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　株式会社ブロッコリー、株式会社マーベラス音楽出版が主催する「ギャラクシーエンジェル」の舞台版、「ミュージカルギャラクシーエンジェル」が開幕した。開催期間は3月16日から22日まで。劇場は東京の新宿にある紀伊國屋サザンシアター。ロイヤル席が12,000円、A席が7,000円、B席が5,000円。当日券も若干用意されている。

　「ミュージカルギャラクシーエンジェル」は、「ギャラクシーエンジェル」の世界観を背景に、ふんだんに用意された歌とアクション、そして笑いあり感動ありの舞台に仕上がっている。演じているのはミルフィーユ・桜葉が富田麻帆さん、蘭花・フランボワーズを小出由華さん、ミント・ブランシュを川口真理恵さん、フォルテ・シュトーレンを白川りささん、ヴァニラ・H (アッシュ) を明坂聡美さん、烏丸ちとせを中山恵里奈さんがそれぞれ演じている。

　ストーリーは、再び平穏が訪れた宇宙。儀礼艦エルシオールでパトロールするエンジェル隊も、ミルフィーユが「銀河ケーキコンテスト」に参加するために、優勝の副賞目当ての他の隊員と一緒に「レシピ会議」を行なうなどのんびりとしていた。しかしそんなとき、小型艇がエルシオールに救助を求めてくる。乗船していたのは、謎の少女「シフォン」。さらにそのシフォンを狙っている宇宙海賊まで登場。紋章機で迎撃したエンジェル隊だったが、それは物語の始まりにすぎなかった。伝説のロストテクノロジー「アワーズ」をめぐって物語は大きく展開していく。

　ストーリーをお話しする訳にはいかないが、謎が明かされていく後半に大きなどんでん返しも用意されていて、なかなか楽しませてくれる。その大半を占めるミュージカルシーンはもちろんのこと、アクションシーンも迫力ある仕上がりだ。さらに友情をテーマに最後は大きく盛り上げてくれる。ファンの人はもちろんファンでなくても楽しめる内容となっていると思うので、ぜひとも劇場に足を運んでみて欲しい。

エンジェル隊のみんな。アクションあり、冒険ありの波乱の物語を演じきった	“銀河ケーキコンテスト”に参加するべくレシピ会議を行なうエンジェル隊の面々
宇宙海賊エレボスの首領ブルゴーニュ (中央) 。過去の事件から人を信じることを辞めてしまったが……	こんなシーンも用意されている。ミルフィーユ・桜葉が楽しそうにフラフープを回す

(C)BROCCOLI(C)ブロッコリー・マーベラス音楽出版・ネルケプランニング・読売広告社

□ブロッコリーのホームページ
http://www.broccoli.co.jp/
□「ミュージカル ギャラクシーエンジェル」のページ
http://www.broccoli.co.jp/ga/musical/

(2005年3月17日)

[Reported by 船津稔]

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