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オーバーランド、武侠RPG「神鵰侠侶」を7月16日に発売
武侠小説をモチーフにしたシングルプレイRPG

7月16日発売予定

価格:5,999円

 株式会社オーバーランドは、中国InterServが2001年に発売したシングルプレイRPG「神鵰侠侶(しんちょうきょうりょ)」を日本語化し、7月16日に発売する。対応OSはWindows 98/Me/2000/XPで、価格は5,999円。

イメージイラストは、台湾のイラストレーター平凡氏が担当
 「神鵰侠侶」は、中国における国民的作家金庸氏が著した同名のベストセラー小説を原作とした武侠RPG。違法コピーが蔓延する中国市場において48万本のセールスを記録するなど、パッケージ製品としては大ヒットを記録したタイトルだ。

 グラフィックスは、キャラクタは3Dで描き、背景はプリレンダーの高精細ビジュアルを採用。中国では2001年に発売され、ゲームデザインは当時、日本で発売されたコンソール向けRPGから強く影響を受けた形跡が伺われる。

 ゲームの舞台は南宋時代の中国で、治世は乱れ、北方よりモンゴル軍が迫りつつあるといった激動の時期を描く。主人公の楊過(ようか)は、そうした状況下で物乞いや盗みを働くなど落ちぶれた生活を送っていたが、ヒロイン小龍女(しょうりゅうじょ)や武芸の師匠と出会い、武侠の道を取り戻していくことになる。

 同作の魅力は、なんといっても本家本元の武侠小説を原作とした濃厚なストーリーが堪能できるという部分と、原作ではイメージしづらかった数々の技をアニメーション化している部分にある。武侠RPGそのものが限られるなか、ローカライズタイトルとしては価格も控えめ。武侠ファン垂涎の1本といえそうだ。

南宋時代の町並みを再現した質感の高いグラフィックス

(C) 2004 Overland Co.,Ltd. / InterServ International Inc.

□オーバーランドのホームページ
http://www.overland.co.jp
□「神鵰侠侶」のホームページ
http://www.overland.co.jp/bhg/sintyou.html

(2004年6月3日)

[Reported by 中村聖司]


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