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サクラ大戦ミニミニライブショウ6~岡本麻弥「織姫」を歌う~ |
開場:太正浪漫堂 Sakura Cafe
本日のお料理はイタリアのお菓子「グリッシーニの生ハムとカマンベールチーズ添え」 |
岡本さんは、「ゴンドラの唄」を開幕前に流し、大正時代を思わせる少しレトロっぽい衣装で登場。まずは「私の夏」から始まり、若干のMCを挟みながらも「アラビアのバラ」、「時代の列車」まで一気にしっとりと歌いきった。
MCで岡本さんは「織姫は歌は少ないけど、粒ぞろいで素晴らしい曲が多く、私も思い入れがあります」と話し、「選曲するにあたってソロが少ないので、2人で歌う曲から選ぼうかなと思いました。せっかく夏なので去年アイリスちゃんと歌った『夏の街角』とか歌いたかったし、カンナさんと歌った『小金持ちは金持ちだ』とか思い浮かべたけど、聴いても嬉しくないでしょ? なので、いつもレニと一緒に歌っている曲を聴いてください」と「心の置き場所」に続けた。
岡本さんは「『サクラ大戦』と言うのは私にとって心の置き場所です。普段、ロサンゼルスに住んでいるけど、日本に帰ってくるとスタッフの皆さん、花組を含めキャストのみんな、そして舞台の上ではお客さんに見守られて、家族だなぁと思います」とコメント。
さらに、「ニューヨークに住んでいるとき、田中公平先生から1本のカセットが届きました。それにはまだ録ったばっかりの『センタースポット』が入っていたんです。『 (手紙には) この曲はすみれさんの歌です。でも、あなたが思い浮かんだので、イイ曲なので聴いてください』と送って下さったんです。それはきっと、『センタースポット』がどうこうということではなくて、“あなたの帰る場所が舞台の上にあるよ”と暖かいメッセージだったんじゃないのかなと思っています。すみれさんファンにとっては思い入れの深い曲だと思うんですけど、広井さんが言うように良い歌は歌い継いでいきたいと思うので、今日は織姫バージョンの『センタースポット』を聴いてください……」と意外な1曲を披露した。
「センタースポット」の間奏では「同じサクラの舞台にまた立てることを心から願っています」と語り、熱いものがこみ上げてくる一幕も。ここまでは比較的しっとりした曲が続いたことから岡本さんは「この曲で盛り上がって欲しい」として用意したのが「サボテンまんぼ」。メインステージで、自らがフルバージョンを歌うだけでなく、サブステージで来場者にも歌ってもらうという構成。来場者にも歌って欲しいことから、事前に手書きの歌詞カードを印刷して配り、織姫らしいマシンガンな歌いっぷりで、いやが上にも盛り上がった。
ここで、大正琴による岡本さん自身の生演奏で「ゴンドラの唄」が披露された。終わると同時にメインステージに現われたのは、なんと大神一郎役の陶山章央さん。軍服姿も勇ましく、客席からは歓声が上がった。そのまま「君よ花よ」を2人で熱唱。歌い終わるやいなや2人とも「結婚式みたいだよね~照れちゃうね!!」を連発。ここで2人で若干のトークを挟みながら、「30秒ショッピング」で、発売されたばかりの“Sakura Cafe ミニミニライブショウTシャツ”と織姫誕生日記念商品の“ピアノパスケース”を紹介。息のあった紹介に開場は笑いに包まれた。
さらに「星組バージョン」とされる「ゲキテイ」を披露。岡本さんの「お国自慢ゲキテイ」というか、一部イタリア語を挟んだバージョンで会場は更なる盛り上がりとなった。そして“この曲が原点”と岡本さんが言う「もしも…」でショウの幕は閉じた。
実に10曲 (『サボテンまんぼ』は2回歌われているので実質11曲) という歌中心のステージは、聴き応えのあるステージとなった。
□セガのホームページ
http://sega.jp/
□セガ アミューズメントのホームページ
http://www.sega-am.jp/
□「サクラ大戦.com」のページ
http://www.sakura-taisen.com/
□ミニミニライブショウのページ
http://www.sakura-taisen.com/cafe_minilive.html
□関連情報
【7月17日】太正浪漫堂&サクラカフェ、リニューアル一周年記念「サクラ祭り」
横山智佐さんら出演のオープニング、広井王子氏のトークイベントなど開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040717/sakura.htm
(2004年7月21日)
[Reported by 船津稔 / 写真提供:セガ]
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