価格：7,140円

ワールド1のボス・イーゼル。スマートで陽気なアメリカン

　株式会社タイトーはプレイステーション 2用ソフトとして「ラクガキ王国2 魔王城の戦い」を2004年9月22日に発売予定。価格は7,140円。

　ラクガキを自由に描いたり、敵キャラクタを取り込んだり……「ラクガキ王国2 魔王城の戦い」は、主人公ピクセルが、プレーヤーが作成したラクガキに“変身”。さまざまな状況を、ラクガキの特殊能力で突破していくアクションゲーム。

　今回は、序盤の冒険の舞台となる「ワールド1」のムービーシーンを中心に紹介。ライバルであり、ピクセルと同じように変身能力を持つタブレットとの会話シーン、さらにワールド1の最終ボス“イーゼル”の登場シーンを紹介しよう。

　イーゼルはガイコツを思わせるちょっとコワイ姿ながら、口調は陽気なアメリカンな男。ちょっぴり怪しげな英語で話しかけてくる。ピクセルとそのお供のパステルを含め、軽妙な会話が本作のウリのひとつ。声優達の熱演にも期待したい。

【ムービーシーン】
地下世界をパステルを背負って進むピクセル。その前に現れるのは、ライバル・タブレット。 タブレット「やあ、また会ったね」 しかし、ピクセルは挨拶を無視して歩こうとする。 タブレット「そういうリアクション、ボク、嫌いだな」 立ち止まるピクセル。 ピクセル「……なんか用?」 タブレット「やだなぁ。君が戻ってくるのが遅いから、心配して見に来たんじゃないか」 ピクセル「大きなお世話だっての」 タブレット「君がどう思うかなんて、ボクには関係ないさ」 ピクセル「なっ……オマエってワガママだなあ」 パステル「それはおたがい様じゃない?」 パステルのツッコミに、ピクセルは背中をにらむ。パステルは目をそらす。
タブレット、そんなふたりの前にゆっくりと立ちふさがる。 タブレット「さてと、せっかく来たんだから、ちょっと遊んでいこうかな」 ピクセル「は?」 タブレットの背後から、ワルガキ「ポヨン」がわらわらと集まってくる。タブレットはその一体を引っ張り寄せ、モンスターと融合! タブレット「ボクを倒したら君の勝ちってゲームだよ。がんばってねー」 モンスターがぴょんぴょんと入り乱れてどれがタブレットかわからなくなる。 パステル「わわわっ!」 ピクセル「ふん! 全部やっつけちゃえば関係ないさ!」
ドドドドドドと、はるか彼方から走ってくるワールド1の最終ボス“イーゼル”。 ビシッとピクセル達を指さし イーゼル「ヘイ、ヘイ、ヘーイ! ウェールカムァームッ! ボーイ、アーンド……ドーッグ?」 ムッとするパステル。 パステル「レディーよ!」 言い直すイーゼル。 イーゼル「オゥ、ソーリー、キューティーレディードッグ」 パステル「だから、犬じゃないってば!」 ピクセル「うわぁ……なんか変なやつが出て来ちゃったなぁ……」
イーゼル「それはさておき、バイザウェーイ、ユーが噂のラクガキボーイで、ミーとバトルなディスティニー! オーケイ?」 ピクセルは戦いが面倒くさい。 ピクセル「噂とかどうでもいいけど、バトルなんか面倒だから、鍵だけよこしてよ」 パステル「キミねぇ……」 イーゼル「ノン、ノン、ノォーンッ! ミーをスルーするのは聞けないリクエストね。バトルウィナー、イコール、アイテムゲーット!! なルールでアンダスターン?」 ピクセル「わけわかんないけど、結局戦うってこと?　そういうアツっくるしいの、嫌いなんだけどなぁ」 パステル、再度ツッコミ。 パステル「キミもいいかげん諦めなさいよ」

(C)TAITO CORP.2001,2004

□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/
□「ラクガキ王国2 魔王城の戦い」のページ
http://www.garakuta-studio.com/
□関連情報
【4月23日】タイトー、PS2「ラクガキ王国2 魔王城の戦い」
キャラクタ作成ツール「ラクガキノート」とは?
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040423/rak.htm
【4月9日】タイトー、PS2「ラクガキ王国2(仮称)」
今度はラクガキに“変身”?!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040409/rak.htm

(2004年8月14日)

[Reported by 勝田哲也]

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