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NTT Com、'80年代の名作を提供する「なつゲー」 |
料金:1ゴールド10円(販売単位は30、50、100、300、500、1,000)
1プレイ3~8ゴールド程度の予定
NTTコミュニケーションズ株式会社は、大手町のアーバンネット大手町ビルにて、ゲームコミュニティサービス「CoDenゲーム『なつゲー』」の正式サービス開始の発表会を開催した。そこでは、正式サービスを10月4日より開始することや、提供するタイトル、料金体系なども発表された。
「なつゲー」は、'80年代の家庭用ビデオゲーム機などで人気の高かったゲームを、インターネットを経由してプレイできるサービス。8月からβテストを実施しており、10月4日より正式サービスをスタートする。
OCNの「CoDen(個電)」のコンセプトについて語るNTTコミュニケーションズの前田幸一氏 |
「なつゲー」のコンセプトを説明するNTTコミュニケーションズの白石義彦氏 |
冒頭に挨拶に立ったNTTコミュニケーションズの前田幸一氏による、OCNが進める「CoDen (個電)」のコンセプトの説明から始まり、その中のゲームコンテンツの1つとして、現在βテスト中の同社が提供中のMMORPG「M2~神甲演義~」と並んで、「なつゲー」もキラーコンテンツとなることへの期待などが語られた。
続いて、白石氏が行なった「なつゲー」のサービス展開やサービス提供モデルについての説明では、「なつゲー」は懐かしいゲームをプレイするだけではなく、ゲームについて他の人と語りあったり、対戦プレイやランキング集計、各種イベント、掲示板など、ネットならではの楽しみも同時に提供できるという。さらに、搭載時期は未定ながら、「観戦モード」の搭載も予定しており、他プレーヤーのプレイを批評したり、攻略法を教えるなどの楽しみ方もできるようになるという。
ハドソンのブロードバンド事業本部部長の土井英明氏 |
タイトーのCP事業本部本部長の下高重雄氏 |
テクモのブロードバンド&モバイル事業部長の安田善己氏 |
現時点でもっとも多くのタイトルを提供しているハドソンの土井氏は「われわれの資産の有効活用を含めて、今後も可能性のあるタイトルについては前向きに検討したい」とコメントした。タイトーの下高氏は「タイトーは今から26年前からゲームを開発しており、『なつゲー』のターゲットとなる'80年代からのオールドファンをはじめ、新しいユーザーへも向けて今後も提供していきたい」としている。
そして、テクモの安田氏は、同社の正式参入を表明。「なつゲー」の事業モデルに共感したことなどを理由として挙げた。そのテクモからは、11月2日より、2タイトルがβ版として提供される予定。
また、提供時期が未定のタイトルとして、タイトーの下高氏から、「スペースインベーター」の提供も予定していることや、テクモの安田氏から「スーパースターフォース」や「つっぱり大相撲」を来年にも投入する予定であることも発表された。
料金形態は、会員登録は無料で行なえ、ゲームをプレイする際に料金の請求が発生する。1プレイには3~8程度のゴールドが必要で、ゴールドは1ゴールドあたり10円で購入可能。購入単位は30、50、100、300、500、1,000ゴールドが用意されており、100ゴールド以上まとめて購入すると、どのゲームでも必要ゴールドに関わらず1プレイできる「プレイチケット」がもらえる。また、すぐゲームオーバーになってしまうような人のために、「24時間やり放題プラン」などの料金プランも提供するという。
決済方法は、「OCN PayON」、「ウェブマネー」、「ちょコム」が利用可能。そのほか、NTTコミュニケーションズが提供している各種決済が利用可能になる予定。
【10月4日提供開始のタイトル】 | ||
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メーカー名 | タイトル | 備考 |
ハドソン | スターソルジャー | |
ハドソン | チャレンジャー | |
ハドソン | バイナリィランド | |
ハドソン | 迷宮組曲 | β版 |
ハドソン | ナッツ&ミルク | β版 |
タイトー | 影の伝説 | β版 |
タイトー | エレベーターアクション | β版 |
サン電子 | いっき | |
アイレム | 10ヤードファイト | β版 |
ミリオン | ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 | 2人用はβ版 |
【11月2日提供開始のタイトル】 | ||
テクモ | ソロモンの鍵 | β版 |
テクモ | マイティボンジャック | β版 |
(2004年9月21日)
[Reported by 滝沢修]
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