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「AOU2005 アミューズメント・エキスポ」ブースレポート ~サミー編~ |
会場:幕張メッセ
入場料:1,000円(前売700円)
小学生以下、60歳以上は無料
サミーがブースの中心に持ってきたのは、「ネオジオ バトルコロシアム」、「ザ・ランブルフィッシュ2」、「ネットセレクト競馬 ビクトリーハロン」の3タイトル。このうち2タイトルが2D対戦格闘というあたり、実に“らしい”ラインナップといえる。プレイしているユーザーも、前者が10~20代前半、後者が20代後半~50代が中心とクッキリわかれている点が面白い。セガとサミーの合同ブースということもあり、以前にも増して幅広い年齢層が同一ブース内でごったがえしている様子は、きちんとした相乗効果のあらわれといえるのではないだろうか。
● ネオジオ バトルコロシアム
さて。登場キャラクタが増えると同時に気になるのが“対戦バランス”。制作チームもこれには相当苦労しているようで、現在も鋭意調整が行なわれている真っ最中だという。ブースでも目の当たりにしたが、昨今の対戦格闘ゲーマーの多くは“格下の相手をひっぱりあげる余裕”みたいなものが希薄で、新キャラを試している人でさえ容赦なく秒殺してしまう。これは調整とは関係なく“どうしようもない”事柄だからさておくとして、正直“お祭りゲーム”なのだから、ある程度のバラつきは必要悪と割り切ってしまえばいいような気もするが……やはり“程度の問題”ということになるのだろう。
操作性については「SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS」や近年の「ザ・キング・オブ・ファイターズ」シリーズのそれに極めて近く、前述のシリーズをやりこんだ人なら、すぐに相応の立ち回りができるようになるはず。リアルタイムでプレイしている現役世代はもちろん、かつてネオジオ作品をプレイした人で「おぉ、懐かしいなぁ」といったキャラクタに出会った人は、この機会に改めてプレイしてみるというのはいかがだろうか。正式稼働日は未定。
(C)Sammy / (C)SNK PLAYMORE
● ザ・ランブルフィッシュ2
新キャラクは「シェリル」、「ミト」、「バズウ」、「ラッド」の4人。このうち「シェリル」は3月17日発売予定のプレイステーション 2版ソフト「ザ・ランブルフィッシュ」に登場することが明らかにされているため、アーケード版の練習をかねてPS2版を購入するという手もある。
前作よりもキャラクタの動きが若干スピーディになっているようだが、やはり“システムに関する習熟度”が反映しやすいゲーム性だけに、前述の「ネオジオ バトルコロシアム」以上にシビアなゲームに仕上がっている。やり込んだ人がそれだけ報われるシステムともいえるが、その一方で初心者に厳しい点も“前作以上”。既存の対戦格闘ゲームで満足できない人にはもってこいの作品といえる。今春稼動予定。
(C)Sammy
● ネットセレクト競馬 ビクトリーハロン
育成シーンは、調教、世話、餌、週末を1週間単位のセットで行なう。タッチパネルによる直感的な操作が可能で、誰でも手軽にプレイできるのが特徴。その一方で、レース中はかなり細かい指示が出せるなど、本格的なシミュレーションゲームとしても十分手ごたえがある作品。
公式サイトのFAQやお得情報コンテンツを見ればわかるとおり、本作には細かいテクニックがたくさん存在する。お気楽にやりたい人は愛馬と戯れるように、高段位を目指す人は内部パラメーターに留意しながら綿密に計画を練るなど、さまざまなプレイスタイルに対応できるスグレモノ。正式稼働日は未定。
(C)Sammy
□サミーのホームページ
http://www.sammy.co.jp/
□全日本アミューズメント施設営業者協会連合会のホームページ
http://www.aou.or.jp/
□「AOU2005 アミューズメント・エキスポ」のページ
http://www.aou.or.jp/04/expo/expo2004.htm
□関連情報
【2月18日】ブースレポート ~ナムコ編~「マリオカート」と「アイドルマスター」の2枚看板で構成
http://watch.impress.co.jp/docs/20050218/aou_n.htm
【2月18日】A「AOU2005 アミューズメント・エキスポ」開催。ビデオゲームタイトルは依然減少傾向に
http://watch.impress.co.jp/docs/20050218/aou.htm
(2005年2月18日)
[Reported by 豊臣和孝]
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