ナムコ、元祖穴掘りゲーがDSで復活
DS「ディグダグ ディギング ストライク(仮)」
9月8日 発売
価格:5,040円
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ステージは多種多様なタイプが用意されている。画像は地底ステージ |
株式会社ナムコは、ニンテンドーDS(DS)用元祖穴掘りアクション「ディグダグ ディギング ストライク(仮)」を9月8日に発売する。価格は5,040円。
'82年に発売された「ディグダグ」は、主人公「ディグダグ」を操作し、地中を掘り進みながら「プーカァ」、「ファイガー」といった敵キャラクタを岩を落下させて潰したり、ポンプでパンクさせ、ステージクリアを目指すという穴掘りアクションゲーム。シンプルなゲームでありながら戦略性に富み、魅力的なキャラクタ、世界観にマッチしたBGMなどが相まって、多くのファンに支持された人気作品。
'85年には、続編となる「ディグダグII」が発売された。舞台を地中から島へと移し、ポンプで敵キャラクタをパンクさせるという攻撃方法以外に、島をドリルで崩壊させ、敵キャラクタを島ごと海に沈めるということができるようになった。こちらも前作と同様に好評を博した。
「ディグダグ ディギング ストライク(仮)」は、地中を掘り進みながら敵を倒していく「ディグダグ」と、海上に浮かぶ島を舞台にした「ディグダグII」をミックスさせ、下画面を地中(ディグダグ)、上画面を島(ディグダグII)とし、DSならではの2画面を最大限に活かした新しい「ディグダグ」を楽しむことができる。
ゲームの基本的な流れは、ステージ上に用意された複数の「エリアへの出入口」から各エリアに入り、地上(上画面)にいるボス敵を倒せばステージクリアとなる。ザコ敵は従来の作品同様にモリを刺して膨らますことで倒すことができるが、ボス敵には通常の攻撃は一切効かないという。ボス敵を倒す唯一の方法は島崩しを起こして、ボス敵もろとも海に沈めることでボス敵を倒すことができる。
収録されているモードは、地上のボスを倒し、ステージをクリアすることで物語が進行していく「ストーリーモード」、DSワイヤレスモードを使用し2人対戦を楽しむ「VSモード」、プレイ中に集めた各種アイテムなどを閲覧することができる「コレクション」の3つ。
【島崩し】 |
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島崩しは、地上エリアに刺さっているビックイの下を掘り、ビックイを地面深くに食い込ませることで島に“クラック(ひび)”が入り島崩しを起こすことができる |
【ステージ】 |
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氷山ステージでは浸水を起こすことができる。他にも農園をモチーフにしたステージや群島ステージなどが用意されている。ストーリーモードはステージ・エリア共に遊び応え十分のボリューム |
【VSモード】 |
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「VSモード」は専用ステージ(全3ステージ)において、相手の邪魔をしながらエリア内に散らばったコインを制限時間内に相手よりも多く集めるかを競う |
【コレクションモード】 |
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コレクションモードではプレイ中に集めたアイテムやハイスコアを閲覧できる。画像は地中で入手した「パーツ」を確認しているところ(この画像ではパーツは0)。パーツを集めるとホリ・タイゾウが使える「ウェポン」が完成する |
ステージをクリアした際に、プレイ状況によって獲得することができる「メダル」。クリアしたステージは何度でもプレイすることが可能なので、異なったメダルを狙ってプレイする楽しみもある |
地中に埋まっており、通らないと見つけることができない「化石のかけら」。いくつかの「かけら」を集めることで、恐竜の化石が完成し、隠しステージが登場する |
【ストーリー】
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AD20XX年に突如地底から湧き出した謎のブロック事件をはじめとして数々の難事件を解決したホリ・ススム。彼は最高の穴掘りに送られる称号「ミスタードリラー」に最も近い者として、街で大人気になっていた。
これに面白くないのが父であり師匠でもあるホリ・タイゾウ。ディグダグ事件、南国島作戦をたった一人で成し遂げた彼でしたが、人の記憶なんて儚いもの。みんなはすっかりホリ・タイゾウのことを忘れてしまっていた。
そんなある日、ホリ家に一本の電話がかかってきた。
「こちらホリネシア政府です! 助けてください! 正体不明の怪獣が国中で暴れているのです!!」
それは世界の英雄ホリ・ススムに助けを求める電話であった。
「むむむ、ワシだってまだまだ現役。ススムになんて負けておれんわい!」突然の電話にホリ・タイゾウの穴掘り魂……と、少しのジェラシーが燃え上がる!
果たして、ホリ・タイゾウは事件を解決し、もう一度スターになることができるのだろうか……!?
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ストーリーを読めばおわかりのとおり、「ミスタードリラー」シリーズの主人公、ホリ・ススムは「ディグダグ」シリーズの主人公「ホリ・タイゾウ」の息子だ。今作「ディグダグ ディギング ストライク(仮)」における主人公は当然「ホリ・タイゾウ」その人である。
ステージ中には、ホリ・タイゾウを助けるアイテムが数多く登場する。また、特定のパーツを集めることで「ウェポン」が完成する。完成したウェポンは、ステージクリア後の「ボーナスルーレット」で入手することができる。
そして、息子であり、「ミスタードリラー」の称号を持つ“ホリ・ススム”も登場することが判明。地下に埋まっている「ススムアイテム」を使用すると「ホリススムタイム」となり、地上画面にホリ・ススムが登場し、プレーヤーはホリ・ススムを操作することが可能となる。ホリススムタイム時は、下画面の地中エリアはポーズ状態となり、敵の攻撃を受けるか一定時間が経過することでホリススムタイムが終了する。
【アイテム】 |
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「ボクシンググローブ」は強烈なパンチで、正面の敵を壁まで吹き飛ばすことができる |
「稲妻」は、周囲1ブロックに対して電撃を放ち、触れたザコ敵を痺れさせる |
「磁石」は隣接したブロックに入った時、ザコ敵を吸着することができる |
【ウェポン】 |
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モリが通常の2倍長く伸びる「モリロング」 |
「ジェットランドセル」は、ジェットで6ブロック分高速移動することができる。移動し始めると、止まることができない |
穴を掘るときのスピードが1.5倍になる「ドリドリドリル」 |
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竜巻で、1ブロック前に穴を開けることができる「トルネードリル」 |
1ブロック前の空間に、土の塊(掘ることができる)を出現させる「ブロックポップ」 |
「超電磁ドリル」は、特定の壊せない仕掛けを壊すことができる |
【ホリススムタイム】 |
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どんなアイテムでホリススムタイムが始まったかにより、ホリ・ススムの使用する乗り物・道具が異なる。画面は「ホリバウル」となったホリ・ススム。ホリバウルは対空ミサイルと対地ミサイルを発射して、ザコ敵を倒し、ボス敵を足止めすることができる。ホリ・ススムの行動はすべて、島崩しを有効に行なうための行動となる |
【スクリーンショット】 |
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ボス敵の中には進化するタイプのものもいる。ボス敵が進化するには「エサ」が必要となる |
獲得するとスコアが加算されるベジタブルターゲット |
ステージ毎に、ステージに合わせた様々な仕掛けが用意されている |
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おなじみのザコ敵プーカァとファイガはもちろん、そのほかにも、お化けファイガ、タコ、ペンギンなどのザコ敵も登場する |
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ボス敵「カモノハシ」。一定時間地面の下に潜り、その間は攻撃をあたえることはできない |
ボス敵「コウモリ」。空中からホリ・タイゾウをめがけて攻撃してくる |
ボス敵「タコ」。遠くから腕を伸ばして攻撃してくる |
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※画面は開発中のものです。
□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□ナムコチャンネルのページ
http://namco-ch.net/
(2005年6月10日)
[Reported by 志賀康紀]
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