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コナミ、ジーコ監督も登場! |
会場:六本木アカデミーヒルズ
【「ワールドサッカーウイニングイレブン 8 ライヴウェアエヴォリューション」】
3月3日 発売予定
価格:7,329円
コナミ株式会社は、同社が昨年発売した「ワールドサッカーウイニングイレブン 8(WE8)」の全国大会決勝戦、および3月3日に発売を予定している「ワールドサッカーウイニングイレブン 8 ライヴウェアエヴォリューション(WE8 LE)」の記者発表会を六本木アカデミーヒルズにおいて開催した。高塚プロデューサーの解説で展開した全国大会決勝に、抽選を突破した観客も多数訪れ、プレーヤーと一緒に盛り上がった。
■ 2005年の全国大会は3月20日から開催
フランス対ブラジルの決勝戦となった |
延長戦となり、フォーメーションの変更、選手をこまめに交代させるなどして息を吹き返したフランスに対し、10分過ぎにブラジルがあわやゴールかと思わせる好プレーで勝利に1歩近づいたかに見えたが、実はオフサイドでノーゴール。ここから試合が動いた。その混乱のスキにフランスが間髪入れずに追加点を挙げ、関西ブロック代表・ちゃっぴー氏が4-3で全国大会優勝の栄冠に輝いた。
ちゃっぴー氏は「前半は先行して余裕もあったが、後半追いつかれて危なかった。最後決められてよかった。今日は僕の優勝を見に来てくれてありがとうございました」とコメントし、会場を沸かせた。敗れた伊藤氏は、「今まで勝ってきたやつらのためにも勝ちたかったが、今日は楽しかった」とコメント。試合を見届けた高塚プロデューサーは「前半を見ていたら一方的な試合になるかと思ったが、後半こんなにも熱い試合を見せてくれてありがとう」と2人の活躍をねぎらうコメントを送った。
ここでサプライズゲストとして、「WE8」のイメージキャラクタであるジーコ日本代表監督が登場。成田空港から直接会場入りしたジーコ監督だが、旅の疲れも見せず元気な顔を見せてくれた。
ジーコ氏は「108会場の予選で戦ってくれたみなさんに心から賞賛の言葉を送りたい。このゲームによって少しでもサッカーに興味を持っていただいて、来年につなげてもらえればと思います。実は自分もこの大会に参加したいと思っていたんだけれども、指が動かなくて(笑)」とコメント。
優勝したちゃっぴー氏には賞状、トロフィーが高塚プロデューサーから贈られたほか、ジーコ氏からはサイン入りボールが贈呈された。また、大会運営スタッフのキャプテン今井氏から、優勝賞品として欧州旅行がプレゼントされることが明らかになった。さらに「WE8 LE」の全国大会が2005年3月20日から、優勝者のホームである奈良県で開幕戦を行ない、全国展開されることが明らかになった。そして2005年度大会の終了時には、2004年度、2005年度のチャンピオンが、欧州チャンピオンと戦うカードも用意されていることが明らかになった。
かなり傾きの大きいシーソーゲームとなった決勝戦。優勝したちゃっぴー氏にはジーコ監督からサインボールが手渡された |
■ ついにネットワーク対戦に対応した「WE8 LE」
続いて、「ワールドサッカーウイニングイレブン 8 ライヴウェアエヴォリューション」の記者発表会が行なわれた。本日より放映されるCMからスタートした発表会だが、「WE8 LE」の紹介とともに、試遊台が4台設置されていた。
「WE8 LE」の最大の特徴は、なんといってもネットワーク対戦に対応したこと。日本中のユーザーとの対戦が可能(海外は未対応)。勝利ポイントに応じて5段階のディビジョンにランクを振り分けることができ、リーグごとはもちろん、全ユーザーのランキングが表示される。「チーム限定戦」、「ディビジョン限定戦」、「リーグ限定戦」といったコナミの企画によるカップ戦も定期開催されることが判明している。
また、チャットやメッセージの送受信、友達リストへの登録などのネットワーク対応機能も装備されている。なお、プレイ料金だが、月額基本料+αという料金形態。ただプレイするだけなら「缶コーヒー2本分(?)かな(高塚プロデューサー)」とのことで、「日本代表を使うには+いくらか、セリエAのチームを使うなら+いくらか、といった段階方式の課金となる(高塚氏)」ということが明らかになった。
PS BB Unitにキャッシュ機能で対応した「WE8 LE」は、2004~2005シーズンに対応したチーム/選手リストには、セリエAが2チームが追加されて全20チーム構成になっているほか、フィオレンティーナなどの選手も追加されている。実況が6カ国対応、EDITモードでクラブ選手を未登録状態にできたり、海外の有名スタジアムも実名で登場する。
ジーコ氏は「これからは親子対決も可能になる」とネットワーク対応への期待を語った。「明日から合宿なのだが、日本代表のメンバーのほとんどが『WE8』をプレイしている。実際に来てもらえればわかるが、ホテルの廊下を歩いていると、どこからか必ずこのゲームの実況の声がたくさん聞こえてくる」と会場を笑わせた。
高塚プロデューサーと広報担当・米澤氏によるデモプレイは、ネットワークモードでの闘いとなった。ネットワークモードではロビーに入ってチャットなどを行ないながら対戦相手を探し、マッチングを行なう一般的な対戦ゲームのマッチング方式が採用されている。日本代表(高塚氏)対スペイン代表(米澤氏)という対決は、高塚氏の勝利で幕を閉じたが、「ネットワーク対戦を忘れる(米澤氏)」というほどのレスポンスの良さを堪能できるようになるまであと1カ月半、発売が待ち遠しいファンも多いだろう。
「オンライン対戦と言い続けて作ってきたが、実際かなり苦労した。やっと『WE8 LE』をお届けできる。これからもオンラインモードを『WE』の魅力的なコンテンツとして伸ばしていきたいと思う。当面の目標は全てのメンバーがそれぞれ担当できる22人対戦の実現」と高塚プロデューサーの言葉で発表会は締めくくられた。なお、課金に関しては正式なものが後日発表される予定だ。
ネットワークモードのデモも行なわれた。非常にスムーズに動いていたのが印象的 | 試遊台が4台展示され、最後までプレイされていた |
□コナミのホームページ
http://www.konami.co.jp/
□「ウイニングイレブン」公式サイト
http://www.konamityo.co.jp/we/
□製品情報
http://www.konami.jp/gs/ps2/we8le/index.html
(2005年1月16日)
[Reported by 佐伯憲司]
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