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タイトー、Windows XP Embeddedベースの
業務用ゲーム基板「Type X」を開発

6月3日 発表

右のビデオテープはサイズ比較用
 株式会社タイトーは、東芝パソコンシステム株式会社と共同で、マイクロソフトのWindows XP Embbededをベースにした業務用ゲーム基盤「Type X」を開発したと発表した。

 「Type X」は、PCベースのハードウェアに、Windows OSを採用することで、製造コストの低減、およびゲームソフトの開発を容易にすることが狙い。具体的には、Direct Xを使用したアーケードゲームを開発できる。またPCベースとしたことでハードウェアの拡張性にも優れ、さまざまなジャンルのゲームソフトに幅広く対応可能としている。

 ソフトはHDDで供給され、コピー防止のためにUSBのドングルによるセキュリティシステムも搭載される。その他のハードウェアスペックは、CPUにCeleron 2.5GHz、チップセットはIntel 865G、ビデオカードはATI RADEON 9200SEなどとなっている。

 同社では、「Type X」によるアーケード用タイトルを10月に導入予定で、今期中に5~7タイトルを投入する予定。現在のところ、予定タイトルは発表されていない。販売目標は今期で約2万台としており、他のゲームメーカーにも採用を呼びかけていく方針。さらに来期には海外展開も行ないたいとしている。

□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.taito.co.jp/news/details/040528.html

(2004年6月3日)

[Reported by 石田賀津男]

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