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「サカつく'04」発売記念 |
会場:大田区産業プラザPIO
株式会社セガのサッカークラブの経営・育成シミュレーションゲームであるプレイステーション 2用「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう! '04」の発売を記念した編集部対抗「サカつく祭2004 in Summer ~夏本番編集部対抗大会~」が大田区産業プラザPIOにおいて行なわれた。
めいめいが育てた自慢のクラブデータをもちより、予選リーグ、決勝トーナメントを勝ち抜き、豪華商品をゲットしようというものだ。かねてよりセガ公式HP内のコミュニティサイトでトトカルチョも行なわれており、及ばずながら我がGAME Watchも参加させていただいた。参加チームには、ゲーム媒体はもちろん、一般誌も参加している。
■ ギリギリで予選リーグ突破!
気合を入れて臨んだ予選リーグ。結果はリーグ2位で決勝トーナメント進出! |
さて、我がGAME Watch(GW)からは「岡山トバネーロ」が出陣。しかし、このお盆進行でクソ忙しいときに育成モノを大会向けにチューニングするのはかなりタイトなこともあり(さっそく言い訳からスタートしてますが)、前夜まで行なわれたプレイの甲斐もむなしく、17年プレイが限界。しかし、3-5-2のDVというフォーメーションの中盤の構成力とポストプレイにこだわったチーム育成をこころがけた。
さて、A~Dの4ブロックで争われた予選リーグ、GWはAリーグ。「デジモノステーション」、「サ・プレイステーション」、「SOFTBANK GAMES」という強豪が集っている。まずは対「デジモノステーション」の「ファンタジスタ横浜」戦。なんとこの「ファンタジスタ横浜」、20年育成のラインナップを見るだけで思わず「強そう……」と声が出てしまう。早くもいやーなムードが漂ってきた。
ところが、試合前にメモリーカードのデータを読み込んでくれないというアクシデントが発生! 「ひょっとしてウチが不戦勝?」と一瞬悪魔がささやいたが、そんなことはあるはずもなく、PS2が交換され無事にデータロード完了。ふたを開けてみれば、前半30分前にすでに藤田、グラーフ(2得点)と攻め込まれてあっというまの3-0。すぐに福西が中央突破からシュートを決めて3-1と攻め返すも、そのままこう着状態におちいり初戦を落としてしまった。
続く「ザ・プレイステーション」の「八重山パイレーツ」戦は、前半20分前にこちらが木村、三浦がうまく攻めて2得点すると、相手もすかさず反撃、奈良に1点を返されるもさらに三浦が3点目をゲット、前半を折り返す。「こりゃいけるだろう」と考えた後半だったが、34分、セットプレイから東条に決められ、さらに45分ギリギリに友田に同点ゴールを許してしまう……。ルール上引き分けとなってしまった。これでもう後がない!
実は、育成中に使用していたゲームプランがそのまま試合データに反映されていたため、後半がお粗末なことになっていたことに気がついた「岡山トバネーロ」。最終戦となる「SOFTBANK GAMES」の「富士宮C.F.」戦の前に設定を変更すると、前半16分に相手の森崎に得点されるも、34分には木村が反撃、さらに後半18分には水上が光る! そして71分には福西のシュートが相手ゴールに突き刺さる!! とまあ大活躍で3-1で勝利。勝ち点では「ザ・プレイステーション」と並ぶものの、得失点差でからくも決勝トーナメントに駒を進めることができた。リーグ1位は当然「ファンタジスタ横浜」だ。
「ファンタジスタ横浜」の布陣 | 「岡山トバネーロ」の布陣 | 初戦はあっという間に大量失点。グ、グラーフ…… |
引き分けに持ち込まれてしまった「八重山パイレーツ」戦 | ゲームプランを無効にして臨んだ最終線。水上が光る! 見事勝利を手にした |
予選結果を見てみると、Bリーグは「月刊少年ガンガン」、「週刊ファミ通」の2誌、Cリーグでは「オリコンスタイル」、「ファミ通PS2」、そしてDリーグから「ドリマガ」と「電撃オンライン」が決勝トーナメントに勝ち上がってきた。Bリーグは引き分けが多く膠着した展開、Cリーグは8-0など爆発力のある攻撃陣が一方的に試合を展開、DリーグはAリーグ同様に引き分けを挟んだ1勝1分1敗のチームが決勝に進んできたという形。
続いてスタートした決勝トーナメントだが、まず下馬評の高かった「週刊ファミ通」の「世田谷ハマダヤマン」がAリーグトップの「ファンタジスタ横浜」に2-1で敗れるという波乱含みでスタート。「ファンタジスタ~」の実力に予選リーグをともに戦った身としては救われた思いがした。次の試合はCリーグを全勝して勝ち上がってきた「オリコンスタイル」の「エステーラ横浜」と「電撃オンライン」の「電撃スタンガンズ」。この試合は「エステーラ横浜」の攻撃力が爆発し、4-1で「電撃スタンガンズ」を下した。
さていよいよ「岡山トバネーロ」の出番である。対戦相手は編集部内予選を勝ちあがってきたという実力派、「月刊少年ガンガン」の「エルシエロ相模原」。激戦区のBブロックの覇者である。試合は「トバネーロ」の崔が前半10分あたりで先制ゴールを決めたものの、20分にグラーフ、27分には森崎に光が!! ハーフタイムで三浦を下げ、木村をあげるなどメンバーチェンジを行ない、起死回生を図る「トバネーロ」だったが、後半10分、デステファンに綺麗に決められ、さらに35分にもデステファン、そして40分過ぎには勝浦に駄目押しされ5-1で散華……。
決勝トーナメント1回戦のラストは「ドリマガ」の「富士宮CF1」と、「ファミ通PS2」の「川崎Utd」の対戦。予選リーグで「セガコミュニティ」チームを8-0で撃破するなど、オフェンス面の強さが光る「川崎Utd」が5-0で「富士宮CF1」を下した。河本鬼茂がハットトリックを決めるなど大活躍。
1回戦を終わってみると、ゲーム媒体で残ったのは「ファミ通PS2」のみ。「おいおい大丈夫かよ……」と声も上がる中、準決勝がスタート。「ファンタジスタ」と「エステーラ」の横浜対決は4-1で「ファンタジスタ」が勝利し、「エルシエロ相模原」と「川崎Utd」は1-3で「川崎Utd」が勝ち上がり、ゲーム媒体関係者を一応安堵させた。
そして決勝戦。「横浜ファンタジスタ」対「川崎Utd」。「川崎Utd」が前半から攻撃力にモノを言わせて横浜ゴールに襲いかかるも、楢崎のスーパーセーブ3連発などで会場から「おぉー!」と歓声が上がる。しかし、ついに前半35分、川崎の松並のゴールで均衡はやぶれ、後半15分過ぎにはピエリが2点目をゲット。刻々と時間が過ぎていく……ラストにパステンが1点取り返したが時はすでに遅し。「川崎Utd」が優勝の栄冠を手にした。
3位は「エステーラ横浜」が決定戦で勝利し、最多得点はやはり河本鬼茂だった……(笑)。
対「エルシエロ相模原」戦。1点を先制するも、トータル5点を奪われ、「岡山トバネーロ」は散華 | 決勝トーナメントの結果。皆様お疲れさまでした |
□セガのホームページ
http://sega.jp/
□「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう! '04」のページ
http://www.sakatsuku.com/
□関連情報
【7月2日】PS2ゲームレビュー「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう! '04」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040702/saka.htm
【6月4日】セガ、PS2「サカつく'04」TVCMを6月7日からオンエア。ベンゲル監督の意外な振る舞いに注目!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040604/saka.htm
【5月28日】セガ、PS2「サカつく'04」のプロモーションに、アーセナル監督のベンゲル氏を起用
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040528/saka.htm
【5月6日】セガ、予約特典は「サカつく'04着信ボイスストラップ」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040506/tsukuru.htm
【4月12日】セガ、PS2「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう! '04」
CM撮影現場を公開
くりぃむしちゅーの上田晋也さんがサカつくのうんちくを披露
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040412/sega.htm
【4月2日】セガ、「サカつく」シリーズ最新作を6月24日に発売
PS2「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう! '04」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040402/sega.htm
(2004年8月12日)
[Reported by 平田洋/佐伯憲司]
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