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オーバーランド、FS2002/2004用アドオン「みんなの空港 2」を12月23日に発売
羽田、成田、福岡を含む11空港を収めたシリーズ第2弾

12月23日発売予定

価格:6,090円

 株式会社オーバーランドは、「Microsoft Flight Simulator 2002」「同 2004」用のアドオン「大空にこだわろう! みんなの空港 2」を12月23日に発売する。対応OSはWindows 98/Me/2000/XPで、価格は6,090円。

福岡地方を上空から眺めたところ。福岡空港は大都市では唯一市街地にあるため、市街地まで綺麗になるようだ
 「大空にこだわろう!」は、マイクロソフトの「Flight Simulator」シリーズに空港や地形、航空機などの各種データを追加するアドオンシリーズ。現在、国内の空港を網羅した「みんなの空港」、機体データを集めた「日本のエアライン」がリリースされており、今回発表された「みんなの空港 2」がシリーズ第3弾ということになる。

 「みんなの空港 2」では、国内の乗降客数のベスト3を占める羽田、成田、福岡の3空港をはじめ、山形、函館、調布、大島、真島、三宅志摩、神津島、八丈島の11空港を収録している。羽田空港は、12月1日にオープンする新ターミナルビルまで収録。

 空港は離着陸時に嫌でも目にする存在だけに、国内トップクラスの空港が網羅される第2弾は、FSファンにとってかなり魅力的なコンテンツだろう。なお、前作「みんなの空港」を含めると22港が網羅されることになる。「みんなの空港」シリーズは、第5弾まで予定されており、すべてインストールすることで、国内のメジャーな空港すべてがカバーされるということだ。

 このうち、羽田と調布は、「東京フォトシーナリー Vol1」のデータをブラッシュアップしたものを採用しているという。どうしてこのようなことが起こるかというと、「東京フォトシーナリー」では空港シーナリーの開発の一部をオーバーランドのスタッフが担当しているためで、著作権そのものはオーバーランドが所持しているという。

 同社の表現では、「東京フォトシーナリー」と「みんなの空港 2」の両方をインストールすることで「完全な東京が完成する」としている。「みんなの空港 2」では、東京以外にも成田や福岡など日本各地の空港が収録されている。日頃、国内を中心にフライトを楽しんでいるフライトシムファンには要注目のアドオンだ。

上3段が福岡空港、最下段が成田空港。建物内部まで作り込んでいるのには驚かされる。港内には一部日本のエアラインの塗装をした機体が見えるが、これは含まれない。

(C) 2004 Overland Co.,Ltd. All Rights Reserved.

□オーバーランドのホームページ
http://www.overland.co.jp/
□「みんなの空港 2」のホームページ
http://www.overland.co.jp/sms/airport2.html
□関連情報
【5月31日】オーバーランド、「日本のエアライン」を7月に発売
クオリティにこだわったFS2002/2004用機体データ集
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040531/airline.htm

(2004年10月21日)

[Reported by 中村聖司]


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