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イマジニア、GBA「真型メダロット」 |
価格:5,040円
イマジニア株式会社は、ゲームボーイアドバンス用RPG「真型メダロット カブトバージョン/クワガタバージョン」を12月に発売する。価格は5,040円。
「真型メダロット」は、頭部、左右の腕部、脚部のパーツを組み合わせて作るロボット「メダロット」を戦わせるRPG。'97年にゲームボーイ用として発売された「メダロット」のリニューアル版となる。ゲームの基本コンセプトや、従来のシリーズ作品で好評だった部分は受け継ぎつつも、キャラクタのデザインは一新され、システム面での機能追加なども行なわれている。新たに「真型メダロット」シリーズとして展開される意欲作となっている。
ゲームの舞台となるのは、ペットとして扱われるメダロットを戦わせる「ロボトル」が大流行している近未来。主人公の少年ガンマもあるきっかけでメダロットを持つことになったが、いつの間にか世界征服を企む悪の集団「ロボロボ団」が起こす事件に巻き込まれていく。正義感の強いガンマは、このロボロボ団を撃退するために戦うことになる。
実際に戦いを繰り広げるのは、主人公自身ではなくメダロット。メダロットは、強力な主力武器を備える左腕、弾数や命中率に優れる武器を備える右腕、特殊な武器を備えるとともに、ロボットの指令部となる頭部、「にきゃく」や「しゃりょう」、「ひこう」などの移動方法を決める脚部の4つの部分で構成される。これらの部位にはそれぞれ60種類のパーツが用意されている。さらに、レベルや属性、攻撃のターゲットを決める「メダル」を頭部に装着することで、意思を持ったペットロボットとしてのメダロットが完成する。
メダロットは最大で9体所持できるが、戦闘のロボトルには3体までが参加でき、このうち1体をリーダーとして登録する。ロボトルでは、プレーヤーが出した指示に応じて、メダロットが行動する。勝敗はいずれかのリーダーが機能停止になることで決する。メダロットは頭部が攻撃されて破壊されると、他のパーツが残っていても機能停止となるので、リーダーの頭部がやられると負けとなってしまう。ただし制限時間を超えた場合、判定で勝負が決まる。ロボトル終了後は、勝者は敗者からパーツを1つ獲得できる。
「真型メダロット」では、キャラクタのデザインが一新されただけでなく、「シーケンスアニメーションシステム」と呼ばれるシステムにより、ロボトルでのメダロットのアクションが従来よりも滑らかに描かれる。またチュートリアル機能も充実し、「メダロット」シリーズをプレイしたことのないユーザーにも配慮されている。
通信機能も搭載されており、2人対戦でのロボトルや、パーツやメダルの交換が行なえる。
【スクリーンショット】 | ||
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従来の「メダロット」シリーズから大きく変わったキャラクタのデザイン。初代「メダロット」のリニューアル版とされているが、デザインの変更だけでなく、ボリュームも大幅にアップしている |
「シーケンスアニメーションシステム」による、メダロットのアクションシーン。滑らかな映像により、ロボトルも一層盛り上がるはず |
□イマジニアのホームページ
http://www.imagineer.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.imagineer.co.jp/truemedarot.htm
□関連情報
【2003年10月31日】ナツメ、GC「メダロット・ブレイブ」
初回版購入者にGC着せ替えプレートをプレゼント
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20031031/mdb.htm
(2004年10月21日)
[Reported by 石田賀津男]
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