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任天堂、平成17年3月期第3四半期財務・業績の概況を発表 |
国内では2004年12月2日に発売されたニンテンドーDS |
今期は、新携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」が2004年11月21日に米国で、12月2日には日本でそれぞれ発売になり、全世界で280万台を越えるセールスを記録。またゲームボーイアドバンス用ソフト「ポケットモンスター ファイアレッド/リーフグリーン」が海外で好調で、当期だけで全世界580万本を超える数値を記録。「ペーパーマリオRPG」、そして年末に発売された「マリオパーティ6」がそれぞれミリオンを達成しているという。
ところが、平成17年度3月期の連結業績予想は、売上高は3.7%となる200億円減の5,200億円、経常利益は20%減となる300億円減の1,200億円と下方修正している。この件について同社は「『ニンテンドーDS』では出荷数量の増加が見込めるものの、同対応のソフトウェア及び据置型ゲーム機『ニンテンドーゲームキューブ』の売上が予想を下回る見込みとなったため」としている。
任天堂は同時にハード/ソフトの販売実績と当期販売予想なども明らかにしている。この補足資料によると、ニンテンドーDSの第3四半期国内販売台数実績は145万台で、全世界で284万台となっている。当期予想は600万台 (全世界)。ソフトの第3四半期国内販売本数実績は国内で210万本で全世界501万本。当期予想は全世界で1,000万本。
ゲームボーイアドバンス (SP含む) の第3四半期国内販売台数実績は228万台で累計1,548万台。当期予想は全世界で1,600万台。ソフトのタイトル数は国内では147タイトル発売となり、累計676タイトルとなった。ソフトの第3四半期国内販売本数実績は1,412万本で、累計では6,112万本となっている。
ニンテンドーゲームキューブは、当期国内33万台で累計378万台と冷え込んでいるが、海外、特に米国が好調で、第3四半期国内販売台数実績は226万台で、累計1,011万台となっている。
□任天堂のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/
□ニュースリリース (PDF形式)
http://www.nintendo.co.jp/n10/news/050126j.pdf
(2004年1月27日)
[Reported by 船津稔]
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