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異世界に飛ばされてしまった若者達の愛憎劇
日本一ソフトウェア、PS2「永遠のアセリア―この大地の果てで―」

発売日:未定

価格:未定

PS2版で追加される要素は、ファンも注目したいところ
 株式会社日本一ソフトウェアは、プレイステーション2用ソフトとして「永遠のアセリア―この大地の果てで―」を発売する。発売時期、価格は未定。

 株式会社ザウスが企画・開発を行い、PC版で人気を博した「永遠のアセリア-The Spirit of Eternity Sword-」が、コンシューマーに移植される。CGを50枚以上描き下ろし、新規シナリオを加筆修正することで、PC版のユーザーも満足できる内容になるという。

 本作は中世を思わせる異世界に突然飛ばされてしまった現代の若者達の物語。主人公・高嶺悠人は、両親を失い、義妹・高嶺佳織とそれでもつつましい生活を送っていた。その日々は突然の変化を迎える。倉橋時深という巫女が彼の前に現れ、突然2人は異世界「ファンタズマゴリア」に飛ばされてしまうのだ。

 高嶺悠人は「ラキオス王国」という国へ召喚されたのだ。この世界の人々は「マナ」というエネルギーを巡って国々で争っており、悠人は佳織を人質に取られ、戦士として戦うことになる。

 この世界には「永遠神剣」という武器があり、召喚された人間達“エトランジェ”と、女性しかいない種族“スピリット(神剣妖精)”のみがこの武器を扱うことができる。「ファンタズマゴリア」の人々は、彼らを使った“代理戦争”で世界の覇を競っているのだ。スピリット達は生まれながら人間に逆らうことができず、戦闘の道具として扱われる存在。悠人はスピリット達を率い、妹を救うため剣を取る。

 悠人と同じように、この世界に召喚された者達がいる。悠人と佳織を応援している碧光陰と、そのガールフレンド岬今日子。彼らは友人でありながらも、敵国マロガリン共和国のエトランジェとして悠人の前に立ちふさがる。そして、悠人を心から憎み、佳織に対して異常な執着を見せる秋月瞬。彼はその欲望をむき出しにしてサーギオス帝国のエトランジェとして帝国内で地位を固めつつ、兄妹をつけねらう。悠人はさまざまなキャラクタと出会いながら、戦いを繰り広げていく。

 ゲームは戦闘パートと内政パートで進行していく。スピリット達の特性を理解した上でパーティーを編成、敵と戦う。戦闘シーンには派手な演出が展開、戦略性と共にキャラクタ性も楽しめる。敵国を侵攻した後は内政パートでさまざまな施設を使ってキャラクタを強化できる。ゲームシステムはPC版でも評価の高かった要素とのことで、ゲーム性も期待できる。

 ゲームのストーリーはアドベンチャーパートで進む。選択を行なうことで物語はさまざまに分岐していく。新規イベントや、攻略するヒロインの追加など、多彩な要素を追加。よりキャラクタを掘り下げたドラマが楽しめるという。
 

【登場キャラクタ】
高嶺悠人。本作の主人公。妹を助けるため、異世界で戦い続ける 高嶺佳織。主人公の義理の妹。フルートが得意で、悠人への想いを隠し持っている 秋月瞬。佳織に対して異常な執着を持ち、悠人達に敵対する
アセリア・ブルースピリット。悠人に従うスピリットの1人。感情を表に出すのが苦手。自分の役割を戦いととらえ、自身の命より武器を重視している エスペリア・グリーンスピリット。ラキオス王国のスピリット達のまとめ役。優しい性格。スピリットはあくまで人間に仕えるという考えに固執している オルファリル・レッドスピリット。天真爛漫で明るいが、敵スピリットをゲーム感覚で殺すという教育を受けているため、残酷な一面も

【スクリーンショット】


(C)2004 XUSE/NIPPON ICHI SOFTWARE, INC.

□日本一ソフトウェアのホームページ
http://www.nippon1.co.jp/
□「永遠のアセリア」のホームページ
http://xuse.nippon1.jp/

(2004年9月16日)

[Reported by 勝田哲也]


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