|
イマジニア、GBA「シナモン ゆめの大冒険」 |
価格:5,040円
GBA用「シナモン ゆめの大冒険」は、株式会社サンリオの人気キャラクタ「シナモン」が登場する縦スクロールアクション。シナモンを扱ったゲームとしては、2003年12月に発売されたゲームボーイアドバンス用「シナモロール ここにいるよ」に続いて2作目。シナモンのキャラクタ商品が初めて登場したのは2002年5月でまだ日は浅いが、現在は同じサンリオの「キティちゃん」と肩を並べるほどの人気を集めている。
アクションゲームとなった今作では、大きな耳を羽ばたかせて浮遊する特技を持つシナモンが、おじゃまキャラクタや仕掛けを切り抜けながらゴールを目指す。「かわいい、ドキドキ」がテーマとなっており、シナモンのかわいらしい動きや表情が多彩に表現されるとともに、おじゃまキャラクタを避けて進むといった緊張感のあるアクションが楽しめる。
舞台となるのは、シナモンが夢の中で見る「夢の世界」。公園やお花畑のほか、時計じかけの間や空とぶ庭園など、複数のワールドに分けられている。おじゃまキャラクタなどのサブキャラクタも、シナモンと同様にかわいらしいものばかり。ゲーム全体がパステルカラーで描かれ、ファンタジックな世界観で統一されたつくりになっている。
ゲームはシナモンが浮遊してゴールを目指すだけでなく、途中に置かれているスイーツを集めることも目的となる。スイーツは全部で100種類用意されており、獲得したスイーツはスイーツアルバムに記録される。スイーツを全て集めることで発生する隠し要素も用意されているので、コレクション要素としても重要なポイントになる。また同じスイーツや同じ皿のスイーツを連続して取ることで、スコアが“リンク”してボーナスがもらえるので、うまくリンクさせて取ることがハイスコアにつながる。
アクション面では、おじゃまキャラクタを避けるだけでなく、シナモンから攻撃できる「ハイテクニック」が3つ用意されている。いずれもおじゃまキャラクタを一定時間気絶させる効果があるほか、ブロックを壊したり、フィールドのスイッチを作動させたりできる。
幅広いユーザーが楽しめるよう、難易度はかんたん、ふつう、むずかしいの3段階から設定可能。またセーブデータも3つ記録可能で、家族や友達と一緒に遊べるよう配慮されている。
【スクリーンショット】 | ||
---|---|---|
シナモンが見る冒険の夢の世界がゲームの舞台。シフォンやカプチーノなどのキャラクタも登場する | ||
シナモンの多彩なアクションが一番の見所。ただクリアを目指すだけでなく、いろいろな動きを試してみたい | ||
ゲームプレイのポイントとなるスイーツ集め。中にはレアなスイーツもあり、100種類全てを見つけるのはかなり大変そう |
□イマジニアのホームページ
http://www.imagineer.co.jp/
(2004年10月27日)
[Reported by 石田賀津男]
GAME Watchホームページ |