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カプコン、自由度の高い復讐のバイオレンス劇 |
価格:PS2版、Xbox版、未定
株式会社カプコンは、プレイステーション 2用、およびXbox用バイオレンス格闘アクション「BEAT DOWN」を発表した。発売時期は2005年秋を予定している。価格はPS2版、Xbox版ともに未定。
「『BEAT DOWN』は裏切り者のブタ野郎への復讐物語」……この見出しでもわかるように物語はかなり過激な内容となっている。物語は数々の「ミッション」を遂行することで進行していくが、ミッションをクリアする方法はひとつではない。その過程はプレーヤーの“自由”という判断に任せられている。
舞台となる「ラス・ソンブラス」という街は暗黒街で、この街は暴力と金ですべてが動く。欲しいモノは自分の拳で奪い取るというのが、この街のルール。気に食わない奴がいたら“ブッ倒せ”、それがルールであって“何故”という理由は一切必要ない。街にいる奴等には誰にでも喧嘩(バトル)を吹っかけられることができるが、バトル中、相手にネゴシエーション(交渉)を持ちかけることで、相手を仲間にすることができるほか、金を奪うこともできる。
本作の特徴であるネゴシエーションシステムによって要求できることは、「RECRUIT(仲間にする)」、「CASH(金品を奪う)」、「INFORMATION(情報を聞き出す)」、「BEAT DOWN(交渉せずにブッ倒す)」の4つ。仲間になる奴等は100人以上も存在し、仲間となった奴は自動的に戦ってくれたり、プレーヤーが直接操作することもできるという。
そして、その強さを認められてギャングの世界へ深くのめり込んでいく。闘うことが生き甲斐であり、生きている証と言ってはばからない。
そんな彼を仲間はRaven(大鳥)と呼ぶ。
ザネッティファミリーの腕利きだったが、組織の裏切りに遭い、追われる身に。闘争本能の塊のような男で、無敵のストリートファイトで復讐を誓う。
【スクリーンショット】 | ||
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組織の奴だろうが誰であろうがそんなことは関係ない、気に入らない奴はブッ倒す | レイヴンは流派などの型にははまらない、無敵のストリートファイターだ | 落ちているものはなんでも凶器となる。たとえ相手が丸腰だろうが知ったことではない |
仲間がはがい締めにしている間にぶん殴る。喧嘩にルールなどは存在しない、ルールがあるならそれは俺がルールだ! | 敵は大勢で襲い掛かってくることもある、そんなときのためには仲間の存在は重要 | 素手だけではなく、拳銃や刀などの武器を使用することも可能だ |
復讐のために仲間を集めて勢力を拡大し、最強の軍団を作り上げていく | 大勢の仲間を引き連れて街中を歩き回るのは最高の気分になれる | 1対多のバトルも状況によっては起こりうる。不利な状況を作らないためにも仲間を多く集めたほうがいいだろう |
敵は組織の奴だけではない。ときには大勢の警官が相手になることもある | レイヴンの前に現れた謎の男。敵なのか味方なのか……一触即発の雰囲気だ | 「You are next!(次はお前をブッ倒してやる)」。不敵な笑みを浮かべるレイヴン |
相手のプライドをボロボロにしてやるとネゴシエーションが開始できる | 仲間にできる人数は100人以上。仲間は携帯で呼び出すことができる | 仲間にも得意、不得意がある。今夜は足技の得意な仲間を集めてみた |
「RECRUIT」を選択し、仲間になるよう交渉してみる。脅迫してるようにもみえるが…… | ネゴシエーション成功!! 舎弟となった仲間は即戦力だ | ショップではアイテムや服などを購入することができる |
□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/
(2005年4月1日)
[Reported by 志賀康紀]
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