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株式会社スクウェア・エニックスは、正式サービスを展開しているMMORPG「ファイナルファンタジー XI」において、現在実施しているキャラクタ復帰キャンペーン「ウェルカムバックキャンペーン」の対象範囲を、6月7日正午より拡張する。「ウェルカムバックキャンペーン」は7月13日まで実施される。 「ウェルカムバックキャンペーン」は、同社のポータルサイトである「プレイオンライン」を解約してしまい、エンドユーザー側で復帰手続きを行なえなくなった元会員を対象にしたキャラクタ復活キャンペーン。 「ファイナルファンタジー XI」は、日本ではトップランクの同時接続者数を誇るMMORPGとしてリリースから丸4年、いまだ高い人気を維持しているが、北米市場では「World of Warcraft」の発売以降、同作の爆発的人気に押され気味で、同社ではこのキャンペーンによって、「World of Warcraft」へ移ってしまったユーザーを呼び戻したい考えだ。 キャンペーン第2弾では、プレイオンライン解約者を対象にした第1弾に加え、キャラクタ削除から3カ月以上が経過したプレイオンライン会員が対象となる。これにより、実質的に過去に退会したほぼ全ユーザーが対象になることになる。 このキャンペーンは、システム側のサポートが充実しており、たとえば名前がすでに使用されていてもリネームすることで復活できたり、拡張データディスクを登録済みだった場合は、それらのレジストレーションコードも再発行される。ユーザーの復活に同社が並々ならぬ力を注いでいることを伺わせる。
また、5月12日の「フロントミッション オンライン」の発売を機に、すでに「FF XI」を退会した元会員がフレンドリストに復帰しているというケースも見られた。プレイオンラインを介して久闊を叙し、その結果復帰を希望するユーザーに対して手をさしのべるキャンペーンといえる。対象者は一度プレイオンラインに足を運んでみてはいかがだろうか。
□スクウェア・エニックスのホームページ (2005年6月2日) [Reported by 中村聖司]
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