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アイディアファクトリー、「IF MATE」第5弾は探偵もの |
価格:7,140円(通常版)
9,240円(限定版)
「月は切り裂く ~探偵 相楽恭一郎~」は、同社の美少女ゲームブランド「アイエフ メイト」の第5弾となる探偵アドベンチャーゲーム。主人公である三流探偵・相楽恭一郎が、謎の美女から破格の報酬の依頼を受けたことを発端に、さまざまな事件に巻き込まれる。探偵として事件の謎を解きながら、登場する女性キャラクタたちとの恋愛模様を描いている。
【STORY】 |
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横浜に探偵事務所を細々と構えるずぼら三流探偵、相楽恭一郎。 仕事らしい仕事の来ない彼は、探偵向け斡旋事務所からの怪しげな仕事をこなす日々を送っていた。
そんな折、彼のもとに謎の美女が人探しの依頼を持ってきた。その成功報酬はなんと500万円! |
会話シーンはオーソドックスなスタイルだが、サブキャラクタの視点でプレイすることもある |
本作では、探偵アドベンチャーゲームとして、記憶力や洞察力を問うシステムも用意されている。探偵パートでは、プレーヤーはマップの中を自由に移動して、さまざまな人物に聞き込みを行ない、手がかりを求めて探しまわる。そうして集めた情報は「人物ファイル」として記録され、情報を閲覧することができる。
そして、ストーリーを進めていくうちに、パスコードを求められることがある。ゲーム中に見聞きしたものの中から、記憶力や洞察量を頼りにヒントを探し出し、見事正解を推理して入力することで、事件の解明へと大きく近付くことになる。
マップ移動画面。灰色で示されているエリア以外には自由に移動できる | 人物ファイル。ストーリーの進行や入手した情報などによって随時更新されていく | テンキー入力システム。ゲーム中に隠されたヒントを手がかりに正解を推理する |
限定版パッケージ | 予約特典のドラマCD |
【登場キャラクタ】
本作の主人公。21歳にしてすでに探偵事務所を構えている青年。ずぼらでいい加減な性格が災いして、仕事らしい依頼がほとんど来ない。しかし、幼馴染みの相楽舞子がお目付け役として通ってきているおかげで、人並みの生活が送れている。
恭一郎の幼馴染みの高校2年生。家を飛び出した彼の面倒を見るため、探偵事務所へと通っている。名字は同じだが、血縁関係はない。成績優秀で気が強く、間違ったことが大嫌い。
喫茶店「ハノイ」に住み込みで働いているウエイトレスだが、店長に代わって店のすべてを切り盛りしている。普段は人当たりのいい性格だが、恭一郎に対してだけは冷たい態度をとる。なぜか拳銃の扱いに慣れている?
本作の鍵となる19歳の少女。記憶を喪失しており、自分の名前や住んでいた場所など、自らの素性に関わるすべてを忘れてしまっている。服装や言葉遣いなどから、良家のお嬢様ではないかと推測されるが……。
舞子の同級生で親友。彼女にくっついて探偵事務所や喫茶店「ハノイ」にもよく遊びに訪れる。実は日本有数の企業の娘。舞子の片思いを、生暖かい目で見守っている。
恭一郎が仕事を斡旋してもらっている事務所の職員。普段は前向きでマイペースな天然娘だが、気落ちすると一転して悲観的になるなど、意外な二面性を持っている。
恭一郎を名指しで、琴子を探す仕事を依頼してきた謎の美女。神出鬼没で名前以外の一切は不明。依頼後も、なにかと恭一郎に好意的な態度を示し、いろいろと絡んでくる。
自称「悪の秘密結社の幹部」。自分が正しいと思っていることは世界のルールと考えるほどの超ナルシスト。自分だけではなく、組織や肉親には異常なほどの愛情を傾けている。
23歳ですでに警部補というエリート刑事。ルール通りに事が運ばないと気がすまない生真面目な性格。恭一郎のことを、胡散臭い仕事をしていると決め付けて「エセ探偵」と呼ぶ。
恭一郎の事務所のあるビルの1階で店舗を構える喫茶店「ハノイ」のマスター。恭一郎にとっては兄貴的な存在。小さいことにはこだわらない豪放磊落な性格で、店の仕事は円に任せっぱなしにしている。
【スクリーンショット】 | ||
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□アイディアファクトリーのホームページ
http://www.ideaf.co.jp/
□「月は切り裂く ~探偵 相楽恭一郎~」のページ
http://www.ideaf.co.jp/tuki/top.html
(2004年11月26日)
[Reported by 滝沢修]
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