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ド派手なアクションで、犯罪渦巻くLAを戦い抜け! |
価格:7,140円
主人公・ニック。銃の扱いに長け、格闘技も強い。本作では彼の爽快な戦いが楽しめる |
本作はドライビング要素、シューティング要素を盛り込んだアクションゲーム。プレーヤーはロサンゼルスの街を舞台に、精鋭部隊E.O.Dの一匹狼・ニックとなり、犯罪に立ち向かっていく。
チャイニーズ・マフィア、ロシアン・ギャング、怪しい潜入捜査官、さらにはFBIと、LAには多くの勢力が蠢き、対立をしている。ニックはさまざまな任務をこなしながら、その犯罪を追う。逆らう奴には鉛の弾に鉄拳と、その捜査の仕方も相手に合わせた尋常じゃないものばかり。
本作は特にアクション要素が充実しており、銃撃戦では障害物に身を隠したり、横っ飛びにジャンプをしながら射撃ができる。「バレットタイム」も採用されており、相手の弾をかわしながら華麗に反撃することも可能だ。さらに、敵を羽交い締めにして盾にすることすらできる。狙撃モードで相手の頭を狙えばどんな敵ですら一撃でしとめられる。アクションの腕次第で、ニックは超人的な強さを発揮することができるだろう。
潜入ミッションでは、ニックのアクションも変化する。ここでは「スニークアクション」的なゲームが楽しめるルールになり、物陰に潜み、敵の目を欺きながら目的地へ進む。監視の者を締め上げ、情報を聞き出すことも有効な手段。もし見つかってしまったら銃撃アクションのスタート。任務によっては、正面突破よりも隠れて進む方が有効なことも忘れてはならない。
また、格闘要素も充実している。ニックはパンチ、キックの他、ドロップキックなど多彩な技を出せる。公式ページで見ることができるムービーでは、「カラテ」の達人とも戦っていた。銃が使えないときには、手足がそのまま武器になる。ニックの恐るべき戦闘力が楽しめそうだ。
ドライビング要素も本作では充実。ごみごみしている街を高速で駆け抜ける爽快感はもちろん、スピンターンをして車体を180度回転、追跡者に向かって射撃を喰らわした後、再び180度回転してスピードを殺さず前進といった荒技さえ可能だ。ヘリに乗った敵からの空からの掃射をかわすなど、映画そのままのアクションシーンもある。
また、任務によっては制限時間に目的地に着かなくてはならない場合もある。サイレンをガンガン鳴らし、一般車を蹴散らし、さらには建物の間に車体を突っ込ませて地図に載っていないショートカットを探すなど、ハチャメチャな方法でもクリア可能。どんなことをしてでも、目的さえ達することができれば、それでOKなのだ。
より派手なアクションにベクトルを持たせた作品である。その爽快感は、要注目だろう。
【スクリーンショット】 | ||
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□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/
□「トゥルー・クライム STREETS OF LA」のホームページ
http://www.capcom.co.jp/truecrime/
(2004年10月27日)
[Reported by 勝田哲也]
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