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ガイアックスは、オンラインコミュニティ事業を中心とした企業だが、2004年にはWindows用MMORPG「M2 ~神甲演義~」の日本展開や、NTTコミュニケーションズ株式会社と共同でゲームコミュニティサービス「なつゲー」を展開するなど、オンラインゲーム事業にも着手している。
記者発表会では、まずガイアックス代表取締役社長の上田祐司氏が挨拶。「オンラインゲームとオンラインコミュニティは非常に近い存在。今回の発表を皮切りに、2005年はさらにオンラインゲームサービスを拡大していきたい」と意気込みを語った。
事業譲渡に際しては、「プロジェクトEGG」の利用に必要な「Soft-City会員」の事業についても同様に引継ぎを行なう。また、@niftyなどに提供しているコンテンツについても、継続して提供を行なうという。既存ユーザーは、事業譲渡後も従来どおりに利用できることになりそうだ。
こちらも「プロジェクトEGG」と同様、現在の運営形態がそのまま引き継がれる。既存ユーザーには再登録などの手続きは発生しないとしている。
今後の具体的な展開としては、オンラインでより多くのコンテンツを提供するとともに、パッケージ販売や書籍への収録などを継続して行なっていくという。また今回の事業譲渡により、ガイアックスは「プロジェクトEGG」と「なつゲー」という、レトロゲームを扱うコンテンツを2つ持つことになるが、これについても鈴木氏は、「『なつゲー』を提供するNTTコミュニケーションとも、可能ならば協力していきたい」と話した。
同じレトロゲームとはいえ、「プロジェクトEGG」と「なつゲー」では、コンテンツの内容や提供方法が大きく異なる。現時点ではまだ具体的な計画段階にはなっていないようだが、もし協力が実現すれば、レトロゲームをコミュニティまで総合的に扱う強力なサービスが生まれてくるかもしれない。
□ガイアックスのホームページ (2005年4月2日) [Reported by 石田賀津男]
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