「RED STONE」は、韓国L&K Logic Koreaが開発したMMORPGで、ゲームオンが扱うMMORPGタイトルとしては第4弾となる。第3弾タイトルの「ミュー ～奇跡の大地～」では、3Dグラフィックスによる美しい映像をウリにしていたが、「RED STONE」は2Dグラフィックスを採用。推奨環境は、CPUがPentium III 600MHz以上、メインメモリが256MB、ビデオカードがGeForce2以上などとされており、数年前のPCでも動作する軽快さが特徴となっている。

　課金システムにはアイテム課金制を採用し、基本料金は無料で提供される。最近、各社のタイトルで採用されているアイテム課金制だが、途中で月額課金から方針変更するのではなく、当初からアイテム課金でのサービス提供を想定。正式サービス開始後には、マイレージなどとの連携サービスなど、一風変わったアプローチも検討されている。

　ゲームはリアル志向のファンタジーMMORPGで、モンスターなどのキャラクタデザインや魔法のエフェクトなどの映像も、全体的にリアルな表現が使われている。一見するとハードなゲーム内容にも見えるが、MMORPG初心者にも配慮した多彩なヘルプ機能も用意されており、誰でも気軽に遊べるよう設計されている。

　プレーヤーはいくつか用意されるキャラクタの中からひとりを選んでプレイする。ここで特徴的なのが、どのキャラクタも2つのジョブを持っているという点。例えば「ウィザード(魔法使い)」のキャラクタは「ウルフマン(狼男)」に変身でき、距離によってジョブを切り替えながら戦える。ジョブの切り替えはいずれもワンタッチで可能。また各ジョブごとに25種類のスキルが用意されており、多彩な戦い方が可能となっている。

【モンスターイラスト】
リアル志向という「RED STONE」らしさを感じさせるモンスターのイラスト。ゲーム中でもこのようなモンスターが襲い掛かってくる

【スクリーンショット】
2Dグラフィックスで描画されているゲーム画面だが、建物やエフェクトの描き込みはなかなかのもの。低スペックなPCでMMORPGが楽しめる点も嬉しい

□ゲームオンのホームページ
http://www.gameon.co.jp/
□「RED STONE」のページ
http://www.redsonline.jp/

(2004年12月10日)

[Reported by 石田賀津男]

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