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「AOU2005 アミューズメント・エキスポ」ブースレポート
~コナミブース編~
「麻雀格闘倶楽部4」などイベントも盛況

2月18日~19日 開催

会場:幕張メッセ

入場料:1,000円(前売700円)
    小学生以下、60歳以上は無料


 コナミブースでは、新規BEMANIシリーズが出展されていたほか、シリーズものの人気タイトル「麻雀格闘倶楽部4」が出展され、コナミブースのメインステージで、プロ雀士と生で対局ができるイベントも目を引いていた。


「ビシバシチャンプオンライン 笑撃の全国対戦!?」 3月稼動

 左から赤、緑、青という配置の大型ボタンを叩いて、次々に出現するミニゲームをクリアしていく「ビシバシチャンプシリーズ」の最新作が、オンラインとなって登場。コナミのネットワークシステム「e-AMUSEMENT」に対応し、全国のプレーヤーと対戦が可能となった。筐体中央上部にカメラが設置されていて、プレイ後に撮影することでそれがランキング画面に表示されるといった仕組みもある。

 「全国オンライントーナメントモード」では、全国の「e-AMUSEMENT」でつながった筐体同士で、オンライントーナメント形式のチーム対戦ができる。お店の筐体で3人(2人以下の場合はCPUが入る)1組のチームとなって、全国の筐体とミニゲームで対戦を行なう。

 ミニゲームを行なった後、チーム内の3人の成績によって1位、2位、ビリという表示がされ、その3人の合計点数で相手チームと競い合う。点数が相手チームより高ければトーナメントを勝ち上がり、低ければ全員がひとつずつライフを失う、という仕組みだ。なので、誰かひとりが手を抜くとチーム全体に迷惑がかかるし、2人以下でプレイすると1人をCPUが担当することになるため、できれば3人集めて参戦するほうが盛りあがるハズ。ショー会場では、設置されていた4台の筐体をつないでオンライン対戦することができた。

 「挑戦! ランキングモード」を選ぶと、まず「性別」や「名前」の登録を行なう。そして開催期間によって異なる、固定のミニゲームの中からプレイしたいものを選択してプレイする。1ゲーム終了するごとに、全国ランクの中での自分の結果が発表される。

 これまでの、3人まで同時にプレイするモードは「お店でワイワイモード」となった。多数のミニゲームをプレーヤーが選択して、順次プレイしていくというもの。ゲームの内容は、ピッチャーの投げる玉の色を見て、同じ色のボタンをタイミングよく叩いて打ち返していくものや、左(赤)右(青)のボタンでトンカチを移動させ、中央(緑)ボタンを叩いて釘を打っていくものなど、ミニゲーム数はシリーズ最多の50種類以上。

 また、「e-AMUSEMENT」でミニゲームの追加配信も実施される。

【「ビシバシチャンプオンライン 笑撃の全国対戦!?」】
「全国オンライントーナメントモード」では、8チームから始まって3回勝ち抜けば優勝となり、また別のトーナメントステージへ進む。トーナメントはすべて8チームから始まる。10ステージほど勝ち抜いてエンディングを迎える姿も見られたが、参加者チーム数が最大でも4チームと少なく、CPUの多い会場ならではだろう


(C)1995 2005 KONAMI

「DANCE 86.4 FUNKY RADIO STATION」 6月稼動

 コナミのBEMANIシリーズの最新作として登場するのは、誰もが簡単にダンスシミュレーションを遊べるダンスゲーム。これで、「ダンス ヤローヨ」と読む。

 2人並んでプレイできる筐体の、足元にはフットパネルが横並びにそれぞれ3つあり、これが画面に流れてくる3つの判定に対応している。画面は大きな球体に乗っているような感じで、それが手前に回転するように動き、小さな地球を歩く感じで道路に記された足跡を踏んでいくという感じ。スクロールしてくる足型マークが、画面の下にある判定位置に重なったときに、対応したフットパネルを踏む。成功すると、画面の上にある5つ並んだ星型ゲージが少しずつ増えていき、失敗するとこれが減る。曲が終了した時点で星型ゲージがからっぽだとミスとなる。

 スクロールの流れは上から下(正確な表現をすると奥から手前という感じになるが)となり、これまでの「Dance Dance Revolutionシリーズ」とは逆だ。奥から流れてくるので遠くまで見渡せるのだが、足形マークが流れてくるラインの上、つまりプレーヤーの正面にはキャラクタがいて、ダンスしている。そして、上手いプレイを続けていくと盛りあがって手前に接近してくることで、足形マークを絶妙に隠してしまうのだ。これはなかなか面白く、完全には隠れないし、ダンスしている動きの合間から何とか確認できるのだが、でもやっぱりうざったい感じがした。

 プレイの流れは、まず曲を選択するとモードが出現する。モードは3つあって、左から難度が低い順に、「キッズ」、「ノリノリ」、「フィーバー」となっている。曲選択画面で、楽曲ににっこり笑った顔アイコンがあるものだけ、キッズ譜面が選べるようになっていた。会場ではこの数がまだ少ないが、発売版ではもっと増えるとのこと。

 2人同時プレイでは、「ラブラブモード」が出現する。これは通常は星型のゲージがハート型になり、それぞれ4つならんだハートの間に大きなハートマークが1つあって、これを協力して満タンにするというもの。うまいプレイを続けると、ハートが完成する。リザルト画面も単純に得点表示ではなく、どちらのラブ度が高かったか、という表現になっている。

 また、「フィーバー」のみの要素として、爆弾や、通常とは違う紫のちょっと派手な足型マークが流れてくる。爆弾が流れてきたときは避けなくてはならない。爆弾を踏んだり、流れてきたときに足をそのラインに置きっぱなしにしていると、爆発した爆風で画面の一定範囲が完全に隠れてしまうほか、コンボがリセットされる。紫の判定を踏むと、変わった音が流れる。例えば、「キューティーハニー」の最後の「ハニー フラッシュ!」が紫の判定で、キーンといった効果音が鳴る。

 これまでの「DDR」シリーズでは、「ステップを踏む」という行為が音楽に干渉することはなく、踏み外しても音楽は変わらなかった。逆に言えば、いかに上手なプレイをしてもそれが音楽に反映することはなかったのだが、本作はいかにもキメポーズで踏みたくなるような部分にこの紫が流れてきて、音によって「上手く踏んだ」という実感を高めてくれる。

【「DANCE 86.4 FUNKY RADIO STATION」】
ミラーボールがついていたり、POPも可愛らしい筐体 ステージでは定期的にダンサー2人によって模範プレイが行なわれた プレイをうまく進めると、キャラが画面中央辺りまで迫ってくる


(C)2005 KONAMI

「TOY'S MARCH」 2月稼動

 こちらはマーチングバンド演奏音楽シミュレーション。筐体はおもちゃのパレードをイメージしたデザインで、画面もポップな雰囲気で明るい感じ。対戦型になっていて、協力プレイはできない。1人でプレイした場合はCPUと、2人でプレイする場合は対戦相手と、1画面の左右に分かれて戦う。入力装置はドラムとシンバル1つずつで、これを付属の2本のスティックで叩いて入力する。筐体の正面に画面が1つ、ドラムとシンバルが筐体の左右に1セットずつある。

 2人プレイでは、1人プレイより1曲多く遊べる設定となっている。画面の左右、1P側と2P側にそれぞれ丸い「おんぷ玉」が流れ落ちてきて、画面下の音符マークに「おんぷ玉」が重なったとき、青ならドラム、黄色ならシンバルを叩く。またもう一種類、玉がつらなってチューブになったような形状の「連打玉」というものがあり、これが判定を通過しているあいだは、ひたすら連打すればいい。

 プレイ後の成績画面では、まず判定を拾うのに成功したプレイの得点が表示される。その後、いかに「連打玉」を連打したかによって、コンボ得点が加算される。判定に合わせて性格に叩くことが苦手な人でも、連打を頑張っていればライバルに逆転勝利することもある。判定を狙って正確に叩ける実力者でも、連打で手を抜くと逆転される可能性があるのだ。

【「TOY'S MARCH」】
楽曲は「Boys & Girls」、「ウィーアー(オープニングテーマ/ワンピース)」など有名ライセンス曲が多数、全25曲 全体的にポップで明るい画面。黄色い玉がきたら、シンバルを叩く 筐体の左右に旗が2本ずつかかげられ、勝った方の旗が上がる仕組みがある


(C)2005 KONAMI

「麻雀格闘倶楽部4」 3月稼働

 「クラブシステム」が新しくなり、より臨場感ある対局が楽しめるようになった。クラブスコアとは、1対局ごとの獲得点棒より算出(半荘リーグは通常の倍)、オンライン対戦モードでのみ獲得でき、獲得したクラブスコアの合計によって「店内クラブスコア」を実施。店内ランキング月間上位10名に称号が与えられるというもの。これに、1日ごとのクラブスコア(獲得点棒)を競い合う「1日クラブシステム」が搭載され、これの蓄積によってゲームアイテム(勝星)が取得できる。

 この他にも全国大会配信の充実や、日本プロ麻雀連盟とのタイアップの強化が図られている。初心者向が安心して対人対戦を行なえるモード「麻雀初心者専用卓」、強さが問われる「全国トーナメントリーグ」など、多数のモードも追加された。

 またコナミブースでは、1日3回、実際にプロと生で対局できるステージイベントが開催されていた。ゲームに登場するプロ雀士の中から多数のプロが参加、ステージをにぎわせていた。

【「麻雀格闘倶楽部4」】
ステージイベントでは、ポップにも登場している二階堂亜樹参段、二階堂瑠美二段らも袴姿で登場。対局中以外は、集まったファンから写真撮影の要望が殺到していた


(C)2002 2005 KONAMI

「BATTLE CLIMAXX! 2 プロレス頂上決戦」 3月稼働

 前作にも登場した団体や選手に加え、アントニオ猪木が新たに登場、また武藤敬司率いる全日本プロレスも新規参戦している。

 また、前作からのカードの写真が一新され、横デザインのものも現れたほか、新規カードが多数追加された。これまで無かった場外乱闘を行なう、場外乱闘カードなども登場。

 操作系が新しくなり、これまでボタンそれぞれに対応していたコマンドは、画面内で選択する方式になった。そして、2人のレスラーを操って選手交代や協力ツープラトン攻撃などができる、タッグマッチを新たに採用。レスラー同士に相性があるなど、タッグマッチならではの遊び方が追加されている。

【「BATTLE CLIMAXX! 2 プロレス頂上決戦」】
今回は団体が解散することがなく、破産するまで運営可能 今回から新しくタッグが結成できるようになった トレーニングも受けを鍛える項目が増えている


(C)2004 2005 KONAMI

「MONSTAR GATE ONLINE II ~時空のフォークロア~」 2月稼働

 新しいオンラインゲーム「インフィニティワールド」を追加し、全国の店舗のプレイヤーと、同じフィールドでの対戦を実現した。また、新モンスター、新アイテム、新タイプのダンジョンを多数追加し、バリエーションの強化を図っている

(C)2005 KONAMI

「Fantastic Fever2 Never Ending Parade」 2月稼働

 JACKPOT獲得時の音と光の演出がパワーアップしたほか、メダル投入口が新しく連続投入しやすい形状に変更された。メダルスペースの中央でひときわ華やかなオレンジの光を放っていた。

(C)2005 KONAMI

「彩華爛漫」 4月稼働

 好評のコナミの「GALAXYシリーズ」第4弾は、市場で公表の「太極神龍」と共に出展されていた。16台接続可能な「KONAMI GALAXY通信BOX」もあわせて発売される。

(C)2005 KONAMI

□全日本アミューズメント施設営業者協会連合会のホームページ
http://www.aou.or.jp/
□「AOU2005 アミューズメント・エキスポ」のページ
http://www.aou.or.jp/04/expo/expo2004.htm
□コナミのホームページ
http://www.konami.co.jp/
□関連情報
【2004年2月20日】AOU2004 アミューズメント・エキスポ開幕
オンラインとカードの融合タイトルがさらに増加
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040220/aou1.htm

(2005年2月19日)

[Reported by 河本茉澄]


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