価格：7,140円

　アスミック・エー ス エンタテインメント株式会社は、11月3日に発売されるプレイステーション 2用RPG風ボードゲーム「ドカポン・ザ・ワールド」のCMナレーションの収録を行なった。ナレーションを担当しているのはゲームでもナレーションを担当しているタレントのベッキーさん。

　「ドカポン・ザ・ワールド」は、ボードゲームというスタイルながらRPG的な成長要素を持つ、ほかのゲームにはないシステムを搭載していることから人気が高いシリーズ。一方で、「友情破壊ゲーム」というキャッチフレーズを掲げ、ライバルをあらゆる手段でけ落としていくなど、友人や家族の集まる機会の多い年末年始にあったボードゲームとなっている。

　最新作となる今作では、吉崎観音氏がキャラクタデザインを担当しており、ポップで可愛らしいキャラクタに仕上がっている。音楽は古代祐三氏が担当し、ベッキーさんはチュートリアルシーンなどを中心にナレーションなどを担当している。

　ベッキーさんは、今回のゲームの声の収録について「いうことがたくさんありすぎて必死でした、頑張りました。ちょっとキャラクターっぽい……地声ではなく、ちょっと高めの声で、明るい声にしてみました」とコメント。ゲームはプレイされていないと言うことだが、友達の家に集まってボードゲームなどを朝まですることはあるのだとか。「ドカポン」については、友達とプレイすると楽しいということで、「やりたいですね」と語っていた。

　アニメーションの声など声優としての活躍も目立ってきているベッキーさんだが、アニメとゲームの収録の違いについて「わたしの中では、アニメもゲームも声と命を吹き込むというみたいなところでは同じですね。気分的には違うんですが……アニメだとストーリーがあるじゃないですか。でも、ゲームはその都度気分を切り替えなくてはいけないので (ゲームの場合、セリフを細切れに収録することが多い) 」という。

　気分を切り替えてやるというのが難しいという声優さんもいらっしゃるが、ベッキーさんは「いや、切り替えながらするのが楽しいですね。いっこ前では“おめでとう”と言っているのに、次になると“残念～”と言ったりとか、その切り替えが私は好きですね」とコメントしてくれた。今後については「 (お仕事は) 何でもやっていきたいですね。ジャンルを決めないでドンドンやりたいです」と前向きに語っていた。

　今回、ベッキーさんが収録したCMは10月30日から、テレビ東京系列で放送中のテレビアニメ「ケロロ軍曹」を中心に放送が開始される。CMはどんどんとテンポの速くなっていくナレーションに合わせアニメがめまぐるしく変わる派手な演出となっている。ちなみに全編アニメーションで構成されているが、すべてCM用に描き起こされた貴重なものとなっている。

とにかくお忙しいベッキーさん。テレビの生放送収録直後の間をぬってCM収録を行なった	インタビューに答えていただいたベッキーさん。「機会があればゲームの声の収録もどんどんやっていきたい」という

(C)STING Published by Asmik Ace Entertainment, Inc.

□アスミック・エース エンタテインメントのホームページ
http://www.asmik-ace.co.jp/
□「ドカポン・ザ・ワールド」のページ
http://dokapon.asmik-ace.co.jp/
□関連情報
【10月15日】アスミック・エース、PS2「ドカポン・ザ・ワールド」
吉崎観音氏を起用した初のPS2オリジナル作品
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20041015/doka.htm

(2004年10月25日)

[Reported by 船津稔]

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