価格：7,140円 (税込)

　株式会社バンダイは、プレイステーション 2用ボートレースゲーム「モンキーターンV」を7月1日に発売する。価格は7,140円 (税込) 。

　「モンキーターンV」は、週刊少年サンデーで連載されている漫画「モンキーターン」を題材にしたゲーム。1月からはアニメも放映され、7月にはゲームソフトのタイトルと同名の「モンキーターンV」として新シリーズが開始される。

　ゲームのレースシーンは、アニメと同様の3DCGで描かれる。「マクリ」や「差し」、「ダンプ」といったレーステクニックや、「モンキーターン」、さらには主人公の波多野憲二のオリジナルテクニック「Vモンキー」も再現されている。

　原作の雰囲気を再現するだけでなく、実際の競艇をリアルに再現するための作りこみもなされている。レースが行なわれる競艇場は全国24箇所の実在するコースで、景色だけでなく、水の流れの速さなども再現されている。またボートの音や波の音なども実録したものを使用。さらには選手の動きにモーションキャプチャが取り入れられており、これに主人公の波多野のモデルとなった現役競艇選手、濱野谷憲吾選手が協力している。

　メインのゲームモードとなる「ストーリーモード」では、やまと競艇学校での訓練から始まり、競艇選手となってさまざまなレースを勝ち抜いていく。原作に登場するキャラクタに加え、3人のゲームオリジナルキャラクタも登場し、原作では見られなかったストーリーを楽しめる。また他の選手から勝負を挑まれることもあり、これに勝つことで相手のペラ(モーターに取り付けられるプロペラのこと)を獲得できるというゲームらしい要素も加えられている。

　ペラは自分で加工ができ、好みの能力を持ったペラを作れる。ペラの加工は回転するスロットで成否が決まり、成功すると能力が上昇。失敗すると壊れて使用できなくなる。ペラやトンカチ、点火プラグなどのパーツは、レースで得たポイントと交換で入手できるようになっている。

　このほか、「ストーリーモード」でクリアした選手を使用して1対1のレースが楽しめる「勝ち抜きモード」や、上下画面分割による対戦が可能な「VSモード」も用意されている。

【スクリーンショット】
レース中にも、登場するキャラクタ同士の掛け合いなど、漫画らしさを感じさせる演出が入る。原作ファンならば見ているだけでも楽しめるはず

(C)河合克敏・小学館/モンキーターンプロジェクト・テレビ東京
(C)BANDAI 2004

□バンダイのホームページ
http://www.bandaigames.channel.or.jp/

(2004年6月7日)

[Reported by 石田賀津男]

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