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バンダイネットワークス、「デジタルモンスター」のネット対戦ゲーム |
料金:無料
ギルモン | グラウモン |
ゲームはクライアントをダウンロードするタイプのものではなく、Macromedia Flash Player7.0がインストールされていればWebブラウザのみで遊ぶことができる。ただし、Flash Player7.0がインストールされていても環境によっては遊べない場合があり、同社では推奨環境としてWindows Me/2000/XP、800×600ドット、ブロードバンド環境などを挙げている。なお、利用料金は無料だが、LaLaBitの会員IDが必要となる(取得は無料)。
「デジタルモンスター」は、バンダイの携帯型液晶ゲーム機「デジタルモンスター」から生まれたオリジナルコンテンツ。同作に登場するキャラクタたちが人気になり、ゲームソフト、カード、フィギュアなどのさまざまなカテゴリーに商品展開しており、'99年からはテレビアニメ化され、日本に限らず欧米やアジアなどの地域でも放送されている。
「デジモンネットバトル」は、「デジタルモンスター」のインターネットを利用した育成シミュレーション&ネットワーク対戦ゲーム。バンダイの「コンテンツプロジェクト」が推進しているデジモン新プロジェクトとしては、弊誌で以前お伝えした2005年公開予定の長編フルCGアニメーション「DIGITAL MONSTER X-evolution -13番目のロイヤルナイツ-」に続く第2弾コンテンツとなる。
プレーヤーは偶然にも、インターネットのどこかにあるというホームページ「Gate of Digital World」を訪れ、伝説の仮想現実空間“デジタルワールド”に干渉できる「デジモンブラウザ」を手に入れたという設定になっている。実際には、プレーヤーは「デジモンブラウザ」を利用して、デジタルワールドにいるデジモンを戦わせたり、他のプレーヤーから情報を集めながら、より高位のデジモンへと成長させていく。
ゲームは、最初に3種類のデジタマ(デジモンの卵)の中から1つ選択することからスタートする。デジタマから生まれたデジモンに食事を与えたり、トレーニングや戦闘などをさせながら育成、進化させていく。育て方や戦闘結果、世代、ステータスなどによって、進化ルートは変化していく。サービス開始時に登場するデジモンは全25種類だが、今後も続々と新デジモンが登場する予定となっている。
プレーヤーは「デジモンブラウザ」を通じて1匹のデジモンに指示を出したり、デジモンが得た情報を受け取ることができる。デジモンワールドの状況を知るためには、各地に存在するデジモンから情報を集めることになるが、イベントや日時によって出現するデジモンが異なるので、11エリアからなるフィールドを駆け回る必要がある。また、デジモンによっては、会話以外にトレーニングをしてくれることもある。
チャットルームは、デジモンの世界ごとに存在し、デジモンブラウザがリンクしているデジモンの世代ルームに入室できる。ここでは、プレーヤー同士の情報交換のほか、お互いのデジモンを戦わせることも可能なので、自分のデジモンの強さを知ったり、勝利すれば経験値を得て、進化させることもできる。
デジモン同士のバトルでは、マウスによって攻撃のパワーやタイミングを調整する「アクセル バトル」システムを採用しており、攻撃精度を上げるために攻撃に集中したり、スピード優先で攻撃など、自分で戦い方を選択できる。能力に差がないバトルでは、デジモンの特徴を把握して、長所を活かす戦略が要求されるだろう。
【スクリーンショット】 | ||
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デジモンのステータス表示 | フィールドではほかのデジモンに出会える | デジモン同士バトル |
デジモンに与える食事を選択 | デジモンに使用するアイテムを選択 | チャットルームは世界ごとに存在する |
チャットルームでは情報交換やバトルの申し込みなどを行なえる |
□バンダイのホームページ
http://www.bandai.co.jp/
□バンダイネットワークスのホームページ
http://www.bandai-net.com/
□インプルーブテクノロジーズのホームページ
http://www.improove.jp/
□「デジモンウェブ」のページ
http://www.digimon.channel.or.jp/
□製品情報
http://www.digimon.channel.or.jp/game/
□関連情報
【5月21日】バンダイ、「デジタルモンスター」新プロジェクト立ち上げ
長編フルCGアニメやゲームソフトなどを展開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040521/digi.htm
(2004年8月20日)
[Reported by 滝沢修]
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