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価格:7,140円
発表会には、代表取締役社長の伊藤裕二氏、取締役ソフトウエア事業部部長の岡島信幸氏、そして「K-1 WORLD MAX」で活躍中のK-1ファイター、魔裟斗選手、須藤元気選手、小比類巻貴之選手、武田幸三選手、安廣一哉選手らが出席した。 伊藤社長は「昨年末に行なわれた『K-1 PREMIUM 2004 Dynamite!!』の中継は紅白歌合戦の裏番組として初めて、関東地区の平均視聴率が20%を超えた。そして今回、7月20日に開催される『K-1 WORLD MAX 2005~世界一決定トーナメント~』に先駆け、7月16日にPS2版を発売させていただくことになった。1人でも多くの方がこのゲームを遊んでいただけるようお願い申し上げます」と挨拶。 岡島氏は「『K-1 MAX』をどのような形でゲーム化するか、それが大きなテーマだった。個性豊かな選手が21名登場するが、みなさんのファイトスタイルをリアルに再現することに注力したことはもちろん、人気選手たちにプレーヤーの方々が自分の分身をゲームに登場させ、いつか世界王者になるべくトレーニングし、試合に出て勝ちあがる『MAX ROAD』を搭載している。私も出来栄えのチェックを兼ねながら『サンダー岡島』という選手を育成し、3年ぐらいトレーニングを重ね、山本KID選手と対戦してみた。結果は2分でK.O.負けということで、3年ぐらいのトレーニングでは、素人からK-1選手にはなれないんだということがわかった。このような挫折感を味わいながら、実際の選手として勝ち上がっていくことを体験できるのもこのゲームの魅力」とコメントした。 株式会社FEG(Fighting&Entertainment Group)代表取締役でK-1イベントプロデューサーの谷川貞治氏はフランスでのK-1開催のため出張中ということで、ビデオコメントで登場した。「記者会見に出席できず申し訳ありません。ディースリー・パブリッシャーさんとは「K-1 PREMIUM 2004 Dynamite!!』からの付き合いで、グラフィックスのクオリティの高さや選手のリアルな動きに私も楽しませてもらっている。今回、今一番勢いのある『K-1 WORLD MAX』のゲームが発売されるということで、私自身わくわくしている。中量級のゲームが発売されるのは今回初で、ファンの方々も待ちに待っていると思う。このゲームは必ずヒットするんじゃないかと思っている。『MAX ROAD』では自分で選手を作って魔裟斗選手と闘わせてみたい。ディースリー・パブリッシャーさんには、ゲームを通じて、K-1の世界を世界に広めてほしい」と応援のコメントを寄せた。 「K-1 WORLD MAX」は、立ち技総合格闘技「K-1」のミドル級クラスのシリーズとして2002年から行なわれている。スピードと華麗なテクニックを駆使したハイテンポな闘いは、日本人初のK-1世界王者となった魔裟斗選手をはじめ、テクニカルファイターがそろった激戦区として、一気に浸透した感がある。その本戦前に、土曜日ながらジャストタイミングでこのタイトルが間に合ったことは、ファンにとっても朗報なのではないだろうか。
今回完成記念発表会に出席した5選手のほか、山本“KID”徳郁、小次郎、ブアカーオ・ポー.プラムック、アルバート・クラウス、ジョン・ウェイン・パー、アースラン・マゴメドフ、ドゥエイン・ラドウィック、マルフィオ“ザ・ウォーリヤータイガー”カノレッティ、マイク・ザンビディス、セルカン・イルマッツ、トニー・バレント、村浜 武洋、HAYATO、TOMO、大野崇、ASH.RA選手ら実在の21名の選手が登場する。
モーションキャプチャに参加した小比類巻選手は「(ゲーム化されたキャラクタに対して)結構恥ずかしいんですけど、うれしいですね。モーションキャプチャはマーカーがポロポロ落ちて大変だった」と感想を述べていた。
実際に小比類巻選手と須藤選手のエキシビションマッチが行なわれたが、予習をしていたという須藤選手に小比類巻選手のハイキックが炸裂。2ラウンド目に小比類巻選手がK.O.勝ちを納めた。須藤選手は「後ろに下がる動きが『ああ、こうして下がるんだ』と自分の動きを客観的に見られるので、ガードが甘いといった自分の弱点もわかる(笑)。イメージトレーニングにも使えると思います」と試合結果に苦笑しながらコメント。 武田選手は、「僕はまったくイメージトレーニングしないので、試合前の参考にこのソフトを遊んでから……試合当日の朝、これを遊んでからがんばりたいと思います」と会場を笑わせた。安廣選手は「PS2を持っていないので、お願いします」とおねだり。ゲームは結構好きなようで、何度かお願いコメントをしてウケをとっていた。
魔裟斗選手は、対戦の模様を見て「ゲームでも負けたら悔しそうだなと思いました」と感想を一言。控え室でプレイしたそうで、「仮想ブアカーオ戦を遊んで、倒しておきました」とにこやかに語っていた。
最後になるが、「MAX ROAD」では、オリジナル選手を作成して遊ぶこともできる。キック、空手、ムエタイ、ボクシングをバックボーンとしたオリジナル選手を作成し、プレーヤー自らが独自のトレーニングメニューを組み上げて強化。K-1 WORLD MAX ~世界一決定トーナメント~に出場、優勝を目指す。
(C) FEG/K-1 (c) D3 PUBLISHER
□ディースリー・パブリッシャーのホームページ (2005年5月24日) [Reported by 佐伯憲司]
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