がいいといった、4人のプライベートを垣間見るようなトークが展開された。 このイベントのために制作された特製テレホンカードと5人のサイン色紙が用意された「大抽選会」に続いて、ディースリー・パブリッシャーの新作「うるるんクエスト 恋遊記」の紹介が行なわれた。森久保氏が登場し、彼自身が作詞作曲したオープニングテーマ「霧の向うで」とエンディングテーマ「目覚めたら...」のライブ、そして「幕末恋華・新選組」のテーマソング「恋華ren-ka」を森田氏が歌い上げて、イベントは終了した。
5人の出演者たちは、アドリブでトークを入れたり、小ネタを仕込むなど、観客席からは終始笑いと歓声、そして悲鳴が絶えることない内容で、約1時間半があっという間に感じられる楽しいステージだった。
□ディースリー・パブリッシャーのホームページ http://www.d3p.co.jp/ □「幕末恋華・新選組」のページ http://www.d3p.co.jp/shinsengumi/ □関連情報 【4月19日】D3パブリッシャー、PS2「幕末恋華・新選組」の 声優イベント「新選組・恋華の宴」を7月に開催 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050419/sinsen.htm (2005年7月11日) [Reported by 滝沢修]
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