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マイクロソフト、全世界でXbox用電源コードの交換を開始 |
マイクロソフト株式会社は2月17日、発火につながる恐れのあるXboxの電源コードを無償交換すると発表した。対象となるのは2003年10月23日より前に製造されたXboxで、同社ホームページ(http://replacements.webprogram.com/ja-jp/index.asp)において交換を受け付けている。
同社によれば、1万台につき1台未満の割合で電子部品の故障から発火の恐れがあるという。これまで全世界で30台のXbox本体に関して現象が報告されているといい、このうち7件は“軽い火傷、あるいは物品に軽微な破損”があった報告されているという。このほかの23件については、煙が出たりカーペットが焦げたりといったことがあったとしている。
交換される電源コードは申し込みから2週間から4週間で送り届けられるという。交換の申し込みサイトにアクセスすると「Xboxの12桁のシリアル番号」と「製造年月日」の入力を求められる。入力すると自動的に交換が必要かどうかを判断され、交換が必要な場合住所の入力などを求められる。同社では「電源コードをお取替えになるまで、Xboxをご使用されていない間は電源をお切りください」と呼びかけている。
ホーム&エンターテイメントディビジョンのシニアバイスプレジデントのロビー・バック氏はリリースにおいて「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。お客様に交換用電源コードを無料で提供することが責任ある措置だと考えました」とコメントしている。
Xboxの背面。写真で下のところにあるのがシリアルナンバーなどが書かれているところ | シリアルナンバーと製造が記載されている。これを入力することになる |
(2005年2月18日)
[Reported by 船津稔]
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