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コナミ、自分の将来をシミュレート!? |
価格:5,040円
大崎ナナ(左)と小松奈々(ハチ:右)が原作の主人公2人 |
原作は、'99年、集英社発行の月刊コミック誌「クッキー」の創刊と同時に連載スタートした、矢沢あいさんの「NANA」で、3月15日には最新刊となる12巻が発売される。性別問わずの人気を誇る原作コミックスは、2,000万部を売り上げている。
また、15日~4月14日までの期間中、渋谷の宇田川町に「NANA Cafe」がオープン(PS2版『NANA』の試遊台も設置される)。さらには、3月16日に「NANA」をキーワードに多数のミュージシャンが参加するスーパートリビュートアルバム「LOVE for NANA ~Only 1 Tribute~」が東芝EMIから発売される予定だったり、今秋には映画化(『NANA THE MOVIE』全国東宝系公開)も予定と、「NANA」の人気ぶりはとどまるところを知らないというわけだ。
主人公は、パンクバンドのボーカルでメジャーデビューを目指し上京する大崎ナナと、恋人を追いかけて上京する小松奈々、という2人の「NANA」。上京する新幹線で隣り合わせた2人は、落ち着く先を探して見学に行った部屋で再会。ルームシェアすることになる。そんな2人の運命的な結びつきを軸に、それぞれの恋愛模様や、仲間との友情・確執など、華やかな世界を舞台に物語が展開していく。
ゲームの主人公となるプレーヤーは、矢沢さんの描き下ろしによるオリジナルキャラクタ。2人の「NANA」の隣の部屋で生活することになる。この5人の中から自分の好きなキャラクタを選べる |
2人の「NANA」はもちろん、レンやタクミなどなど、魅力的な登場人物たちとのコミュニケーションをまじえながら、原作コミックス単行本の5巻~8巻冒頭部分に当たる、6月~8月中旬の花火大会までを彼らと同じ時間を過ごすことになる。登場キャラクタのボイスは矢沢さん自らが選出したキャスティングで、フルボイス仕様となっているのもポイント。
大崎ナナは皆川純子さん、小松奈々は宍戸留美さん、本城蓮(レン)は櫻井孝宏さん、芹澤レイラはmycoさん、一之瀬巧は子安武人さん、藤枝直樹は斎藤恭央さん、高木泰士(ヤス)は津田健次郎さん、寺島伸夫(ノブ)は植木誠さん、岡崎真一(シン)は木村良平さん、上原美里は田村ゆかりさん、早乙女淳子は渕崎ゆり子さん、遠藤章司は前田剛さんが担当する。
原作に登場する人物たちとの交流が可能。展開によってはデートに誘われちゃったり楽しいこともいっぱいあるが…… |
基本的に、ストーリーは原作にそって進行するのだが、原作では描かれていない時間のプレーヤーの行動いかんでは、その流れが変わっていく。スケジュール表に予定を組み、それにしたがって行動。所持金がなくなったときは生活ができなくなるから、アルバイトする必要も出てくる。所持金が増えていけば好きな洋服や家具を買って、自分の部屋や服装をコーディネートすることもできる。このまま日々を過ごすと、将来の自分はどんな姿になっているのか?……と、自分の未来をシミュレートできちゃうかもしれない。
所持金を増やせばコーディネートも可能 |
□コナミのホームページ
http://www.konami.co.jp/
□「NANA」公式サイトのページ
http://www.s-nana.com/
□製品情報
http://www.konamijpn.co.jp/products/nana/
(2005年3月15日)
[Reported by 佐伯憲司]
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