SCEI、UMDが標準規格承認を取得
6月24日 発表
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2003年のE3で初めてUMDを掲げて示した久夛良木氏 |
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCEI) は、PSPで使用されているメディア「UMD (ユニバーサル・メディア・ディスク)」が国際標準化機関Ecma Internationalにおいて標準規格として承認されたと発表した。
UMDは直径60mmで最大1.8GBの容量を収録できる汎用の光ディスク。物理フォーマット上に複数のが用途別論理フォーマットがあり、PSPで使用されているPSP GAMEソフトウェアについては日本、北米、アジア地域ですでに90種類以上のタイトルがリリースされているという。また、映画や音楽のクリップ映像を収録したUMD Videoソフトウェアも多数販売されているが、こちらはSCEIのライセンシーを必要としないためか、正確なタイトル数などは公表されていない。
Ecma Internationalとは、スイスのジュネーブを本拠地として設置されている国際標準化機関。今回、UMDのディスク形状や厚みなどを定めた物理フォーマットが同機関において規格番号ECMA-365の光ディスクとして承認された (物理フォーマットのみ)。今後、国際的な公的標準化機関であるISO/IECの合同技術委員会 (JTC1) に提出され、会員各国により国際標準化に向けた審議が行なわれる。
同社はソニーグループとして、「今回のECMA-365の標準規格承認を契機として、今後UMDの更なる可能性を提案していく」としている。
□SCEIのホームページ
http://www.scei.co.jp/
□ニュースリリース (PDF形式)
http://www.scei.co.jp/corporate/release/pdf/050624.pdf
□関連情報
【2003年5月14日】これは21世紀のウォークマンだ! 新携帯プラットホーム「PSP」の開発を久夛良木社長が発表
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030514/psp.htm
(2004年6月24日)
[Reported by 船津稔]
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