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ロジクール、よりコンパクトになった |
今年のE3での展示風景 |
価格:4,580円
株式会社ロジクールは、5月に発表したプレイステーション/プレイステーション 2用ワイヤレスコントローラ「コードレス・コンパクト・コントローラ」を8月26日に発売すると発表した。価格は4,580円。
ロジクールはこれまでワイヤレスコントローラ「Cordless Controller (LPGC-30000)」を発売していたが、かなり大きく、グリップ部分が広がりを持つデザインだったことから、持つと腕が広がりがちだった。またコードレスコントローラの宿命とも言える、電池を収納しなければならないことから、有線のコントローラに比べ重たくなりがちで、長時間のプレイでは肩が凝るといったハンデもあった。
今回、発売が決定した「コードレス・コンパクト・コントローラ」は従来製品に比べ大幅に小さくなり、デザイン的にコンパクトにまとめられたことで、プレイステーション 2用コントローラ「DUALSHOCK 2」と比べても遜色ない大きさにまで落ち着いた。またグリップの部分が「Cordless Controller」ほど広がっていないことから、持ったとき腕が広がらず、楽な感じで持つことができ、よりコンパクトに感じるところが特徴。
デザインの決定については、日本でも事前に街頭アンケートを採るなどして、ユーザーの意見も反映されているという。さらにこれまで単三電池が4本必要だったが、「コードレス・コンパクト・コントローラ」では2本でよくなり、本体重量も260g (電池込み) と、かなり押さえられている。
採用されている無線技術は、従来製品同様の2.4GHz周波数自動切換方式を採用したアドバンスドデジタル無線テクノロジー。ただし、全く同じものではなく、各種バージョンアップが図られているという。この技術は他の電波干渉を受けにくい技術ということで、PHSや電子レンジなどの電波の干渉を受けにくいとしている。
さらに1度のコマンドに対して、16msの間に4回(4ms×4)通信を行なっていることから、論理上遅延などは起こらないとしている。ちなみにPS2用「天誅 紅」を簡単にプレイしてみたが、特に問題は感じられないレスポンスだった。
「コードレス・コンパクト・コントローラ」は「Cordless Controller」と併用は可能。もちろんこれは1Pを「コードレス・コンパクト・コントローラ」が使用し、2Pを「Cordless Controller」が使用するといった意味合いで、コントローラ本体と受信機の互換性はない。つまり「コードレス・コンパクト・コントローラ」のコントローラを「Cordless Controller」の受信機で使用することはできない。
無線通信範囲は9m、バイブレーションモードで50時間、非バイブレーションモードでは100時間の使用が可能。最大8台まで接続プレイ可能。海外においてはブラックバージョンしか販売されていないが、日本ではシルバー、ホワイトの2色のカラーリングが追加されている。
ブラック (LPGC-600000) | シルバー (LPGC-600001) | ホワイト (LPGC-600002) |
□ロジクールのホームページ
http://www.logicool.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.logicool.co.jp/press/press_151.html
□関連情報
【5月10日】ロジクール、軽量・コンパクトな無線PS/PS2コントローラ
「コードレス・コンパクト・コントローラ」を今夏発売
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040510/logi.htm
(2004年7月26日)
[Reported by 船津稔]
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