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Microsoft E3 2005 Briefing〜ソフト編〜
スクウェア・エニックス、EA、テクモなどの大作が揃い踏み

会期:5月18日〜20日(現地時間)

会場:Los Angeles Convention Center

 Microsoftは、現地時間の5月16日に業界関係者を対象としたカンファレンス「Microsoft E3 2005 Briefing」を開催した。本カンファレンスは、今冬発売予定の新ハード「Xbox 360」を中心とした発表会。先日、MTVを利用したプロモーションにあわせて日本でも5月13日に発表会が開催されているが、今回はE3直前ということもあり、ハード・ソフトの両面でさらに深く切り込んだ内容になっている。ここでは、当日発表されたゲームソフトに関する話題を中心にお届けする。


J・アラード氏
 Xbox 360のゲームソフトをプレイしながら老人たちがエキサイトするイメージ映像や、プロモーションムービーによる「DEAD OR ALIVE 4」の正式発表が行なわれた後、Microsoft コーポレート バイスプレジデント チーフ XNAアーキテクトのJ・アラード氏は「素晴らしいテクノロジーでクリエイターのイマジネーションを刺激し、最高のツールなどのニーズを満たすことで人々に最高のゲームを提供する。HD(ハイビジョン)時代の新しいパートナーシップを構築すべく、我々は準備している。Xbox 360は、パワフルかつエレガントで、究極のバランスを持った最高のプラットフォーム。他社のコンソールなど足元にも及ばない状態。次世代においては、世界中の人々……10億人をゲーマーにしたい」とコメント。

 続いてステージ上に登場したピーター・ムーア氏は、ゲームソフト開発、サードパーティとの関係構築、世界中のマーケティングとコンテンツビジネスの総指揮をとる人物。ムーア氏は「次世代のゲームは、かつてないビジュアルとオーディオの組み合わせで現実以上の世界を作り上げ、ユーザーを夢の世界に誘う。それは、物理的な環境を越えてゲームに浸りきることさえ可能にしてしまう」と、そのビジョンを表現した。

 ミストウォーカーの坂口博信氏が手がける大作RPG「ロストオデッセイ」のプロモーションムービーをはさんで、ムーア氏は「Xbox 360の全タイトルは、HDワイドスクリーン用に設定されており、アスペクト比16:9をサポートしている。アンチエイリアス処理によりジャギーもなくなり、シネマ的なゲームが提供できる」とコメント。そのまま「Project Gotham Racing 3」、「Ghost Recon3」、「Call of Duty 2」、「Perfect Dark Zero」、「Gears of War」、「The Elder Scrolls: Oblivion」などの刺激に満ちた最新映像がタイミングよく投入される。



 こうした高次元のプロモーション映像で強烈なアピールを行ないつつも、Microsoftはそこかしこで“総合力”や“バランス”を強調。これはサードパーティのゲームソフトに関しても同様で、ムーア氏は「我々は世界最高のパブリッシャーを擁しているが、それは数を意味しているのではない」と明言する。北米を中心に一定以上のシェアを確保しているXboxだが、日本では立ち上げ当初から苦戦し続けた経緯がある。こうした苦い経験が(あくまでも日本国内のユーザー視点において、だが)スクウェア・エニックス参入という成果につながったともいえる。


■ 「FF XI オンライン」発表 〜PlayOnlineのPCユーザーとXboxLiveがつながる

和田洋一氏
 スクウェア・エニックス社長の和田洋一氏は、「世界最高のビデオゲームイベントであるE3で話す機会を得たことを光栄に思います。スクウェア・エニックスとMicrosoftは、ゲームとエンターテインメントの未来におけるビジョンを共有しています。今夜、スクウェア・エニックスがXbox 360とXboxLiveにコンテンツを提供することに大変興奮しております。我々は、Xbox 360の優れた機能、Microsoftのオンラインソフトに関する深い洞察に感銘を受けており、弊社のPlayOnlineのプラットフォームコンセプトがXboxLiveと互換性を持つことを大変うれしく思います。XboxLiveユーザーは、これから弊社の築いた世界をPCユーザーと共有できます。それは、私が今まで夢見てきたこと』とコメント。

 「そして『ファイナルファンタジーXI』をXbox 360に提供することを発表でき、うれしく思います」とのコメントには、会場から大歓声が沸き起こった。「Microsoftとスクウェア・エニックスの共同体制は、まだ始まったばかり」としながらも、「ビデオゲームの可能性を広げていく会社として、スクウェア・エニックスはXboxチームと一緒にXbox 360が実現する新しい世界を創造していきたいと思っています」と力強く宣言した。

 「我々が信じるビデオゲームの未来がどんなものか、ほんの少しだけお見せしたい。Xbox 360で作られた映像です」と公開されたムービーは、時間こそ数十秒程度と短かったが、リアルタイムレンダリングされた映像は「まさにスクウェア・エニックス!」と驚嘆に値する仕上がり。スクウェア・エニックスとMicrosoftの強力タッグは、その先々でユーザーに素晴らしい夢を見せてくれることだろう。

「FF XI オンライン」ではXboxLiveユーザーとPCユーザーが一緒にプレイできる 「我々が信じるビデオゲームの未来」と前置きして上映されたイメージムービー。もちろんXbox 360によるリアルタイムレンダリング映像だ



■ 年末に北米で6タイトルを発売 〜Electronic Arts〜

ドン・マトリック氏
 EAワールドワイドスタジオオペレーション担当社長のドン・マトリック氏は、MTVを使ったプロモーションのパロディとして、NFLのオークランド・レイダースに所属するロバート・ギャラリー選手を呼び込むというパフォーマンスを展開。「EAは現在25タイトル以上のXbox 360用タイトルを開発中で、クリスマスシーズンには6タイトルを発売したい」とコメントし、その内訳は本日付で公式サイトに掲載された「Madden NFL 06」、「Need for Speed: Most Wanted」、「FIFA 06」、「Tiger Woods PGA TOUR 06」、「The Godfather The Game」、「NBA Live 06」の6タイトルになるという。

 ヨーロッパと異なり、アメリカではマイナースポーツ扱いされているサッカーをモチーフにした「FIFA 06」に対する反応は若干にぶかったものの、それ以外は映像が出るたびに歓声が沸きあがる。「なにをいまさら」と突っ込まれそうだが、北米や欧州におけるEAブランドの人気と信用度、さらには「コンシューマ最大のフランチャイズを実現した」という紹介が伊達ではないことを、改めて実感されられた次第だ。

小粋な演出というやつでしょうか。知名度も高くギャラリーも大歓声で迎える
アメリカ人はナンバーワンが大好きなので、国際試合で結果が出せていないサッカーをモチーフにしたゲームは反応がイマイチ……


□Xboxのホームページ
http://www.xbox.com/ja-jp/
□「Xbox 360」のページ
http://www.xbox360.com/
□ニュースリリース
http://www.xbox.com/ja-JP/press/release/20050517.htm
□関連情報
【5月17日】Microsoft、Xbox 360のゲームタイトルを発表
「ファイナルファンタジー XI」も発売決定
http://watch.impress.co.jp/docs/20050517/ffxi.htm
【5月17日】カプコン、Xbox 360参入決定
カメラマンの主人公がゾンビを撃退して謎を解明していく「DEAD RISING (仮称)」
http://watch.impress.co.jp/docs/20050517/capxbox.htm

(2005年5月17日)

[Reported by 豊臣和孝]


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