「燃えろ!!プロ野球」を含むシリーズ6本を収録 ジャレコ、GBA「燃えろ!!ジャレココレクション」
発売日:2004年秋
価格:5,040円
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伝説を生んだファミコン時代の作品が、現代に復活! |
株式会社ジャレコはゲームボーイアドバンス用ソフトとして「燃えろ!!ジャレココレクション」を発売する。発売予定時期は2004年秋、価格は5,040円。
「燃えろ!!プロ野球」といえば、伝説の“バントホームラン”だろう。この作品には、強打者であれば、バントでホームランがうててしまうという謎の現象が起こる。作品自体は'87年という17年も前に発売されたソフトでありながら、「燃えろ!!プロ野球」はこの珍現象を中心に、数々の個人のホームページで紹介され、ディープなゲームファンの間では特に有名なソフトとなった。
ジャレコ自身がiアプリ用ソフト「燃えろ!!バントホームラン」としてタイトルに冠してしまうという、ジャレコの「漢(おとこ)」らしさに話題が集まったこともある。その伝説を生んだソフトが、ついに現代に蘇るのだ。
本作、「燃えろ!!ジャレココレクション」は、「燃えろ!!プロ野球」を初めとして、'88年発売の「燃えろ!!プロテニス」、'88年発売の「燃えろ!!プロ野球'88決定版」、「燃えろ!!ジュニアバスケット」、「燃えろ!!プロサッカー」、'90年発売の「燃えろ!!柔道うおりあ~ず」の6本のソフトを収録。いずれもファミリーコンピューター用ソフトとして発売されたものである。
昔のゲームならではの、独特の手軽さ。ちょっと粗いドットで描かれたグラフィック。ノスタルジーに浸るにはうってつけのソフトだ。また、シンプルなゲーム性と、お得感のつよいセット内容は、ファミコン世代ではないユーザーにもオススメできる。
さらに、「ゲームの歴史」的な側面からも、この作品は興味深い。現在ではシステムも充実し、データのリアルさを含め、完成度が高いスポーツゲーム。しかし、そのシステムは膨大な作品が発売され、その過程で、練られて生まれてきたものだ。
本作の6本のソフトは、そういったさまざまな会社がアプローチを行ない、研究を行なう過程で発売された作品だ。現在のゲームとはちょっと違う部分、同じ部分、ゲームとはどんな進化を遂げてきたのか? 懐かしさとともに、そういった視点でこれらの作品を眺め、「ゲーム史」に思いを馳せるのも、本作の楽しみ方だろう。
【スクリーンショット】 |
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「燃えろ!!プロ野球」
ピッチャー後方からの視点、音声合成のジャッジなど、“リアル”にこだわった作品。ホームランやリリーフ投手の登場シーンなどには、凝った演出が挿入され、ゲームを盛り上げる。
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「燃えろ!!プロテニス」
サーブの迫力が体験できる2画面構成、こちらも音声合成が魅力だ。個性豊かな16人の選手が登場する |
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「燃えろ!!プロ野球'88決定版」
アルゴリズムを強化し、より本物志向へ進化。今作ではバイオリズム機能を搭載、選手達の好不調の波も再現した
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「燃えろ!!ジュニアバスケット」
対戦は1on1か2on2形式。それぞれ得意な技を持つ8人の選手が登場し、ダンクシュートなど大技を披露する
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「燃えろ!!プロサッカー」
フィールドを斜め上から見下ろす形で再現。トーナメントやシュートモードなどモードも豊富。オリジナル版では2人の力を合わせてコンピューターに立ち向かうモードも。
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「燃えろ!!柔道うおりあ~ず」
世界各国を転戦、各地の強豪達と戦い、金メダルを目指す。多彩な技と派手な必殺技を持つ柔道家として、戦い抜くのだ! |
(C)2004 JALECO, All rights reserved. 画面は開発中のものです。
□ジャレコのホームページ
http://www.jaleco.co.jp/
(2004年9月15日)
[Reported by 勝田哲也]
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