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【東京ゲームショウ2004】

TGS2004イベントレポート~サイバーフロント~
人気声優がステージを席巻!大盛況のトークショー2本立て

9月24日~26日 開催(24日は終日ビジネスデー)

会場:日本コンベンションセンター(幕張メッセ)

入場料:1,200円(前売1,000円)、小学生以下無料


 本日25日に行なわれたステージイベントの目玉は、最新作「ちゅ~かな雀士 てんほー牌娘」と「ファンタスティックフォーチュン2☆☆☆」の両タイトルに参加した人気声優たちによるトークショー。ステージ周辺にはお目当ての声優が登場する瞬間を待つファンたちで早々に埋め尽くされていた。


■ 「ちゅ~かな雀士 てんほー牌娘」声優トークショー

 弥生役の高橋美紀さん、安部鈴音役のこおろぎさとみさん、そして白金れーこ役の生天目仁美さんの3人が揃って登場。それぞれの役柄についてのエピソードを、収録時と変わらない大きな声でアピールし、サービス満点のトークを披露した。

○ 「破邪のくノ一」弥生役:高橋美紀さん

 「以前から『くノ一』に憧れていたので、今回くノ一でもある弥生の役ができて嬉しかったです。収録では弥生とくノ一との区別がハッキリと出るように頑張りました。新しいフレーズも盛りだくさん入っていますので、皆さんきっと満足してくれると思います。最初は演じるのが難しいと思いましたが、やってみたら楽でした(笑)」。

○ 「陰陽師『安部清明』の末裔」安部鈴音役:こおろぎさとみさん

 「鈴音は陰陽師のキャラクタなのですが、実はこおろぎ姓は九州の辺りで代々陰陽師の家系らしいのです。私の親戚にはそのような人がいないのですが、今回鈴音の役が回ってきたのも何か縁があるのかもしれませんね。ゲーム中に展開される、鈴音の様々な人間関係もぜひ注目して楽しんでください」。

○ 「ある大物の娘(らしい)正体不明の女性キャラ」白金れーこ役:生天目仁美さん

 「私は大人の女性役を演じることがとても多いのですが、今回のような少女のれーこ役で、しかもちょっと不良っぽいところがあるキャラクタを担当するのは本当に珍しいですね。それからゲームのテーマ曲は美紀さんが書いてくれた歌詞ですから、歌のほうも一生懸命頑張りました!」。

 トーク終了後は声優さんたちとのジャンケン大会を開催。見事勝ち残ったシアワセ者には、3人のサイン入り特製クリアファイルが、さらに最後まで勝ち残ったファンには特賞として“くノ一セット”のコスチューム(無論これもサイン入り)が贈られた。「マジックのシンナーの臭いが気にならないような場所にちゃんとサインしました。大事に使っててくださいね」とはこおろぎさんの弁。

 また、整理券を持って入場したファン全員にもクリアファイルがプレゼントされ、冷たい雨が降る中を駆けつけたファンにとっては嬉しいお土産となった。「私、実は雨女なんです。今日の天気は私のせいです、ゴメンナサイね……(笑)」とこおろぎさんのフォローに会場は笑いに包まれた。


■ 「ファンタスティックフォーチュン2☆☆☆」声優トークショー

 ステージの周りをぐるりと囲んだ大勢の女性ファンが、リュート役の櫻井孝宏氏を盛大な拍手でお出迎え。司会者、および参加者からの質問ごとに櫻井氏がコメントをするという形でトークを展開した。

 最新作、『ファンタスティックフォーチュン☆☆☆』はどんなゲーム?

 「14歳の少年である主人公リュートの揺れ動く恋心が描かれています。14歳というのは何かと多感な年頃で、特に彼の場合は年上の女性に憧れています。演じている僕はもう30歳なんですけど……。でも収録では照れることもなく、真摯に取り組むことができたと思います。これ以上の詳しい内容はナイショですので、後は買ってからのお楽しみです」。

 櫻井さんとリュートとの間に何か共通するところようなところは?

 「ないないない!!(一同大爆笑)。でも共通するところがない分、かえって感情移入はやり易かったですね。リュートには可愛い部分と腹黒い部分とがあるのですが、もう僕はオジサンなので腹黒いところしかありません(笑)。でもゲームではちゃんと好青年の役を演じていますよ」

 ゲーム以外にも小説やドラマCDなどで共演している、他の声優さんとは仲がいいのですか?

 「みんな仲がいいですよ。プライベートで会う機会はほとんどないのですが、特にショウちゃん(森久保祥太郎氏)やヒロキ(高橋宏樹氏)とは仲良しですね」

 ここで突然、ビデオレターの再生がスタート! 櫻井氏本人も事前に知らされていなかったその送り主は、まさにその高橋氏。「ゲームの収録が終わったばかりで疲れているところをゴメンね」と挨拶し、櫻井氏との仲の良さを見事に証明した。司会者から「ビデオに映っていた高橋さんは、なんだか元気がないみたいですけど……」というツッコミには、「ヒロキはとても働き者だから疲れているんですよ」と仲間の顔をしっかり立てるコメントを返していた。

軽快なトークを続けていると、突然高橋氏のビデオレターが登場。いきなりの展開にもかかわらず、見事にコメントを返してファンをしっかり笑わせていた。流石はプロの声優同士、ビデオ経由でも息はぴったり!


 また、「声優になるにはどうしたらいいですか? 今からでもなれますか?」という若い女性参加者からの質問には、「僕も高校を卒業する直前まで声優の仕事があるなんて知らなかった。高校を出てから声優の勉強を始めても間に合うから大丈夫」と声優志望者には実にありがたいエールを贈ってくれた。

 そしてジャンケン大会の勝者にはサイン入りのクリアファイルをプレゼント。他の参加者にも同じくクリアファイルが配られ、大盛況のうちに大団円を迎えた。 

会場はご覧のとおり女性ファンがいっぱい! 参加整理券を数分で配布を終えたというのも納得


□東京ゲームショウ2004のホームページ
http://tgs.cesa.or.jp/
□サイバーフロントのホームページ
http://www.cyberfront.co.jp/
□ジェネックスのホームページ
http://www.generation-x.co.jp/
□関連情報
【9月28日】東京ゲームショウ2003、記事リンク集
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030928/tgslink.htm

(2004年9月25日)

[Reported by 鴫原盛之]


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ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

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