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ソニーグループとIBM、東芝と共同開発されたCellを搭載し、グラフィックスチップはNVIDIAと共同開発。PS3全体では2テラフロップス級の処理能力を持つとしている。米RumbusのXDRメモリ256MBを搭載する(これに加えてGDDR3 256MBVRAMを搭載する)。メディアは昨年発表されたとおりブルーレイディスクROM。さらにHDクラスの規格の中では最高画質となる1080pを標準サポートする。 さらにハードディスクの搭載、USB×6、ブロードバンド対応、コントローラはBluetoothによるワイヤレスで、もちろんPSPも接続可能。さらに面白いところではメモリースティックのほか、コンパクトフラッシュ、SDも入出力をサポートしている。 プレイステーション 2発売当初は互換性を取ることが大きな話題となったが、今回も互換性を取ることが発表されている。久夛良木氏は以前、「互換性はプレイステーションの文化」と語っていたことがあったため、今回も互換性を取ったものと思われる。 すでにソフトメーカーに対してはCellを搭載した開発ツールを配布済みとしており、次世代機用ソフトの開発にこれから拍車がかかると思われる。各メーカーもコメントを寄せており、カプコンの稲船敬二氏は「『プレイステーション 3』大歓迎です! まずは、『デビルメイクライ4』をいち早く投入していきたいと思います。ハードの進化は開発者を制約という鎖から解き放ってくれます。いよいよカプコン開発スタッフの真の力を試される日が来たようです」とコメント。 さらに、スクウェア・エニックスの和田洋一代表取締役社長は「今後もこれに続き、『ファイナルファンタジー』シリーズをプレイステーション 3に対応して企画、PS3を強力にサポートしてまいります」と早くもバックアップを約束している。このほかにも、バンダイの鵜之澤伸氏は「ガンダムの世界が私たちの想像以上のクオリティで完全再現できて今までにない体験が出来ると思います」とガンダムのゲーム化を表明している。
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□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ (2005年5月17日) [Reported by 船津稔]
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