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EA、近未来の朝鮮半島を舞台にしたミリタリーアクション
PS2「マーセナリーズ」

3月24日 発売

価格:7,140円(予価)

ジェニファー・ムイ、マティス・ニールセン、クリス・ジャコブスの主人公3人
 エレクトロニック・アーツ株式会社は、プレイステーション 2向けに近未来の朝鮮半島を舞台にしたミリタリーアクションゲーム「マーセナリーズ」を3月24日に発売する。価格は7,140円を予定。

 プレーヤーは、分身となる3人の傭兵軍団と、南北朝鮮の統一を阻むチョイ・ソン将軍率いる反乱軍との戦いを描くストーリーラインとなっている。「Deck of 52」と呼ばれる反乱軍の幹部を拘束および殺害し、反乱軍を鎮圧することで朝鮮半島に平和をもたらし、傭兵の本分である「報酬」を手に入れることがゲームの目的となっている。

 「スター・ウォーズ バトルフロント」や、「フルスペクトラムウォリアー」を開発したPandemic Studiosが開発を担当。登場する全ての乗り物に搭乗することが可能で、全ての建物の破壊を実現しているというから、なかなか力の入ったタイトルといえそうだ。

【STORY】
逮捕した幹部を運び込んでいるところ
 西暦20xx年、北朝鮮に一大危機が勃発した。

 南北朝鮮の平和的融和を目指していた北朝鮮のチョイ・キム総統は、反統一と軍部独裁を目論む息子のチョイ・ソン将軍にクーデターを起こされ、殺害されてしまう。ソン将軍は周辺国との国交を断絶、北朝鮮はソン将軍独裁による鎖国体制に突入した。

 この状況を憂慮した周辺国は、様々なチャンネルを使い、北朝鮮と折衝を試みるが、ことごとく失敗に終わり、問題は更に深刻化していく。最も関連する中国・韓国はこの問題を国連に持ち込んだ。そんな時、オーストラリア海軍が立ち往生している北朝鮮籍の貨物船を発見、臨検を行なったところ、なんと船内から核弾頭が発見される。

 核兵器発見のニュースは国連を震撼させ、即座に国連主導の多国籍軍が編成され北朝鮮領内に侵攻を開始、ソン将軍が建設したミサイル発射基地を急襲、施設の破壊には成功したが、国連の査察団が施設を捜索した結果、ソン将軍率いる反乱軍は核兵器の自国研究・開発を行なっているという深刻な事実を知ることになる。

 この事実を打破すべく国連は新たな方針を採択、ソン将軍と彼の率いる反乱軍が核超大国を築く前に、彼と反乱軍要職に就く幹部、全52名を「Deck of 52(52枚のトランプカード)」と称して指名手配すると同時に、多額の賞金をかけた。

 多くの傭兵が所属する世界屈指の傭兵派遣会社「エグゼクティブ・オペレーションズ」は、このバウンティーハントに参加を表明、プレーヤーはエグゼクティブ・オペレーションズに所属するスゴ腕の傭兵となり、金を稼ぐ一方で戦乱渦巻くアジア地域に平和をもたらさなくてはならない!!


「Deck of 52」……政治家、科学者、軍人などを含む52人の反乱軍の要人たち。反乱軍の組織は任務に応じて4つの部署に分けられており、「クローバー」、「ダイヤ」、「ハート」、「スペード」の図柄で区別されている。それぞれの図柄のエースがその部署のボスを表わすようだ。

 各部署のボスは多国籍軍が居場所を捜査してプレーヤーに捕縛を依頼してくるが、それ以下のクラスの幹部は自らが各勢力の依頼をこなして情報を集め、発見・拘束しなければならない。

 というわけで、現状の国際情勢をビビットに反映している(しすぎという気もしないでもないが)と思われるストーリーラインだが、プレーヤーは傭兵会社エグゼクティブ・オペレーションズから派遣された3人のうち1人を操作し、国連が指名手配した北朝鮮反乱軍の幹部52名を拘束、もしくは殺害することが目的となっている。

 プレーヤーは韓国・北朝鮮の軍事境界線から北朝鮮領土奥深くに潜入し、様々なミッションを遂行する。自由度が高く、プレーヤーなりの様々なアプローチ方法でゲームを進行させられるというから楽しみだ。紛争地帯となっている韓国・北朝鮮軍事境界線からピョンヤン市街を含む北朝鮮領内各都市を自由に歩きまわれるようになっているが、当然、要所には警備体制が敷かれている。その突破方法はプレーヤーにゆだねられているというわけだ。

 また、傭兵であるプレーヤーには、韓国との軍事境界線に展開している国連軍司令部、韓国軍司令部、ピョンヤン郊外にある空港に駐屯する中国軍などから仕事が舞い込んでくる。さらに、ピョンヤン市街にはロシアンマフィアが縄張りを構え、クーデターの混乱に乗じて一稼ぎしようと企んでいる。時には彼らのような犯罪組織と結託することで、新兵器を入手することもできるという。

 彼らとの間には友好度が設定されており、仕事を請け負ったり敵対勢力の攻撃に助力することで友好度が上がる。逆に友好勢力の兵士を殺すなどすると友好度は下がる。友好度が下がると、敵対勢力の縄張りを通過する際には、余計なダメージを食らってしまったり、問答無用で戦闘を強いられる可能性が出てくる。

 仕事で稼いだら、PDAからアクセスできる「マーチャント・オブ・メナス」と呼ばれるウェブサイトから様々な兵器をショッピングできる(!?)。購入可能な兵器は車両や補給物資、火力支援など多岐に渡り、ミッションを攻略していくことにより、様々な種類の兵器使用制限が解除されていく。

【PDA画面】

【スクリーンショット】


LucasArts and the LucasArts logo are trademarks of Lucasfilm Ltd. Pandemic and the Pandemic logo are registered trademarks and/or trademarks of Pandemic Studios, LLC in the United States and/or other countries, respectively. (C) 2005 LucasArts Entertainment Company Ltd. and Pandemic Studios, LLC & TM as indicated. All rights reserved.

□エレクトロニック・アーツのホームページ
http://www.japan.ea.com
□製品情報
http://www.japan.ea.com/teaser.phtml?ProductCode=LASPD-7009

(2005年1月17日)

[Reported by 佐伯憲司]


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