【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】

ESP、人気コミックを題材にした剣術アクション
PS2「あずみ」

2005年3月 発売予定

価格:7,140円

暗殺者として育てられ、超一流の女剣士に育ったあずみが主人公
 株式会社エンターテインメント・ソフトウェア・パブリッシング(ESP)は、プレイステーション 2用剣術アクション「あずみ」を2005年3月に発売する。価格は7,140円。

 PS2用「あずみ」は、「ビッグコミック スペリオール」で小山ゆう氏が連載中のコミック「あずみ」を題材にした剣術アクション。プレーヤーは主人公の女剣士あずみを操作し、さまざまな使命を遂行していく。

 物語の舞台は、関ヶ原の戦いの後、徳川家康が天下を平定した時代。しかし現実には、各地の武将たちが天下を得るべく画策を続けており、太平の世というには程遠い状態だった。そこで徳川家康の側近であった南光坊天海は、事前に反乱分子を討つ「枝打ち」と名づけられた作戦を計画する。この作戦を遂行するため密命を受けた小幡月斎は孤児を集め、暗殺術の過酷な修行を課した。主人公のあずみは、この孤児たちの中の紅一点であったが、名実ともに最高の剣術使いに成長する。

あずみは「スタンス」を変えることで、さまざまな局面に対応できる
 ゲームの基本は、刀による斬撃と、手裏剣などの飛び道具を使ったアクション。攻撃はただ近くの敵を斬りつけるだけでなく、「心」、「技」、「体」の3種類の「スタンス」によって攻撃方法が変化する。「心」は、ボタンを押したままにしてためる必要はあるが、広い範囲に攻撃が可能。「技」は最も手数が多く、近距離での連続攻撃に適する。「体」は遠距離から敵に突進して距離を詰める攻撃で、リスクは大きいが大ダメージが狙える。「スタンス」はR2またはL2ボタンで切り替えが可能なので、状況に応じて使い分けながら戦いを進めていく。

 また、地面を転がって素早く逃げる「回避」や、敵の攻撃を避けながら斬りつける「回避攻撃」といった特殊技も用意されている。特に「回避攻撃」は、原作さながらの華麗なアクションが見られる、本作らしい特徴的な技となっている。

あずみだけでなく、なちや最上美女丸といった原作のキャラクタたちも登場する
 ゲームモードは「使命」と「鍛錬」の2種類が明らかにされている。まず「使命」では、原作のストーリーに沿った物語が展開される。ステージごとに与えられた使命(達成目標)をこなすことで、次のステージへと進んでいく。使命の内容は、ターゲットとなる武将の抹殺や敵の全滅といったものから、制限時間以内に脱出点に到達するもの、特定のオブジェクトを破壊するといったものなど、さまざまなパターンが用意されている。

 「鍛錬」では、「使命」でクリアしたステージを再度プレイできる。本作には成長要素もあるため、レベルが足りず次のステージの攻略が難しいといったときに、前のステージでレベルアップさせることができる。また取り逃したアイテムなども、このモードで回収できる。

【スクリーンショット】
あずみの華麗なアクションにも注目したいところだが、敵を斬ったときのすさまじい血飛沫に否応なく目がいってしまう。暗殺者として育てられたという暗鬱な舞台設定が、独特の世界観をかもし出す作品となっている


(C)小山ゆう / 小学館 (C)2005 ESP
開発:ガーゴイル・メカニクス

□ESPのホームページ
http://www.esp-web.co.jp/
□「あずみ」のページ
http://www.esp-web.co.jp/products/azumi/index.html

(2004年11月22日)

[Reported by 石田賀津男]


Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の無許諾での転載、使用に関しましては一切お断わりいたします

ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

Copyright (c)2004 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.