セガ、欧米におけるスポーツゲームブランド「ESPN Videogames」 Take-Two Interactiveと契約。Take-Twoの共同発売、独占販売へ
6月8日 発表
株式会社セガと米Take-Two Interactiveは、セガの欧米でのスポーツゲームブランド「ESPN Videogames」の全世界における共同発売、独占販売について契約を締結した。
「ESPN Videogames」ブランドは、「ESPN NFL Football」 、「ESPN NHL Hockey」 、「ESPN NBA Basketball」 、「ESPN College Hoops」 、「ESPN Major League Baseball」など、米国を中心に人気のあるスポーツで構成されている。今回の契約により、セガの開発子会社である「Visual Concepts Entertainmentが開発、マーケティングを行ない発売元がセガ、及びTake-Two Interactiveの子会社Global Star Softwareが担当することになる。
契約は複数年契約で、Take-Twoが「セガのスポーツゲーム事業及びそれに付随する全ての知的財産において協力を行なう」という条項を含んでいるという事から、かなり踏み込んだ契約内容となっていることが予想される。
リリースにおいてセガの小口久雄代表取締役社長は、「拡大傾向にあるスポーツゲーム市場を活性化させるような刺激的で強力なパートナーシップを実現します。今回の取組み後も、セガは成長する海外市場に向けて楽しさを提供し、シェア獲得を目指して参ります」としている。
米国では、スポーツゲームの果たす役割は大きく、スポーツジャンルが占める割合は、ゲーム全体の市場においてかなり大きい。今回の提携は欧米での販売力強化を図ったものとみられる。
□セガのホームページ
http://sega.jp/
□ニュースリリース
http://sega.jp/release/nr040608_1.html
(2004年6月9日)
[Reported by 船津稔]
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