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米Namco Hometek、WIN「HELLGATE: LONDON」を発表
米Flagship Studios開発のFPS風アクションRPG

4月26日(現地時間) 発表

画面右下に表示された銃を持った手など、見た目は完全にFPS
 米Namco Hometekは、米Flagship Studios開発によるWindows用アクションRPG「HELLGATE: LONDON」を4月26日(現地時間)に発表した。日本では株式会社ナムコが発売予定で、発売日、価格ともに未定。

 Flagship Studiosは、同社CEOのBill Roper氏をはじめとした、オンラインRPGの草分け的存在の「Diablo」を開発したクリエイターが設立したゲーム開発会社。2004年3月に、Namco Hometekとの提携が発表されており、今回発表された「HELLGATE: LONDON」がFlagship Studios初のPC用オリジナルタイトルとなる。

 Windows用「HELLGATE: LONDON」は、FPS風の主観視点を採用したアクションRPG。舞台は2030年頃のロンドン。人類は悪霊に侵略され、地下に潜伏することを余儀なくされる。しかしこの事態を予期していたテンプル騎士団員とその秘密結社が、未来の技術と古代の遺物を結合させ、人類を救う戦いへと赴いていく。

 今回公開されたスクリーンショットでは、見た目は完全にFPSだが、スキルや装備を重視したRPG的なゲームデザインになるという。繰り返しプレイすることを前提にした設計で、マップやアイテムがランダム生成されるだけでなく、イベントやクエストもランダムに発生する。スキルや魔法も幅広く、外見のカスタマイズ機能とあわせ、独自色の強いキャラクタを作れるという。

 シングルプレイも可能だが、ゲームデザインとしてはマルチプレイとコミュニティを重要視しているという。何人までのマルチプレイに対応しているのかは不明だが、「大勢で強力な敵に挑める」としており、他のプレーヤーと協力して戦うようなマルチプレイモードが想定されているようだ。

 まだ詳しいゲーム内容は公開されていないが、FPS風の主観視点、繰り返しのプレイとマルチプレイを想定したゲームデザイン、といった辺りが本作のキーワードといえる。「Diablo」を超えるやりこみ要素も期待できそうだ。またFlagship Studiosのホームページでは、本作をE3に出展すると発表されている。この段階で何らかの新情報が得られそうだ。

【スクリーンショット】
荒廃したロンドンの街で、悪霊たちを相手に戦う。科学と魔力の融合により生まれた武器を操るというが、どんなスキルや魔法などが登場するのか楽しみだ


(C)2005 Flagship Studios, Inc. Trademarks belong to their respective owners. All rights reserved.

□Namco Hometekのホームページ
http://www.namco.com/
□Flagship Studiosのホームページ
http://www.flagshipstudios.com/
□「HELLGATE: LONDON」のページ(英文)
http://www.hellgatelondon.com/
□関連情報
【2004年3月19日】米ナムコ・ホームテック、Flagshipと提携
欧米でのPCゲーム開発・販売に本格参入
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040319/namco.htm

(2005年4月27日)

[Reported by 石田賀津男]


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ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

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