セガ、次世代ゲーム機用ソフト「Condemned」を発表 2005年冬発売予定、ただし日本での展開は未定
2月18日 発表
株式会社セガの米国子会社SEGA of Americaと、欧州子会社SEGA Europeは、次世代家庭用ゲーム機およびPC向けゲームソフト「Condemned」を発表した。欧米での発売は2005年冬の予定だが、日本国内での展開は未定としている。
「Condemned」は、FBI捜査官となって連続殺人犯を追跡するサイコスリラー作品。開発は米Warner Bros. Entertainmentの子会社Monolith Production。連続殺人犯を追う中で遭遇するさまざまな恐怖が、プレーヤーに大きな心理的緊張感を与えるという。
今回の発表についてSEGA of America社長兼COOのSimon Jeffery氏は、「セガは次世代ゲーム機向けのタイトルをもってセガブランドにおけるIP(知的財産)を強化するため、積極的なタイトル獲得戦略を推し進めていく。『Condemned』はその戦略を代表するタイトルだ」とコメントしている。
「Condemned」は今回、次世代家庭用ゲーム機とPCをプラットフォームにすることが発表されているが、具体的な機種名は明らかにされていない。一般に「次世代」と呼ばれる家庭用ゲーム機は、ソニー・コンピュータエンタテインメント、任天堂、マイクロソフトの各社が開発を進めているが、まだ発売時期が発表されていないどころか、製品仕様や正式名称すらも明らかにされていない。
セガは「Condemned」の発売を2005年冬予定としているが、発売のタイミングはあくまでゲーム機が発売されてからになるため、現時点で見通しが立つのはPC版だけと言ってもいいだろう。しかし、ソフトウェアメーカーが正式に次世代機への開発を発表したことは、次世代ゲーム機の登場がそう遠くない証であるともいえる。既にコーエーが次世代プレイステーション用ソフトとして、「鬼(仮称)」の制作を表明しているが、これに続く各社の発表にも期待したい。
□セガのホームページ
http://sega.jp/
□ニュースリリース
http://sega.jp/release/nr050218_1.html
(2005年2月18日)
[Reported by 石田賀津男]
Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の無許諾での転載、使用に関しましては一切お断わりいたします
ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp
Copyright (c)2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|